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2回目の室内は真夜中。
次のお誘いがない。
また、早く会いたいねって、誰もが言う言葉だけ。
物足りなくて、寂しい。
ほんとに楽しい時間だった?
リコとの時間、ほんとはどうだった?
お誘いないからわからない。
家を脱出して、外でお仕事。
車に乗ったら、月が見えて。
一緒に見たくなった。
でね、一緒に見たいって、セラピストに話しかけたの。
お返事がない。きっと、ご対応中。
お店閉店のお時間。もう、帰ろうとした時、
会えるの?ってお返事があった。
でね、すぐにご予約したの。
ノーセットの髪、ノーメイク。
準備はゼロ。お泊まりの時のリコ。
でも、会いたいが優先された、
問題ある。ノーメイクは伝えたけどね。
こんなご予約初めて。
合流してからお店に連絡。
合流してからコースを決める。
急に会うことになったから、すごく嬉しかった。
待ち合わせ場所、運転しながら、決めてた。
初めて会ったのは、2日前。
でも、その時とは2人とも違う顔。
初めてリコの運転する車に乗せた夜。
初めて日付かわってから会った夜。
嬉しい顔をしてくれて、嬉しいを言ってくれる。リコは笑顔溢れるでしょ。
リコはお誘いないから不安になる。ほんとにリコに会いたい?わからないって。
セラピストは、お誘いしたことないって。
それに、お誘いはお仕事って感じるかな?って。
そんなことを言ってくるリコは初めてだって。
それなら、この時間空いてるよ!を、これからは言うよって。
包まれるようなハグをして、髪の毛に触れられる。こんなにリコの髪を触ったセラピストはいない。心地よくて、幸せな時間が過ぎていく。
また、恥ずかしい時間の始まり。隠しても全部見られてる。
気持ち良いキスをたくさんして、セラピストの手が、指がリコの身体に触れて、我慢しても声が漏れる。
身体がすごく反応してた。
意地悪だから、すごいって言うの。それでエッチな音を聞かせてくる。
身体の反応から、セラピストを求めていること、声が漏れることから、感じていることを隠せない。
セラピストがわざとするの。興奮してる息遣いを聞かせてくる。
セラピストがわざとするの。身体を重ねて、リコを興奮されて、もうダメを言わせるの。
日常を忘れさせて、非現実の世界へ連れていく。
でね、恥ずかしいこともっともっとしようねって。
まだ、たくさんあるよって。
今夜も恥ずかしいことばかりだったのに。
すごく素敵な時間になった。
でもね、すごくずるい。
心だけじゃなくて、身体があなたを求めるように触れたでしょ。
次の約束はしてない。
セラピストからお誘いあるまで、待ってる。
会いたくてもリコからはお誘いしないの。