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Global Business Symposium Turkey ‘24 参加記録

さて、この記事ではなぜ突然トルコに1人で行ったのかについて書きたいと思います。
Global Business Symposium(GBS)というYouth leader向けのビジネス会議が、数ヶ月に一回世界各地で開催されているのですが、今回はそれがイスタンブールでした。

日本人の友達が前回のスペイン開催に参加していたことをきっかけに、このシンポジウムを知り、トルコに前々から行きたかったのでさっそく応募しました。

これに参加するため、と言っていますが、正直なところ友達に会ってイスタンブールに滞在することがメインの目的にだったと感じています😅

GBSは各回15人にFully-funded Seat(往復のフライト代、現地での宿泊・食費を全てカバーする奨学金)を用意していて、なんとそこに日本代表として選んでいただいたので、参加することにしました。(応募時に一律で10ユーロ取られますが、それ以外は空港からの移動や前泊でかかった分・お土産代も含め登録料と合わせて10,000円くらいの自己負担でした)
学校を1週間休んでいるので、課題が怖いですが…💦

開催時に16歳以上が応募可能で、9月に16歳になったので、35カ国から50人以上が参加していましたが、私は最年少でした、!

次はアメリカのハーバード大学で開催するそうなので、興味がある方はぜひ!

Day 1

4日間あるのですが、実際にシンポジウムがあったのは中日2日だけでした。
Ceylinと一日遊んでギリギリにホテルに到着した初日は、クルーズディナーへ。アンオフィシャルな挨拶があって、あとは自由に近くの人とおしゃべりしながら、トルコの伝統的なコースディナーを楽しみました。デッキに上がると祝日を祝う花火や夜景が眺められ、とてもいい雰囲気でした。トルコの踊りをダンサーたちが披露してくれ、これもユニークな体験でした。



私のテーブルには、ルームメイトで日本語ペラペラなモンゴル🇲🇳人のAnnar、 ウズベキスタン🇺🇿アゼルバイジャン🇦🇿イギリス🇬🇧パレスチナ🇵🇸キルギス🇰🇬モルドバ🇲🇩アルバニア🇦🇱からの参加者がいました。

それ以外に私が特に親しかったのは、ベトナム🇻🇳出身でスペインの大学に通っているEllaで、その後よくご飯を一緒に食べていました。

Day 2

宿泊先であり、開催地でもあるホテルは立地以外は文句なしで、朝食ではたくさんのチーズとミルク(アーモンド・ココナッツ・オーツが全て揃っているのは初めて!)、そしてなりよりはちみつが六角形の巣のまま置いてあり、好きなだけハニーコーンをカットして食べることができ、トルコの美味しいを満喫していました。🍯
毎日朝食で1日分食べたくらいお腹いっぱいでした。



シンポジウムは伝統音楽のパフォーマンスから始まり、さまざまなエキスパートからのセッションが中心で、1時間ごとにコーヒー/ランチブレークがありました。そこでもフルーツやパンがたくさん提供されるので、みんな常にお腹いっぱいになっていました😅

今回私が得た1番の学びは、本当に色々な国、特にあまり関わったことのない中央アジアや中東、北アフリカの人たちと話せたことです。
たくさんの価値観に触れることができ、また面白いアイデアに出会うことができました。

夜のイスタンブールへ!

2日目の夜は、デンマークのサイエンスキャンプで会った別のトルコ人のCerenに会う予定で、彼女とその友達のAishaと遊びました。2人はIBという国際的なカリキュラムで学んでいて、最終学年なので今日で試験が終わったと晴れ晴れとした表情でした。


ストリートフードの焼き栗とトルコの小さいドーナツを食べて、橋を渡ってTaksimの方に行き、まずはプリクラのような機会でハロウィンっぽい写真を撮りました。この機械があるところが中心と離れていて、それからも街中を歩き回ったので、ホテルを出る時は800しかなかった歩数が、帰った頃には16,000と20倍になっていました😳

それから、私の食べたかったトルコの家庭料理のお店を探しました。餃子にヨーグルトがかかったようなMantiとご飯を葡萄の葉っぱで包みオリーブオイル漬けにしたDormaです。途中で、貝殻の中に貝とご飯が入ってレモンをかけたものも食べることができました。



大学受験の話と、主にGossipでものすごく盛り上がり、Cerenとは東京かニューヨークで再会しようと約束しました😅

Day 3

3日目は浴衣で参加しました。本来は時期が違うのですが、海外に持っていくには運びやすい上、着るのも大変でないからです。日本人が私だけだったこともあり、たくさんの人に”I like your dress!!”と声をかけてもらい、とても嬉しかったです。多くの人が”Kimono”というワードを知っていて、日本文化の存在感を体験することができました。



ただなぜが、サブサハラのアフリカの人たちだけが”You are wearing Japanese traditional cloths, right? Are you Chinese? “と聞いてくるので、服は日本と認識されているのにも関わらず、中国人に友好的な印象で不思議な現象でした。中国はアフリカ諸国に多額の投資をしていて、多くの華僑がいるからなのかなと思います。

ちなみに道端で声をかけてくるトルコ人からは毎回“Nihonjin? Konnichiwa!”と声をかけられたので、彼らはよく見分けがつくのか、単に日本人が圧倒的に多いのかもしれません。



午後は、グループワークが中心で、テーブルに与えられたある地域の状況をもとにビジネスアイデアを考え、全体で発表するというものでした。
テーブルにはコソボ🇽🇰、ホンジュラス🇭🇳、アルバニア🇦🇱、ソマリア🇸🇴のメンバーがいて、自国の課題を解決しようとする社会起業系の人が多く、とてもハイレベルなディスカッションができました。観光に関するテーマだったので、日本人としては状況を想像しやすく、色々な具体例をあげて貢献できたかなと思います。


最後に、修了の証明証を一人一人受け取りました。
明日はロングフライトが待っているので、近くの公園にルームメイトと散歩に行ってから部屋で映画を見たりとゆっくりしていました。

帰り道

最後の最後、空港でハプニングがありました!
セキュリティチェックで、友達からもらったへーゼルナッツペーストが180gだったため(100ml以下にしなければならない)ストップをかけられてしまったのです😢

ヘーゼルナッツが大好きな私は、一口でも味わいたかったので、お願いしてその場で食べる許可をもらいました😅
GBSのフィリピンからの参加者で、同じ飛行機に乗る予定だった人と一緒にいたのですが、彼女がクラッカーを持っていたので、2人でペーストをいそいそと食べていました笑

とても美味しく、これはやはり水分ではなくペーストだよねともう一度交渉しに行ったところ、担当者が別の人に確認をとりに行き、OKが出ました…!担当者が極端に厳しかったのか、100ml以下だと判断されたのかわかりませんが…

とにかく無事に持ち帰れてよかったです☺️
ただ海外はこういうことが多いので、荷物を預ける場合は、微妙なものは全てそちらに入れることを徹底したいと思います。

ここまで、帰りの飛行機で、時差ボケ対策に日本での就寝時間になるくらいまでの時間調整で書きましたが、振り返るととても濃密な時間で、イスタンブールを全力で楽しむことができました!

いつか、Ceylinの故郷のIzmirや他の友達が住んでるアンカラやメリスィン、そしてカッパドキアなどトルコの別の地域も訪れてみたいです!

帰国後の土日は、そのまま試験に直行なので、このあとはその勉強を頑張ります…💦

読んでくれてありがとうございました!

追記:
中国のトランジットの時のセキュリティチェックで、またもやヘーゼルナッツペーストが、それからトルコでは引っ掛からなかった200mlのオイル(なんででしょう?)が摘発されてしまいました…
一度引き上げて、別の担当者のところで通ると、なんの問題もなく通過できました…
人によって基準が違うのは、海外あるあるだな〜と思います🤣

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