見出し画像

子どもの発達障がいを受け入れられない。夫婦のすれ違い。

ご訪問ありがとうございます。まだお喋りはほんの少しな2歳8ヶ月息子と6ヶ月の娘を子育て中のリケジョママです。

息子がASD、つまり発達障がいと診断されてスッキリした話を書かせて頂きました。

しかし、スッキリしたのは私だけ。夫は受け入れられず夫婦の会話はギクシャク…今日はその話を書かせてください。

発達障がいの知識がゼロ

私が息子の発達障がいを疑い出したのは1歳半前。

しかし、それを夫に言うと「息子が障がい者だって言うのか💢」と怒るので、話を進められないという状態が続きました。

そう、夫は「発達障がい=障がい者」という間違った?知識以外、何も知らない、調べないのです。

私だってASD傾向があるように思うけど、幸せに暮らしてる。だから発達障がいでも大丈夫。ただ、息子が生きづらさを抱えないように、サポートを受けられる場所に早くつながることが必要だと思う。

と何度も伝えましたが、聞く耳を持ってくれませんでした。

夫の偏見

「障がい者=養護学校☞この世の終わり」という図式が頭の中にあるようで、到底受け入れられない、ということが私に向かって怒りとして表出してくるのです。

※養護学校は現在、特別支援学校と呼ばれています。それを知らないほど、夫が無知ということです。

※特別支援学校に通うことがこの世の終わりだと私は思っていませんが、夫がそのような偏見を持っていることは悲しいことです。不快に思った方がいらしたら申し訳ございません。

喋らないのは口の形のせい?

そんな夫も2歳半を過ぎてもほぼ発語のない息子のことは、超がつくほど心配してくれています。

そしてネットで色々調べてくれるのですが、どうしても「発達障がいではない」という結論に持っていきたいようで、

口の上のくぼみが深いと、うまく発音ができなくて発語が遅れるらしい。息子はそれじゃないか?

などと、私に教えてくれました。なるほど、息子は発音がかなり悪いということもあり、それもあるかもしれません。

夫の逃避行動

夫のこのような精神状態を「逃避」と言います。

困難に直面した時、意識しないようにそれを避けること。

発語が遅れていることについてネットで色々調べている姿を見て、「そのうち発達障害についても知識を得て、建設的な話し合いができるかな〜」と思っていましたが、

夫は「口の形のせい」については饒舌に教えてくれるものの、発達障がいの知識は増える様子がありませんでした・・・。

私からしたら、夫自身にもASDとADHD傾向が見られるんですけどね〜・・。

発達障がいと診断されて

さて、そんな夫にも息子が「自閉スペクトラム症」という診断書をもらってきたことは話さなくてはなりません。

電話で伝えると、やはりショックだったのか泣いている様子。そう、それほどまでに心配してくれている良いパパなんです。

夜には、明らかに無理にテンションをあげている状態で帰ってきました。「寝かしつけが終わったら一緒に食べよう」と言ってアイスまでぶら下げて。

やっぱり受け入れられない

子どもたちが寝静まった時、やっと落ち着いてアイスを食べはじめました。しかし、ここでも夫の逃避行動が見られます。

診断の話を聞きたいのかと思いきや、延々と仕事の愚痴を吐き出すのです。しかもパソコンをいじりながら。

思わず、「その話をするためにアイス買ってきたの?」と聞いてしまいました。

「違う」とのことで、その後ほんの少しだけ話すことができましたが、ギクシャクしたのはご想像の通りです。

時間が解決するかな。

夫にとって、息子が発達障がいだということを受け入れるには、まだもう少し時間がかかるようです。

発達障がいであろうとなかろうと、私たちにとっては唯一無二のかわいい息子。息子のありのままを夫が受け入れられるまで、待ちたいと思います。

長くなってきたので、この辺で。
この話もまた、続きを書かせてください。

どうぞよしなに。

メンバー募集中です

「凸と凹の共同運営マガジン」のメンバーを募集しています!

「凸と凹の共同運営マガジン」とは、発達障がいに関わる人(当事者、子育て、支援)はどんな方でも参加できる発達障がいに特化した共同運営マガジンです。

発達障害の横のつながりを作り、
☑︎あ〜わかるわかる〜〜という共感
☑︎これってどうしたら良いの?という悩みの解決
にお役立て頂ければ、という想いで運営しています。

ご参加希望の方は、コメントにてお知らせください!ご参加お待ちしています。


いいなと思ったら応援しよう!

リケジョママ@和顔で家族をハッピーに
読んで頂き本当にありがとうございます! サポート頂けると飛んで喜びます。サポートは皆さまに還元できるよう、大切に使わせていただきます。ありがとうございます。