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#HPVワクチン
東京地裁HPVワクチン集団訴訟、本人尋問の中身(鈴木エイト氏X投稿まとめ)
いまでも子宮頸がん(HPV)ワクチン問題を取材し続けている数少ないジャーナリスト、鈴木エイトさんが2024年8月7日に行われたHPVワクチン集団訴訟の証人尋問メモをXに投稿した。
国と一緒に訴えられたワクチン製造元は被害者だという女性たちのカルテ開示を周到に行い、症状がワクチン接種前からあったことや、いわゆる「いい子」に多い身体表現性障害(機能性身体症状)の診断を受けていたこと、ワクチンを接種し
子宮頸がん(HPV)ワクチン、キャッチアップ接種終了まであと1年
子宮頸がん(HPV)ワクチンを無料で接種する権利があったのに接種しなかった女性が、定期接種年齢を過ぎても無料で接種できる「キャッチアップ接種」の特別措置は2025年3月に終了します。
対象は1997年4月2日~2007年4月1日生まれの女性です。
つまり、あと1年ちょっとで無料接種の権利は消滅してしまいますが、対象者の多くがまだ接種を受けておらず、キャッチアップ接種率はほとんどの自治体で10%
独メディア掲載インタビュー「シリンジをめぐる戦い:日本のHPVワクチン問題」
10月31日、さまざまな分野で行動・活躍する女性について女性記者が報告する独メディア”Die Korrespondentin(ドイツ語で「女性記者」の意)”に掲載された、わたしのインタビュー記事(京都在住、エヴァ・キャスパー筆)を翻訳したのでご覧ください。
「シリンジをめぐる戦いー日本のHPVワクチン問題」HPVワクチン接種は子宮頸がんを予防し、世界中で多くの女性の命を救っている。2013年、日
今どきの女子大学生の子宮頸がんワクチン接種率
神戸の甲南女子大学で講義を行いました。
対象は学部の2年から4年生で、全員が1997年4月2日生まれから2007年4月1日生まれの「子宮頸がん(HPV)ワクチンのキャッチアップ接種」の対象者です。
講義は、未成年の医療の自己決定(保護者の同意がなくても自分が受ける医療行為について決断できる権利)についてで、その文脈で、HPVワクチン接種の話もしました。
日本ではワクチン接種の自己決定年齢は、
独語インタビュー「HPVワクチン、偽情報との戦い」
日本の専門家たちもかねてから子宮頸がん(HPV)ワクチンの接種を推奨しています。しかし、反ワクチン団体による誤情報が拡散した結果、日本のHPVワクチンの接種率は70%から1%に低下しました。目下の課題は、このワクチンに対する信頼を取り戻すことです。アグネス・タンドラーによるレポート。
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日本人医師、村中璃子氏はHPVワクチンの偽情報やその影響と8年以上もの間、戦ってきました。しかし、いま彼女
政策の問題はほぼ解決!子宮頸がんワクチン問題について国際女性デーに思ったこと
3月8日は「国際女性デー」で、今週は子宮頸がん(HPV)ワクチン関連の話をする機会が続きました。
おはよう寺ちゃん残業中1つ目は普段はドイツからリモートで出演している「おはよう寺ちゃん」の番外編(おはよう寺ちゃん残業中)として、一時帰国中でスタジオにお邪魔したついでに撮ったこちらの動画です。
どこのメディアにも書いてない、子宮頸がんワクチンに関する最新の情報をまじめに話しているので、興味のある
来年から9価HPVワクチンが定期接種に
早ければ来年の4月にも、9価の子宮頸がんワクチンが定期接種として無料接種できることになりました。これで日本の女性もやっと世界標準のがん予防を手に入れたことになります。
これまでは日本の女性だけが4価ワクチンという予防効果の限られたワクチンを定期接種していました。このワクチンを使うと理論上、日本で起きている子宮頸がんの9割以上を予防することができます。
各社の速報は以下のとおりです。
NHKは
看護学生の100人中5人しか子宮頸がんワクチンを打っていなかった日
東京のある大学の看護学科の学生さんの健康診断に行った。新入りの1年生から間もなく看護師になる4年生までほぼ全員が子宮頸がんワクチンの接種勧奨がとまっていた年代の学生さんたちだ。
別に頼まれたわけでもないけれど、ついでなので女子学生全員に子宮頸がんワクチンを打っているかどうか確認してみることにした。
コロナワクチンの接種率はほぼ100%だったのにとはいえ、診察が終わっていきなり「子宮頸がんワクチ
市民講演会「子宮頸がんを防ぐ」
今週末、長崎県長崎市で開催される無料市民講演会のお知らせです。
この春、子宮頸がんワクチンの勧奨が再開しました。
市民の皆さま、ぜひこれを機に、子宮頸がんワクチンについて知識と情報を整理してみませんか?
医療・行政・学校関係者の皆さま、ワクチンの大切さの理解されるいま、情報をアップデートし、「がん団塊」を減らす活動にご協力いただけませんか?
申し込みは以下のリンクからお願いします。
市民
2022年「国際女性デー」に寄せて、子宮頸がんワクチンのこと
「守れる命を守る会」は4年前の今日、国際女性デーに記者会見を開きいて「子宮頸がん予防HPVワクチン接種の積極的勧奨再開に関する声明」と「子宮頸がんから日本人女性の命と健康を守るための 科学的な言論活動を支援する声明」の2つの声明を発表しました。
関係者の努力が実り、来月から8年10か月ぶりに子宮頸がんワクチンの勧奨が再開します。接種の機会を逃した女性に対するキャッチアップ接種(定期接種年齢の小6
HPVワクチンが「子宮頸がんを87%防いだ」という新データと新型コロナワクチンの関係
医学誌「ランセット」の最新号にイギリスの子宮頸がんワクチン定期接種プログラムに関する新しいデータが発表されました。
2006年1月から2019年6月の13年6ヶ月間、0歳から64歳のイングランド在住の女性「1370万人年」の巨大データを分析したもので、12から13歳(中1)に接種した人では87%、14から16歳(中2~中3)で62%、16から18歳(高1~高3)で34%の子宮頸がん予防効果があ
子宮頸がんワクチンの積極的接種勧奨停止から今日で7年
2013年に子宮頸がんワクチンの積極的接種勧奨が停止してから(定期接種ワクチンの通知をやめること)今日で7年が経ちました。
この問題について取り上げている新聞はないようです。
日本では、子宮頸がんワクチンはけいれんや慢性の痛みなどを引き起こす危ないワクチンであるとの誤解が広がりその声を受けた政府は積極的接種勧奨を停止。軒並み8割はあった接種率は1%に落ちたまま現在に至ります。
痙攣や痛みなど
先陣を切ったのは岡山県。東京都を含む九都県市首脳会議に続き、長崎県も子宮頸がんワクチンに関する要望書提出
2019年11月25日、九都県市(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)が、定期接種であるにもかかわらず接種率が著しく低迷している子宮頸がんワクチンについて、以下を求める要望書を提出した。
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