【エッセイ】3才から学ぶ自己肯定感 | マガジン【和顔】
3才の息子が、毎日ように「ママ、しゅき。」と言ってくれる。いつも脈略なく、突如出てくるこの言葉。私は毎回「ありがとう。ママも〇〇くんのこと大好きだよ。」と返す。
私たち親子の合言葉のようになっているこのやり取りに、昨日、新たなフレーズが加わった。
「じぶん、しゅき。ママは?」
息子が、自分自身の事を「スキ」と確信していることを初めて知った。所謂、自己肯定感を育んでいることを知れて、とても頼もしく思う。だから、こんなことを伝えた。
「自分で自分の事を好きって、本当に大切な事だと思うよ。」
「いつも自分と一緒にいるのは、自分だからね。」
「自分が好きってことは、自分の事を応援してくれる味方がずっと一緒にいるってこと。頼もしいね。」
こんなことを伝えつつ、ちょっと困った気持ちになった。何故なら「ママは?」とも聞かれているからだ。息子が断言するほど、私自身は自分の事を「好き」とは言えない。だから正直に、こう伝えた。
「ママは、半分半分かなぁ。好きなところも、好きになりきれないところもあるよ。ママは、もっと頑張らなきゃって思っちゃう。」
「もっと頑張らなきゃ」
こう思うということは、今の自分に「認められない部分がある」ということでもある。私が、自分の事を好きかどうかは「半分半分」と思うこと、それはつまり、
と、息子と会話をしている間に、新たな気づきがあった。
「自分自身を好き」ということを「ナルシスト」呼ばわりして嫌煙する風潮もある。しかし、息子を見ていると「自分の事を好き」というのは「最強」だ。
まだ3才の息子。だけれど、引越しなど大きな変化もへっちゃらだった。
と読み聞かせをしていると、即座に「〇〇(息子)、できる!!」と返してくれた。
人生には、良いこともあれば、時には困難なこともある。それを乗り越えていけるパワーの源、それが「じぶん、しゅき!!」と断言できる自己肯定感から生まれるのかも知れない。
そんな事を学び、自らも「ありのままの自分を認めよう」と改めて思ったリケジョママでした。どうぞよしなに。
ここまでエッセイをお読み頂き、ありがとうございます。
10月のマガジン【和顔】では「強い心」をテーマにお送りさせて頂きます。
子どもの幸せに繋がる学びを配信しているマガジン【和顔】
☑︎親の精神的安定
☑︎子どもの逆境に立ち向かう心を育む
これは、どちらも子どもの幸せにとても大事なことと思います。
というのも独身の頃、心身の不調に悩まされた時期があるからです。そこから回復するのに一番大事だったな、と思うことが瞑想やヨガに取り組み、
という経験でした。
自分を観じることで「応援してくれる味方=自分」が、いつも一緒に存在しているんだ、そんな事を体感したのです。このことを息子の「じぶん、しゅき」という言葉で思い出しました。
ということで、有料部分では「自分自身を観じる」をテーマにした5分の瞑想音源を配信しています。
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来週以降も、
☑︎ママパパのための「強い心」づくり
☑︎子どもと取り組める「強い心」作り
などなど、リケジョママ作成の音源とともにお送りできたらと思っております。
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