2018年09/21-09/30Twitter掲載詩
誕生日のプレゼント
何が欲しい?
他でもないあなたの心を
いただけるなら
他に何物などいらないのです
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好きにしなさい、
君は言うけど
好きにと言うのは
一人で行動することじゃなく、
隣にあなたがいての好きなこと
そのくらい言わずもがな
わかってよ
言わなきゃわからないなら
言葉と態度でお教えしましょう
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惜し気も
恥ずかし気もなく
あなたに好きと伝えられること
#優しい言の葉 「特技」
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意図もせず
恋なんて突然やって来るのだ
落ちようと思って落ちるのが恋じゃなく
既に落ちてるものが恋なのです
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四六時中あなたのことが胸を占め
あなたのぬくもりと声を求めるの
__________09/21
言葉の雪が降るフル
私の想いが
あなたにも積もりますよう
→私のIDりっかとは、六花、つまり雪の結晶なのです
__________09/22
私はあの人に想いを届けるために
この場を始めました
なのに今は少しだけ欲が出て
詩書きとして何かしたくなっています
かといって綴れる文字列は少なく
素敵な詩に出会った時
嫉妬したり悔しくなったり
それでも素敵だなと胸撃たれます
そう、撃たれるのです
そんな風に私もなりたくも
私は私でいるのが一番と思っているので
コツコツと言葉をはめ込むだけです
あの人に届きますようにと
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あの人に届ける1日1通の恋文
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二人、手を繋いだ輪から見れば
もっと綺麗な月が見えますよ
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嫌いになったらとことん冷たくされたあの子が
今思えばましだった
LINEに残したあの子からもらった動画
見つけてしまって心が揺らいだ
あの時の感情は恋か同情かわからないけど
少なからず大好きだった
色のないありがとうをもらった時
もう終わりなんだと気づいたの
私はプチんとスイッチ切るの
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コップから水が溢れるように
私の想いも溢れてる
蛇口を止めれば水は止まるけど
私の想いは何を止めれば止まるのですか?
_________09/22
感性という見えない共通点が結んでいるのかもしれません。
だから他の人と違うのです。他の人では駄目なのです。
これは私にしかわからない勘めいたもので、だからこそ厄介なのです
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一方通行なんて
自分がよくわかってる
言われるまでもない
せめてあの人の中に
私が残した花びら一枚残っていたらと
淡い期待を持つのも駄目ですか?
その花びら頼りに
想いを紡ぐのも駄目ですか?
私が追いかけているだけなんて
だったらなおさら
解き放してと代わりに伝えてくれますか?
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先走る自分
冷静になり考える
そこでやっと自分の愚かさに気がついた
遅すぎる?
遅すぎた
馬鹿みたい
馬鹿なんだ
ブレーキ壊れてるなんてただの言い訳
私は私を、
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悪者と指さされる背徳感
猫の舌のよなザリザリした触感が
私の心を削ってく
血まみれまみれの私です
とどめをさすなら一気にと
あなたに鉄の杭を差し出します
#詩人の本懐 「表面」
__________09/23
伝えたいことが余計すぎてキズつけた
反省するけど後悔なんてやっぱり先に立たなくて
何でどうして唇噛みしめる
むせび泣いたってあなたの傷は埋まらない
これで終わりならいっそいさぎもよいでしょう
もう誰とも繋がれない私はただ吐き出すだけしか生きてけない
生きているのもおこがましいか
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反省してももう遅い?
私は自分優先
あなたをせっついた
待てば待てど待ってれば
余裕がなくて
つっついた
鋭利な嘴はあなたをとことん傷つけた
反省なんて誰でもできる
私はあなたに謝りたい
__________09/23
あなたという渦へと
『堕』ちていく
#優しい言の葉 「堕」
『堕』ちていた
恋は盲目と言いますが、好きな人に迷惑かけてたらそれはもう恋じゃない
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冬へと眠りつく前の静けさ
命の輝きは鈍色へと変化する
最中、一際彩る紅い色
#甘い言の葉 「綵色に染まる山」
最中はさなかで読んでください
__________09/24
私の渇いた心を潤わせるのは
あなたしかいないのです
#詩人の本懐 「枯渇
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君の強さはまっすぐで
ぶれない芯があるのはいいけれど
誰もが皆強くもなく
弱いながらも進んでる
突然目の前君の声
大きな声で通りゃんせ
君の意見はもっともで
正論持論いいかもしれぬ
だけどせめて
女の子には優しくね
あなたの強さは時に痛みを伴うの
人がいればその分考えも違うのだから
認める強さもお持ちになって
そもそも話がすれ違い
言いたいことの五分/ごぶも伝わりゃしない
時にはお口をつぐんで黙ってて
あなたは私のことも何にもわかっておりませぬ
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君から数メートル離れて
私の気持ちだけ置いてけぼり
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時々思い出す
あなたに触れた肌の熱
会いたいと願うけど
叶うのはいつなのか
あなたに触れずとも
思い伝えるだけで満足なのに
一方だけでも溢れちゃ駄目と
あなたは私の口に蓋をする
もう大人なんです
溺れてもよいではないですか
愛自体が欲望なのですから
__________09/25
言い知れぬ不安と恐怖と
同時に
今まで得たことのない高揚感に包まれたアノ瞬間
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二人の歩幅は違ってた
それでも同じ方向見てると思ってた
思ってただけでは駄目だった
隣を歩いていたかった
せめて背中を見ていたかった
今は背中すらも見えなくて
歩幅あわせのたすきも使う前に破れてた
巡りめぐって遠回り
すれ違うときが来れば
またあなたと歩めますか?
#優しい言の葉 「歩」
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あなたの背中に抱きつくことが好きでした
握り返してくれた手のぬくもりは
今はもう残ってなくて
離したくないと追いかけた背中は
振り向くことなく
冷たく私に影を落とし
近寄るなと言っているようで
伸ばした手は空を切るだけ
ワタシヲミテクダサイ
訴えるけどあなたの視線は二度と振り返らない
ワタシヲミテクダサイ
あなたは進む
私を見ない
#優しい言の葉 「後ろ姿」
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少し心が痛く
涙が出るのは
罅を埋める接着剤
__________09/26
芯があるから火がつくの
芯があるから燃えゆくの
芯があるから立っていられるの
私の芯はあなたです
「芯」
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予定書き込む手帳
行くはずだった旅行に線を引く
既に書き込み心待ちにしていたあの時
こんな結果になるとは予想もせず
せめてそれだけ叶えたいと訴えたけど
あなたは既に×を入れたと
やりとりしてたあの時ほど楽しくて
時間よ戻れと唱えるも
時間はただ空しく私の前を素通りしてく
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たとえばだよ、
Twitterにいてラインも見ないでってよく聞くけど、
自分がされたらやっぱり気分よくない
たとえばだよ、
他の人と絡んでるのに私にはリプが来ない
たとえば…じゃなくて
見えるからこそ好きな人と相互ってつらいんだ
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言葉から色と音が聞こえたとき
私は好きを押す
__________9/27
あなたは宿り木でした
私の心休まる場所
声を聞いて
肌に触れ
安心しゆる場所
そこがなくなりし今
私はあなたを探して迷子です
隣に立ってる木でもいいじゃない
それともないまま生きてくか
選択肢はいくつもあるはず
けれど私はあなたがよいのです
あなたを探しに飛び立ちます
ただ、あなたに会えて
会う前に
あなたに違う鳥が止まっていたら
それは見たくもない事実で
私があなたを見つける前に
どうか止めてください
来るな、と言ってください
私は一羽、太陽へと向かいます
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あなたの流した涙が
あなた自身を凍らせた
溶かすには
太陽か春の陽射しか
どうか私の想いでありますよう
#詩人の本懐 「氷結」
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あなたからのバイバイから
何ヵ月たちますか?
私はまだあなたが好きです
この時々胸を刺す痛みはなくなりません
不思議ですね
あなたもまだ私への
ときめいてくれた感情は
残っていてくれるでしょうか
大好きです
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少し心が痛く
涙が出るのは
罅を埋める接着剤
__________09/28