#11 コーラでいいのかもしれないその後
ワクチンきっかけで断酒してもうすぐ1ヶ月。
もう飲みたいという気持ちはほとんどありません。
むしろ「あのしんどい飲み物を体に入れたくないな…」という拒否感すらあります。
ひょんなことから、ひとまず断酒に成功した感じです。
なぜ成功したかと言えばこれはもうコーラのおかげで、コーラが見事に酒の代わりになってくれたからです。
これは前にも書いたのですが(#7 コーラでいいのかもしれない)なんとその後3週間経ってもコーラは飽きずに美味しいままでした。
いや、むしろもっと美味しく感じています。今これを書きながらも飲んでますが、マジでペプシのゼロ最高です。
炭酸水と半々で割るのが甘さ控えめになって飲みやすくてお気に入り。
支配されたくない
とはいえ別に「絶対に酒は飲まない!」と決めてしまうわけではなく、飲みたかったら飲みますが、「別に飲む必要がないから飲まない」という感じで基本飲まずにいようと思います。
自分で選択できることが大事なんです。
「飲まない!」と決めちゃうと、飲みたくなった時に「飲んじゃいけない」に頭が支配される感じがあって、それでかえって酒のことを意識してしまうんですよね。経験上。
「別に飲んでもいいけど、飲まないことを選択する」というやり方のほうが、僕に合ってる気がします。
何かに支配されるのが本当に嫌いなんですよね。
自分の意思を抑えつけられるのが本当に嫌。
どんなことでも自分で選択したいんです。
ルールを守るとしても自分で考えて納得した上で守ることを選びたいし。
絶対悪とせず、うまく使うこと
酒を飲まないと体がとにかく楽で、アルコールはやっぱり毒なんだなあと実感します。
そして依存症のリスク。
確かにアルコール依存症は恐ろしいです。
依存症を「食虫植物」に例える人がいます。
アルコールを飲む人は、甘い蜜を出す食虫植物の花びらの中にいる虫であると。
酒を飲むほどに花の中心に近づき、やがて後戻りできなくなる(依存症になる)。
週末しか飲まないとか、飲む量が少ないとかは関係なく、一口でも飲めば食虫植物の花の上にいる虫と同じで、アルコール依存症と同一線上にいるのだと。
そういう話によって強烈に「怖い!やめなきゃ!」と思ってやめるのが有効な場合もあると思います。
ただ、強烈なだけに強く刻まれて、さっき言ったようにかえって頭から離れなくなってしまう気もして。
それよりは、酒のいいところ悪いところ全部理解した上で、役に立つ道具として「うまく使う」ことを意識するのが大事な気がしますね。
デメリットがあることは常に意識しつつ、メリットを得るために必要であれば飲む。
酒を飲み始める若い時期からそれを意識して、コントロールできる飲み方を覚えていったほうがいいと思います。
できればアルコールに出会う前、子供のうちから義務教育で酒との付き合い方をしっかり教えるべきだと思いますね。
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僕は酒は百害あって一利なしとは思いません。
人類はずっと酒とともに歩んできたわけですからね。
コミュニケーションの潤滑剤として有用だし、創作・芸術活動と相性が良いとも思います。
感情がブーストして、何かを表現したい欲求が爆発するんですよね。
そして鎮痛剤の役割。アルコールで脳を麻痺させて、嫌なことを忘れるという用法です。
「飲まないとやってられない」と憂さ晴らしで飲む気持ちはとても良く分かります。
人それぞれだし、人生の場面場面で酒が必要になることもあると思います。
僕も酒で救われたことは数限りなくあります。
もちろん失敗も多いですが。
追記: 酒の一番の効用は「幸せな時間を過ごせる」ということだと思います。
コミュニケーションなど「何かの役に立つ」ということを抜きにして、本人が楽しく幸せな時間を過ごすということはかけがえのない価値だと思います。
またまとまりのない文章になってしまいました。
毎日書かないと書きたい気持ちが膨らんでつい長くなってしまいます。
毎日更新目指します。
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