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受講生に学びを届けるSA紹介!

こんにちは!
立教大学経営学部4年 BL2統括の唐鎌光生です。

突然ですが、読者のみなさまの中に、「自社で経験学習型リーダーシップ開発プログラムを取り入れたい!」という方はどれくらいいるでしょうか?
“経験学習型リーダーシップ開発”とは、経験と内省を通して、受講者のリーダーシップを開発する手法です。近年、企業や教育機関でもかなり注目を集めています👀
ただ、実際にどのようにしてプログラムを運用しているのか、なかなか実態が見えないことも確かです。。。

そこで!
今回から、“経験学習型リーダーシップ開発プログラム”を提供している学生組織の、各役割に密着した企画を発信していきたいと思います。

立教大学経営学部では、Business Leadership Program(BLP)という“経験学習型リーダーシップ開発プログラム”を提供しており、その運営も学生が中心となって担当しています。
学生の中でも役割が存在し、SA・CA・DA・全体CAという4つの役職に分かれてプログラムの運営にあたっています。


▼BL2の運営体制についてはこちら

今回は各役職のうち「SA」に密着して、その裏側を見ていこうと思います!
“経験学習型リーダーシップ開発”を受講生に直接届ける存在であるSA。その実態をぜひ最後までご覧ください!

1.はじめに

はじめまして(^-^)
22BL2でSAを務めている、立教大学経営学部国際経営学科3年の星山遥香(ほしやま はるか)です。

<22BL2SA 星山遥香>

今回は、22BL2SAの活動内容や魅力について紹介する回!ということで、SA10名を代表し、私から責任を持ってお伝えしていきます!
最後まで読んでいただけると嬉しいです♡

2.22BL2SAとは?

22BL2SAを一言でいうと、「学生講師」です!
運営陣の中でも最前線に立ち、クラス運営を通して受講生の学びを最大化する役職のことです。

約4カ月間、教員1名と、2つのクラスを掛け持ちするCA 1名と一緒に、受講生約30名からなる1つのクラスを受け持ちます。ちなみに、私はコースリーダーの田中聡先生のクラスを担当しています!

クラス運営といっても、ただ受講生の前に立って授業を行うだけではありません。主な仕事は、授業前・授業当日・授業後と多岐に渡ります!

では、実際にどのようなことをしているのか?SAの仕事内容を大公開していきます💐

3.SAの仕事内容を大公開!

仕事内容1:授業前

授業前は、ズバリ「事前準備」これに尽きます!

まずは、一緒にクラスを運営するSA・CA・教員の3名で事前打ち合わせを行い、受講生の理解度や前回授業の改善点について議論します。そこから次の授業に向けて、自分たちのクラスにベストなコンテンツや進め方等を模索し、実際に形にしていきます。

そして、CAやペアクラス(=CAが掛け持つもう一方のクラス)のSAと協力しながら、授業当日に向けて何度もシミュレーションやリハーサルを行っては修正し、入念に事前準備を重ねていきます。

仕事内容2:授業当日

いよいよ授業当日!
なんといっても「受講生と直接関わることができること」が対面授業の醍醐味です!

まずは、授業開始時刻よりも一足早く教室に着き、機材の準備や最終チェックを行います。開始時刻に近付くにつれて受講生が教室に集まってくるので、一人一人を温かくお迎えしていきます。

そして、ついに授業開始時刻!
授業では、アイスブレイクをはじめ、レクチャーやグループワークなど実に様々なコンテンツを進行していきます。

特に、レクチャーでは受講生をいかに飽きさせずに納得度を高めることができるかグループワーク中ではいかに適切な距離感で受講生と関わりながら学びを促進することができるか、常に責任を持ってかつ楽しみながら受講生に学びを届けていきます。

<授業内グループワークの様子>

仕事内容3:授業後

授業後は、より良い22BL2作りのための学びがいっぱい!「振り返り&受講生へのアフターフォロー」を行います!

授業終了後のお昼休みは、教員の方々を交えて授業後ミーティングを行います。各クラスで良かった点や改善点等をお互いに共有することで、一つ一つのセッションを多角的により深く振り返っていき、次回以降の授業をより良くしていきます。

その後は、受講生が一生懸命取り組んだ提出物を管理しつつ、それぞれに対してコメントやフィードバックを行っていきます。ときには質問に対応したり、はたまた受講生のグループワークに呼んでもらって直接アドバイスをしたりすることも。受講生の成長に貢献するためのフォローには手間暇を惜しみません!

ここまで仕事内容を紹介してきましたが、実際どのようなスケジュールで活動しているのか、ざっくりと私の1週間のスケジュールをまとめてみました!

<SAの1週間のスケジュール>

このように、22BL2SAの仕事は、受講生から見える華々しいものから、他の運営チームのみんなも見えないであろう小さなものまで沢山あります。
私は教材班にも所属していることもあり、取り組みたいことが沢山ある中でこれらの仕事を進めていくことは、決して”楽”ではありません。
しかし、信頼できる運営チーム全員で支え合いながら日々活動をしているため、”楽”しみながら乗り越えることができています!^o^


▼私が所属する教材班の紹介はこちら

4.私が感じたSAの魅力~壁とやりがい~

これまで、受講生の前に立って約2カ月間、準備期間を含めると6カ月間(※取材時は2022年6月7日)活動してきた中で、私はSAとして多くの壁にぶつかり、その度に乗り越え、やりがいを感じてきました。それらの経験をもとに、SAの魅力についてお伝えしていきます!

SAの魅力はたくさんあるので挙げればキリがありません。
ここでは特に伝えたい魅力として、「受講生の成長を一番近くで支えることができること」、「自分自身の成長を実感することができること」の2つをご紹介していきます!

BL2SAの魅力1:受講生の成長を一番近くで支えることができること

私がBL2SAとして活動しているなかで感じる一番のやりがいは、受講生の成長です。そして、それを最も近くで実感することができ、さらに直接的に支えることができるのがSAという役職だと思います。

SAの仕事内容で紹介したように、受講生の学び最大化のために最前線に立って受講生と直接関わるのみならず、受講生には見えないところで努力しているからこそ、受講生がそれを受け取り、成長という形で結果が直接返ってきたときの嬉しさは、何ものにも代え難いやりがいとなります!

ただし、全てが上手くいくわけではなく、壁にぶつかることもあります。というのも、「この日のこの時間のために...!」とどれだけ入念に事前準備を行っていたとしても、予測不能な事態は起きてしまうからです。

実際に、私の担当するクラスでは、授業開始直前に発生した機材トラブルによって、急遽教室移動をしなければいけなくなったことで、予定よりも大幅に時間が押してしまったことがありました。そのため、これまで心を込めて準備してきた一部のコンテンツを割愛し、進め方も大幅に変更することとなってしまったのです。

事前に準備を重ねてきたことに加え、教材班としてゼロから教材作りに携わってきたということもあり、きちんと受講生に授業をすることができなかったことに対して、ついつい悔しさややるせない気持ちを感じてしまいました。しかしながら、前のめりになって意欲的に学ぼうとする受講生が目の前にいることに変わりはありませんでした

ここで言えることは、このような壁にぶつかったとき、SAとして活動をする上での本来の目的が受講生の学び最大化であることは忘れてはならないということです。
なぜなら、決して自分がただただやりがいを感じることや、受講生から努力を認めてもらうことを目的としている訳ではないからです。
壁を乗り越えていくためには、自分が受講生の成長に繋がる良い影響を与えることができているかどうかを一番に考えることが大切であるということを身をもって実感することができた経験となりました。

一見「厳しいな、、(・・;)」と感じられるかもしれませんが、壁を乗り越え、結果として受講生の成長に貢献することができたと実感したとき、SAをやっていて良かったと心から思えます。それが、私がここで伝えたいSAの魅力の一つです!

BL2SAの魅力2:自分自身の成長を実感することができること

ここまでは受講生の成長に焦点を当ててきましたが、実はSAという役職を通して自分自身の成長をも実感することができます!それが今回もう一つ伝えたいSAの魅力です。

私は、特に「相手の視点に立って考え行動する力」「自信を持って伝える力」の2つにおいて、成長実感を持つことができています。

学びを最大化のために、受講生にとってどのような授業が良いのか、どのようなフォローができるのか。
これらに対する答えは受講生それぞれが持っているからこそ、受講生の視点に立って考え、自ら仕事を探して実行していくことを心掛けています。

そして、より受講生の学びを最大化するためには、実行するものの中身だけでなく、その伝え方や届け方も重要になってくると思います。
どのような伝え方をすれば、より受講生が聞きたいと思ってくれて、より伝わるようになるのか。これにも相手の視点に立つ力が活かされます。

私は毎回のクラスミーティングにて、担当教員であるコースリーダーの田中先生やCAにフィードバックをもらいに行くことで、成長できるように努めています。
ここで何より伝えたいのが、22BL2運営陣には成長したい人を本気で応援してくれる人しかいない、素晴らしいチームであるということです🌟

5.今後の意気込み!

ここまで色々と書いてきましたが、冒頭にあるように、本記事を通して、少しでもBL2SAの活動内容とその魅力について伝わっていたら何よりです!

とはいっても、これからも私の22BL2SAとしての活動は続いていきます!

今後、予選に向けて加速していく22BL2で、受講生も自分自身もより一層と成長していけるように、最高の22BL2を実現できるように、22BL2運営陣のみんなで力を合わせて頑張ります!🔥

6.おわりに

今回は各役職に密着企画第1弾ということで、SAについて星山遥香から紹介してもらいました。SAとしての熱い想いを真っ直ぐに伝えてくれてありがとう!

「受講生の学びの最大化」を考え続ける。言うは易く行うは難しですが、受講生と直接関わることの多いSAだからこそ、そのこだわりがプロ意識の高さに直結するのだと思います。

ラスト1ヶ月、BL2SAがどのように受講生の成長をサポートしていくのかとても楽しみです!

今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
今日も素敵な一日をお過ごしください。

唐鎌光生

【次回予告】
次回も引き続き”各役職への密着企画”を進めていきます。第2弾は、CAへの密着です🌱
ぜひ通知をオンにしてお待ちください!


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