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「観念(心)のバリア」の解消を目指す学生チームが、メーザー・ラーニング・コモンズで、配置自由の学習空間を検証しました!
立教大学ボランティアセンターでは、学生が身近に感じる社会的なバリア(障壁)や課題に着目し、その解消を目指す「バリアフリープロジェクト」に今年度から取り組んでいます。
「観念(心)のバリアチーム」は、既存の学習空間から生じる物理的・精神的バリアに注目し、12/12(月)~16(金)の期間、池袋キャンパスのメーザーライブラリーで、学習環境に関するバリアを解消するための検証を実施しました。
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バリアフリープロジェクトって何?
ボランティアセンターが今年度から取り組んでいる「バリアフリープロジェクト」は、学生が身近に感じる社会的なバリア(障壁)や課題に着目し、その解消を目指す取組みです。
5月下旬からメンバーを募集、8月に実施したキックオフミーティングを皮切りに、【事物のバリア】【制度のバリア】【慣行のバリア】【観念のバリア】の4チームに分かれて、それぞれが感じる「社会のバリア(障壁)」の”解消”に取り組んできました。
配置自由の学習空間で検証したこと
「観念(心)のバリア」チームは、既存の学習空間から生じる物理的・精神的バリアに注目し、「椅子や机などの配置を固定している学習環境が、グループワークの活発な対話を妨げているのでは?」という疑問から、そのバリアを解消するための検証を企画・実施しました。
検証場所は池袋キャンパスのメーザーライブラリー記念館2Fにある「メーザー・ラーニング・コモンズ」です。
▼メーザー・ラーニング・コモンズ
学生の創造的・能動的な学習を行う場として、グループでのディスカッション、プレゼンテーション、ディベートなどができるスペースが設定されています。ゼミや授業の発表準備だけでなく、正課外活動を含めた各種企画提案、発表の準備、就職活動のグループディスカッション・プレゼンテーションの準備などにも利用できます。
https://spirit.rikkyo.ac.jp/mather/SitePages/index.aspx
今回はここで、自由に配置できる可動式の机や椅子、ホワイトボード、バランスボール、座布団等を貸し出し、「配置自由の学習スペースで、備品を利用した学生がどのようなメリットを感じたか」「複数人での学習の際に、意見が共有しやすいかどうか」などを直接利用者にヒアリングしました。
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利用した学生の反応は…
ヒアリングでは、利用した学生全員からの「また使いたい」という意見に加えて、今回貸し出しをした備品を使うメリットとして、次のような声がありました。
雑談をする時と学習する時は理想としている距離感が違い、配置を自由にすることでメリットがある
効率的な作業につながる
バランスボールや座布団が休めるものとしてよい。長時間学習するときにメリハリがでる
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「一般的と考えられている座ったまま、もしくは机といすで整然と埋められた学習空間が、学習者の心身に不要なストレスをかけるのではないか」という仮定のもと、学習者自身に備品配置を委ねることで、学習者が求める理想的な学習空間を検証した今回の取組みから、どのようなことが分かったのでしょうか。
今後、立教で愛される新しい学習空間が検討される上で、ディスカッションなどを含めた協働学習の場における「既存の形式にとどまらない備品」の導入や視線が一方向に集中しない配置など、学生目線で気づいたことなどをまとめた検証結果は、とても貴重な声になると思います。
現在まとめている利用者アンケートとヒアリングの分析結果は、学内の新たな学習環境への提案(学生の声)として、今後大学内の施設を管理する部署に届けていく予定です。
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