“ タラレバ ” 投資はやめませんか
みなさん、「あの時こうしていれば」「~だったら」と考えることがありますよね。
私もしばしば考えてしまいます。
今日は日経平均株価が24000円台に到達し、バブル崩壊後の最高値を更新しました。
コロナへの恐怖が蔓延していた3月につけた16000円台からは、驚くほどに上昇しています。
3月に株式投資をはじめていたらな、、、と思った方もいらっしゃるかもしれません。
投資を始めてからも、あの時この株を買っていたら、、と利益を計算してしまうこともあるでしょう。
この“タラレバ”、特に株式投資においてはまったくの無意味だと思うのです。
後からチャートを見て、この安値のタイミングで買えていたらこんなに利益が出ていたのに!と考えてしまうこともあると思います。
では、3月のどこまでも株価が下がっていく恐怖のなか、買い向かうことはできたでしょうか。
たとえ、下落が落ち着いたとしてもまた次にいつ下がるか分からない。
そんな恐怖のなかでどう行動したか、という結果がすべてなのです。
投資の世界では、その一瞬一瞬の判断が問われてくるのだと思います。
買えなかったのだとしたら、それが自分の実力なのです。
そうやって、自分の行動や心理を俯瞰して捉えることが投資において重要です。
過去に固執するような“タラレバ”はやめて、これからのことを考えていきたいですね。