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学びを深める工夫は○○にあった|BL2を締めくくるラスト授業の様子は?

みなさんこんにちは!
立教大学経営学部4年 BL2統括の大類遥です。

前回のブログはいかがでしたか?
受講生の憧れの舞台「本選」についてご理解いただけていたら幸いです✨
「まだ読んでいない!」という方はぜひこちらを見てみてくださいね☺

さて、BL2のビッグイベントである本選は終わりましたが、
受講生の学びはまだ終わっていません。

本選までのプラン作りはあくまでも経験の場。
経験をしっかりと振り返ることが、
受講生の学び最大化には必要不可欠なのです。
そこで今回は、BL2の振り返りパートとなるSS13とSS14についてご紹介したいと思います!

振り返りパートはどのような授業内容なのか?
最後の授業で運営陣が伝えたメッセージとは?
BL2を締めくくるラスト2回の授業の様子をぜひご覧ください🌈

1.BL2の”振り返りパート”とは?

冒頭でもお伝えしたように、SS13とSS14はBL2の振り返りパートとなっています。

22BL2運営陣の成果目標である
「リーダーシップ、ビジネス、キャリアの3つの最終結果で平均値6/7以上を目指す!」
の達成に向けて非常に大切なのが、この振り返り

やりっぱなしにせず、これまでの学びや経験を振り返り未来を考えることで、受講生1人ひとりの学びに繋げていきます。

BL2は、1年生から受講してきたBLPで必修となる最後の授業ということもあり、BL2だけでなくBLP全体の振り返りを行い、これからのキャリアについて考えるという点も特徴なんです!

今回の授業コンテンツを考えているのは、もちろん教材班
今年の教材班は特に教材への思いが強いメンバーが多く、例年とは一味違うこだわり抜いた授業を作り上げてくれました👏

教材班についてはこちらのブログでご紹介しています☺

各授業の概要はこちら↓

【SS13:BL2での学びや3か月間のチーム活動を振り返るセッション】
→成果目標のうち「リーダーシップ」「ビジネス」の2点にフォーカス
■授業コンテンツ
・22BL2クロスワードパズル
・チーム振り返り

SS14:1年半のBLPでの成長を振り返り、今後のキャリアを考えるセッション】
→成果目標のうち「リーダーシップ」「キャリア」の2点にフォーカス
■授業コンテンツ
・21-22BLPダイジェストムービー
・ミライの脳内メーカー&ミライのマイプロフィール
・各クラスオリジナルコンテンツ

教材班・CA:高山友輝

詳細や授業の様子は、この後のセクションでご紹介しますね!

2.SS13の様子は…?

SS13のコンテンツは大きく2つ!それぞれ詳しくレポートしていきます!

●22BL2クロスワードパズル

1つ目はクロスワードパズル
名前を聞いただけでも楽しそうでワクワクしますよね✨

目的と内容はこちら↓

目的
・SS1から本選までの約3ヶ月間で学んだことを振り返る。
・楽しみながら、「あ~、こんなこと学んだな〜」などのように思い出す。
内容
・各セッションで扱った知識や22BL2にまつわる雑学などを穴埋めにしたクロスワードを、チームで協力しながら10分間で解く。

教材班・CA:高山友輝
≪クロスワードパズルの問題≫
≪クロスワードパズルの解答用紙≫

このクロスワードパズルも、
問題から解答用紙まで全て教材班の4人が作成してくれたんです!
BL2での学びを楽しみながら振り返ることができるコンテンツは、
冒頭で紹介したコンテンツの目的にぴったりですよね☺

≪クロスワードパズルに取り組む受講生≫

実際にクロスワードパズルに挑戦した受講生も、
「わ~!これ懐かしい!」
「私、これはすごく覚えてるよ!」

など、チームでのコミュニケーションやパズルを楽しみつつ、
これまでの学びを振り返ることができていました。

ちなみに、授業前のトライアルとして私もクロスワードパズルに挑戦してみたのですが、これが意外と難しいんです…(笑)
読者の皆さまもぜひ解いてみてくださいね👀

●チーム振り返り

クロスワードパズルで盛り上がった後は、
DAが返却してくれたチームコンディションアンケートを基に、
2つ目のコンテンツであるチーム振り返りを行っていきます。

自分自身のリーダーシップや、チームで動く際に発揮すべきリーダーシップについて振り返りながら学びを深めていくパートです。

目的と内容はこちら↓

目的
・今後の活動のために再現性のあるチーム行動を知る
・個人の強みや弱みを理解するだけではなく、今後の行動に活かせるようになる
内容
・過去の課題で設定していたチーム目標の達成度を10段階で評価。DAから返却されたチームコンディションアンケートを基に「目標達成するために必要なチーム行動」について考える
・チーム内での相互フィードバックを行うことで自身の成長に繋げると共に、メンバーに感謝を伝えあう

教材班・CA:高山友輝

DAからは、事前にSACAに向けてデータの活用方法についてレクチャーがありました。

返却されたデータを前にすると、どうしても数値に目がいきがちです。
しかし、データを知るだけでは意味がなく、そのデータが「何を意味しているのか」を考え、チームで話し合うことが非常に大切なのです。

データはあくまでも、対話のためのきっかけ作り
数値にとらわれず、一喜一憂せず、そして比較せず、
日頃の感謝やモヤモヤを思い切って共有してほしい

そんなDAからの教えをもとに、SACAは授業に臨みました。

≪返却されたデータを基に、チームで話し合っている様子≫

各クラスでは、このようにチームごとに島をつくりこれまでのチーム活動を振り返ります。
DAからのレクチャーのかいもあり、目の前の数値だけにとらわれることなく、数字の奥にある本質的な思いや行動について語ることができていた受講生が多く見受けられました。

対話のきっかけとなるデータから、対話の作法、そして対話の場までしっかりと準備し、受講生がまたひとつ成長できる環境は、BL2の大きな魅力です。

3.各クラスの個性あふれるSS14!

ついに最後の授業となったSS14 では、3つのコンテンツを扱いました!

●21-22BLPダイジェストムービー

BL2最後の授業は、
教材班が作成してくれたダイジェストムービーで幕開けです!

ダイジェストムービーにも目的があるんです↓

目的
・ 入学時から大学2年生の現在(7月)まで、約1年半の成長を実感する先駆けとして、今までのBLPでのできごとを思い出す。
内容
・ 21BL0、21BL1、22BL2で各運営の動画班が作成した15本の動画を6分半のダイジェストムービーにしてお届け。

教材班・CA:高山友輝
≪動画鑑賞の様子:教室のプロジェクターに動画を投影します📸≫

実は、「22BL2教材班には、 21BL0・21BL1・22BL2それぞれの動画班メンバーが所属している!」という発見から実現したのがこのダイジェストムービーなんです👀

受講生はもちろん、統括の私も、
自分がSACAとして活動していた時のことを思い出し、とっても懐かしい気持ちになりました😢

●ミライの脳内メーカー&ミライのマイプロフィール

さて、動画で各クラスが盛り上がってきたところで、2つ目のコンテンツであるミライの脳内メーカー&ミライのマイプロフィールに移ります!

目的と内容はこちらです↓

目的
・ちょっと将来のキャリアについて考える第一歩にする。「夏休みにちょっと調べてみようかな」と思えるような、1アクション起こしてみるきっかけにする。
・目の前の就活に対するネガティブなイメージを軽減し、未来の「はたらく」に対してワクワクを感じられるようになる。
内容
・  描きたい将来の年齢を自分たちで決め、なりたい理想を思い浮かべながら、未来の自分の頭の中にはどんな漢字で埋め尽くされているかを直感で書き出す。
・書いた脳内メーカーをもとに、将来の年収やタイムスケジュール、住んでいる場所など、具体的に書き出してみる。
・ペアで共有し、なりたい自分になるためのアクションを見つけ出す。
・最後に、ワークシートを1年後の自分宛にメールで送信する。

教材班・CA:高山友輝

受講生は下記のようなワークシートを使って、未来の自分をイメージします。

≪ミライの脳内メーカーで使用するワークシート≫

続いて、脳内メーカーをもっと具体的にするために使用するのが「ミライのマイプロフィール」

≪ミライのマイプロフィールで使用するワークシート≫

この2つのワークを通して、受講生は自分の将来について考えます。

22BL2の成果目標である「リーダーシップ、ビジネス、キャリアの3つの最終結果で平均値6/7以上を目指す!」の達成に向けて一番の鬼門となるのが「キャリア」

まだ働いたことのない学生スタッフが、
大学2年生の受講生に「キャリア」について考えてもらうコンテンツを作成することはそう簡単ではありません。

しかし、「絶対に目標を達成する!」という強い気持ちのもと
教材班の4人でアイデアを出し合い、
受講生が楽しみながら未来を想像し、自分の将来や働くことにワクワクしてもらえるような、とっても素敵なコンテンツを考えてくれました。

≪脳内メーカーに取り組む様子≫

楽しいコンテンツと共に未来の自分をイメージした後は、
1年後の自分宛に今回のワークシートをメールで送信します。
忘れた頃に過去の自分からのメールが届くなんて、粋な計らいですよね✨

●各クラスオリジナルコンテンツ

メールの送信予約が済んだ後は、各クラスでの最後の時間
約20分間で各クラスの運営陣が考えたオリジナルコンテンツを実施します。

・クラス内で独自の本選を行ったクラス
・受講生全員に卒業証書を手渡ししているクラス
・先生が自身のキャリアについて語るクラス

など、各クラスの個性溢れる最高のひとときとなりました☺

≪独自の本選:テーマは「クラスを締めくくる”アッツアツ”な言葉を提案せよ!」≫
≪卒業式:クラスからの卒業を祝い、卒業証書を渡しました≫

コンテンツ終了後は、受講生から運営陣にメッセージボードや花束を渡す様子も見られました💐感謝の言葉が飛び交うステキなシーンを見ることができて、私もとても幸せな気持ちになりました☺

4.全14回の授業を作り上げた教材班から

ここで、これまでの全授業を作り上げた教材班メンバーの1人である友輝からの感想を紹介します!

【ラスト2セッションを振り返って】
 この2セッションには「ここまで頑張ってきた成長を存分に感じるとともに、BLPでの学びを何か1つでも持ち帰り、今後に活かしてもらいたい」という思いで取り組みました。

自分たち教材班が伝えたいことを教材にしっかり反映するために、昨年度までの教材を踏襲せず、ゼロベースで200分間(100分間×2セッション)の授業内容を考えました
そのため、何度も何度も壁にあたりながら、約1ヶ月間、数え切れないほどの議論を繰り返しました。

例えば、ただ振り返りといっても、振り返り方は無数に存在します。リーダーシップなのか学びなのか、それとも1セッションごとの経験として振り返るのか...。教材班メンバーの授業や受講生の学びに対する思いがぶつかり、議論が白熱したこともありました。しかし、何度も話し合いを重ね最終的に全員が「これだ!」と納得する形に落とし込むことができました。正解のないものへの追求の末、教材の方向性がなんとなく決まった時の安堵感は、本当に何ものにも代え難いところがあります!笑

また、成果目標である「リーダーシップ・ビジネス・キャリア」の達成度を6以上獲得するために、様々な工夫や仕掛けをこの2セッションに取り入れました。教材班では「楽しみながら、真剣に考えられる」を大切に、受講生の学び最大化を図っていました。

例えば、リーダーシップの変遷を振り返るといったワークにおいて、リーダーシップを船に例えて(LeaderSHIPということで^^)、世界観を(無理やり)つくり出してみたり笑 一方で、グループワークが主であるBLPにはあまりない、15分間の個人ワークを用意し、今までの自分のリーダーシップを真剣に見つめ直す時間にしたりと、楽しさと真剣さの両立を常に考えていました。

また、キャリアについて考えるワークにも、最終決定まで多くの時間を費やしてしまいました...。楽しくワクワク思い描いてほしい、でもただの遊びで終わらせず、しっかり考えて未来につなげてほしい。この両立は、自分たちが思っている以上に非常に難しかったです。ただ考えるだけでは、どうしても良いアイデアが浮かばず、田中先生や、周りの先輩方、社会人の方々に「はたらいて、笑えている状態」とは何かを聞いてみたり、改めて受講生たちにどうなってもらいたいのかを議論したり...。みなさんのアドバイスを踏まえ、自分たちの強い思いを再認識した後、締め切り3日前にようやく、先ほどのようなワークを生み出すことができました!

 授業当日、みんなが楽しみながら、夢中になってワークをしている姿を見ているだけで、胸が熱くなったのを覚えています。授業後の振り返りを読んでいると、「楽しかった!」「学びや成長を実感した!」などといったコメントが多数見られて、妥協せず最後まで吟味してよかったなと心から思いました。改めて、支え合い精神に溢れた教材班の心強さを感じましたし、親身になって取り組んだ期間と、この2セッションのスライドは、これからの自分を支えてくれる大切な宝物になりました。

教材班・CA:高山友輝

5.最後の授業後ミーティング

毎週の授業終了後、必ず実施しているのが授業後ミーティング
教員の皆様と学生スタッフ全員が集合し、
各授業の良かった点・改善点、次回の授業内容などを共有しています。

今回でこの授業ミーティングも最後。
普段は各クラスの運営陣はバラバラに座りますが、
ラストは、全体CA・克幸からの提案で、クラスごとに集まり、相互フィードバックとお互いへの感謝を伝える時間にしました。

≪相互フィードバックの様子≫

相互フィードバックでは、
「最初のSA姿はおぼつかなかったけど、受講生に対して向き合う姿勢(事前準備など)が素晴らしい。SAはうまく伝えることが重要だと思われがちだけど、○○はそれよりも根底を大事にしてた。教員の私も学ぶことが多かった。新しいSA像を作ってくれてありがとう。」(教員)

先生とCAの2人には感謝しかない。本当に助けられた。僕は、自分に優しいし甘い方なので、抜けているところをフォローしてくれてありがたかった。」(SA)

「先生もSAも、本当は言いづらいことをきちんと伝えてくれたので、自分自身がすごく成長できたと感じている。二人から吸収することがたくさんあって、学びの多い春学期だった。」(CA)

といった言葉が聞こえてきました。

約半年間、共にクラス運営をしてきた教員・SA・CAだからこそ、
全14回の授業の中での成長をより具体的に伝えあうことができ、
心からの感謝の言葉で最高のラストを迎えることができる。

それがBL2運営陣なんです✨

≪全14回の授業を終えた22BL2運営陣🌸≫
※撮影時のみマスクを外しています

集合写真はもちろん、2がたくさん並ぶ22BL2運営陣らしくピース☺
春学期、本当にお疲れ様でした!

6.おわりに

今回は、BL2の振り返りパートであるSS13とSS14についてご紹介しました!
教材班がこだわりにこだわり抜いた、ラスト2回はいかがでしたか?

私が2年前に受講していた時からコンテンツが変化していたので、
統括として関わらせていただいている今、また新たな気持ちで授業を見守っていました^^
各クラスのオリジナルコンテンツも、個性あふれる素敵なモノばかりでしたね✨

BL2の授業やクラスはこれで終わりますが
22BL2学生スタッフ(SA/CA/DA)はもうひと踏ん張り!
なんとこれから、学生スタッフでの振り返りと本社プレゼンが待っています☺

私たち統括も、まだまだブログを更新する予定なので
是非チェックしてくださいね!

今日も最後までご覧いただきありがとうございました!
素敵な1日をお過ごしください🌸

大類遥

【次回予告】
次回は、「学生スタッフの振り返り」についてお届けします!
授業開始前に掲げた成果目標状態目標は達成できたのか!?
200日以上を共に過ごした学生スタッフの最後の時間は…?👀
ぜひお楽しみに✨




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