“エッセンシャル思考”はあらゆるものごとに通ずる本質的考え方である
こちらの本の内容が、どのような状況のどのような方にとっても学びが深いと感じたので共有します。
まず、“エッセンシャル思考”とはなにか。
それは
「自分にとって大切なことを見極め、そこに最大限の時間とエネルギーを注ぐこと」
である。
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この思考の根本にあるものは、“1 in 1 out”の思考法である。
簡単にいうと「1つなにかを選ぶのならば、同時に1つ持っているものを捨てなければならない」ということである。
わたしが初めてこの言葉を目にしたのは、ミニマリストの肩書きを持つ方の著書であった。
その界隈における 1 in 1 out は、服を1枚買ったならばクローゼットから1枚服を捨てよう、という趣旨のものであった。
しかしこの思考法は、ありとあらゆるものごとにおいて重要な考え方なのである。
何かを選ぶということは、何かを捨てるということである。
なぜならば、わたしたちが持てるものや、使える時間、エネルギーには限りがあるからだ。
どんな人にとっても1日は24時間であるように、あれもこれもとすべてのものごとを実現させたり、手に入れることは現実的には不可能だ。
そんなことはない本気でやれば全部できる、と思う方もいるかもしれないが、一切の無駄を排除したとしてもやはり限界は来る。
つまり、その限りある時間とエネルギーを、何のためにどのように使うかが大事であるということだ。
情報で溢れる世の中において、自分にとっての本質的なものを見いだす手法が綴られているのがこの本である。
自分にとって本当に大切なものは何なのか、本当に望むことは何なのか、改めて考えるきっかけをくれるだろう。
がむしゃらに突き進むのもいいが、一度この本を手に取って立ち止まってみるのも悪くはないのではないか。