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あなたは自分以外の誰かの一年後にワクワクしたり、憂えた経験はありますか

このnoteは、週明け全員が集まる会議の場でみんなに伝えている内容を可能な限りそのまま残しているものになります。

備忘録的な意味合いはありますが、同じような経営者、リーダーのみなさん、これからそういった役割を目指すみなさんに少しでもお役に立てたら嬉しく思います。
※本文に出てくる「マリサ」は、弊社社名の略称です。

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本文は以下より。

先日、フリーアナウンサーの方が男性の臭いについてSNSで発信し大炎上しました。

ご存知でしょうか。

最終的に所属事務所から契約解除に至るまでの大騒動に。

あの件を見て、SNSの怖さはもちろんですが、自分も着実に年齢を重ねている中で加齢には抗えず、体臭も口臭も気付かない内に残念なことなっているから気をつけないといけないなぁと気を引き締めた次第です。

ただ、今回の炎上でも議論されていましたが、それは男性に特定されることではなく男女に起こり得ることですし、マリサで働いている人たちは、見た目だけでなくそういったことにもケア(意識)できる人たちでいてくれたら素敵だなと思います。

特に、におい。

これは人によって感じ方に違いがあり、また、好き、嫌いなにおいも違う。香水、洗濯物などの衣類、部屋のにおい、元から持っている体臭や口臭とさまざまです。社内の空気清浄機や会議室がにおう、におわないの話と似ているかもしれません。

もちろんタバコもです。紙タバコも電子タバコも、嫌な人にとっては嫌なにおいであることには変わりありません。

なにが正解かはわかりませんが、体臭、口臭には気をつけてケアしようと自覚することと、ケアするために使用する香水等も過度にならないことなんですかね。

人は誰でも年齢を重ねますし、年齢相応の素敵な生き方ができるといいですね。

他の会社でこんな話をすることはないかもしれませんが、マリサではこういった余計なことも遠慮なく伝えていけたらと思います。

さて、今回はこちら。

「あなたは自分以外の誰かの一年後にワクワクしたり、憂えた経験はありますか」

マリサがこの先さらに成長する上で必要なことの一つに、利他があると思っています。

耳にタコができるほど利他という単語はことある度に発していますが、またタコをつくりましょう。

利他です。

自分の人生、自分が主人公です。自分が働いた給与は自分がもらいます。

間違いありません。

マリサは営業に特化した会社でもなければ、制作に特化した会社でもなく、事業会社です。

営業もエンジニアもデザイナーもマーケもディレクターも財務も事務的なサポートもあって成り立つ会社です。

どこかが欠けたら成り立たない。そんな会社でもあります。

働いているのは自分。
評価されるのも自分。
給与をもらうのも自分。

一般的には、自分以外のことが見られる(考えられる)わけがないのはわかっています。

ライバルにもなり得る人たちのことだからなおさらです。

それでも見ましょう、考えましょう。一緒に働いているメンバーのことを。

遊び仲間や愚痴仲間としてではなく、戦力、戦友として。

「過去と他人は変えられない」

会社の経営に10年以上関わってきてたどり着いた事実はこれです。

それでも、人が働いている以上、人が他人を考えてなにが悪い。

そう考えています。

今これを読んでいる多くの人が「それはマネージャーがやる仕事でしょ?」と思いましたね。

違います。

どんな立場だとしても、この人が一年後にこんなふうになっていたら会社はもっとおもしろくなるな。この人が変わらなかったら会社は変わらないな。この人はもっとこうなったら素敵だな。この人はこういうところが足りてないな。

と、考えてみましょう。
(もちろん、素敵だな。仕事ができるな。優秀だな。も含めてね)

完全に余計なお世話ですね。

間違えていたっていいです。

なぜなら今まで考えたこともないことを要求しているからです。

これができるとなにが変わるのか。

会社というのは自分以外のチカラで成長しているんだなということを実感すると同時に、人という生き物がどうしたら成長するのかということに多少なりとも興味がわき、自分に置き換えたらなにができるのかを考えられるようになるからです。

ちょっとなにを言っているのかわからないかもしれません。

端的に言うと、今までどれだけ自分のことしか考えてこなかったかを実感するはずです。こと、仕事において。

他人に対して興味を持ち、意見を持つと、いつも自分のことは棚に上げていることがよくわかるはずです。

社会人歴が長い人はわかる思いますが、社内の人間に対して、裏でブーブー文句ばかり発している人いますよね。大抵の場合、自分のことは棚に上げている人が多いです。とても残念ですよね。

会社というのは、いろんな人が働いてくれているから成り立っています。

働く人次第で、上向くことも下向くこともあるくらい、重要です。

一般的に、経営者が変われば組織は変わると思われがちですが、違うと思います。働く人の考え方次第で組織は生まれ変わるのです。

経営者はそのきっかけをつくるかつくらないかくらいです。

会社は働く人たちで成り立っているんです。

だから、そんなに重要な人のことをマネージャー以上の人たちだけで考えることになんの意味があるでしょうか。

というのが現在の私の意見です。

もちろん、役割としてマネージメントは重要ですし、私が今回伝えたことを全員がいきなり言い出したら混乱を招くだけかもしれません。

だとしても、それくらい他の人を考えることが重要なのではないかと思います。

なぜなら、言葉にするということは、自分自身にもそのまま返ってくるからです。

人はなぜ、陰で文句が言えて、本人には言えないのか。

怖いからですね。

言い返されるのが怖いから。

気まずいもあるかもしれません。

そんな経験が私にもあるので、伝える覚悟・伝えられる覚悟というバリューがあるのだと思います。

なぜ、人のことを考え、利他を考えることが重要なのか。

嘘だと思うかもしれないけど、全部、自分に跳ね返ってくるからです。

今、マリサには、社員15名、アルバイト7名、業務委託(継続している)3名、役員2名と総勢27名の大きな組織になってきました。

着実に人が増えている中で、顔だけ知っている人という状況も出てくるでしょう。組織が大きくなることで、他人に興味を持ちづらくなることは事実です。

まったく関わりのない誰かを考えても意味がないかもしれませんが、マリサではカンパニー制を敷いているので、やはり同じカンパニーに属している人たちのことは最低でも考え続けて欲しいと思います。

もちろん、雇用契約に関係なくです。

人が増えてもカンパニーやチームを小さくすることで、ずっと自分以外の誰かについて考えることができる体制をつくっていきたいと思っているくらい、あなたが誰かのことを考えることは重要なのです。

なぜならそれくらい、今これを読んでくれているあなたの「余計なお世話」が会社を変えるチカラを持っているからです。

繰り返しになりますが、ただ、文句を言えば良いということではありません。自分以外のメンバーに興味関心を抱き、どうしたらもっと素敵なメンバー、組織になるかを考え、それを自分に置き換えたらなにができるのかを考える。

このサイクルです。

こんな循環が所属している全員でできたら、めちゃくちゃ強いマリサになると思っています。

ついに、15期始動!

14期の一年間、本当にお疲れ様でした。

2023年8月30日に創業者から全株式を取得して一年。

これを読んでくれているみんなのおかげで走り切ることができました。

第15期もなにとぞよろしくお願いします。

マリフェス(総会)、楽しみだね。幹事のみなさん、よろしくお願いします。

昨年の今頃にお送りしたメッセージはこちら

興味があれば読んでみてください。

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