【読書】地球に生きる゛わたし”の使命(今日は無料記事)
今日3/1は高校の卒業式。
新たな一歩を踏み出した卒業生のみなさん、おめでとうございます。
自分のときの卒業式なんてほぼ覚えていないのですが、次の世界(大学)の方にすっかり意識が向いていたような気がします。
高校時代は3年の8月までひたすら部活をやっていて、あんまり明るい人間でもなかったから、はっちゃけた思い出も特にないし、そんなに思い入れはない方かもしれません。
昨日、高校入試についての記事を書きました。
その後に読んだ1冊の本に私が記事の中に書いたことがそのまま出てきてビックリ。
その本について書きたいと思います。
Amazon.co.jp: 新装版 地球に生きるあなたの使命 : 木村 秋則, ムラキ テルミ: 本
『新装版 地球に生きるあなたの使命』
木村秋則、ムラキテルミ KKロングセラーズ、2024
木村さんだから手に取った
「奇跡のリンゴ」で有名な自然栽培の木村さん。
考えにすごく共感できる方です。
尊敬する人を何人か挙げるとするならば、ウルグアイの元大統領のムヒカさんとこの木村さんかもしれません。
2019年には札幌で開催された「自然栽培パーティ」で木村さんを生で見ました。
その時のアメブロの記事。
自然栽培パーティ、最強ディナー | ペンギン大好きなRikanの人生の赤道を超える (ameblo.jp)
このときのディナー、びっくりしたんですよ。
野菜や果物の力がすごい。
自分が農業を関わるようになってから、同じ種類の野菜でも全然違うということがよくわかるようになりました。
これはあくまで感覚的なものだと思いますが、結構当たっているような気がしています。
ムラキテルミさん
存じあげていなかったのですが、肝臓ガンで6ヶ所の大病院から余命3ヶ月を宣告されたものの、ドクター石原メソッドをスタートし、約1年後に完治されたという、ものすごい方。
詳しくは本書でぜひ。
宮古島で行われた30分ほどの打ち合わせでこの本が生まれたそうです。
ムラキさんの言葉にはっとした
木村さんの本はもう何冊も読んだし、映画も観たし、おおよそのストーリーは知っていました。
その歩みを知らない方でも木村さんの人生に起こったことのおおよそがわかります。
「奇跡のリンゴ」と呼ばれるリンゴが実るまで、そしてその後の活動。
ムラキさんはもうすっごい経験をされたのだなという感想。
最近、自分が手放したいと思うことが結構書かれています。
「ガイアの夜明け」にカリスマバイヤーとして出演されるほど、バリバリにお仕事されていたムラキさん。
少しご紹介します。
最近、内へ内へと意識を向けるようにしているのですが、ムラキさんの言葉にハッとさせられました。
まさに私、これなんです。
あえて口にはしないものの、心の中で誰か(何か)に対して引用したことを感じていることが多いのに気づきました。
でもね、よくよく考えたら、ほぼ(っていうか全て)自分には直接関係のないことで、それを批判したところで自分自身は何も変化がないのです。
ムダなことしてるわ~って、やっと最近気づいたという。
そして、余命とは?医療とは?薬とは?・・・考えさせられます。
余命3ヶ月の状況から、薬も全部止めたり、断食されたりするわけです。
とにかくすごい人。
受け入れる
ムラキさんはこうもおっしゃっています。
今のしんどい状況を変えたい、なぜ私なのだ・・・と思うこともあります。
その状況にはきっと意味があり、何かを学ばせるために起こっているのだと思います。
一番しんどいときにはそんなこと思えないんですけどね。
物事には全て意味があること。
わかっているつもりなのですが、こういう本を読むことによって、その都度思い出すのが大事だなぁと思います。
昨日の記事とピッタリの部分
ふむふむと思いながら読み進めていて、最後の「おわりに」
ムラキさんが木村さんから「大切なことを気づかせていただいている」と書かれている部分に、私がまさに昨日書いたことが書かれてありました。
この3つの他にも大事なことがいくつも書かれているのですが、私が高校受験で学んだのがコレでした。
私は特別ではない
あの木村さんと同じことを中学生で気づいたのだから、えらい・・・というわけではなく、私もやっぱり人から学んだり、導いてもらったりしてここまで来たのだと思います。
ただ、諦めなかったり、自分がやりたいと思う方面に進んだり。
昨日も同じことを書きましたが、それは両親が徹底的に見守り、口を出さないタイプだったからだと思います。
だから、驕ることなく、常に感謝の姿勢でいなければなりません。
あとはもらったものを他の人やものにお返ししていくってことですね。
またいい本、いい考えと出会うことができました。
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