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【セルフケア】靴紐の締め過ぎと、メカノレセプターの話
以前の記事でも書きましたが、この頃のウォーキング、ランニングでは足袋を履いています。
昨日のクライアントさんは主訴が膝の違和感だったんですが、足のようすや靴紐の締め方について話をしたので、今日は久しぶりに紐靴を履いて、外に出てみることにしました。
足裏の感覚がダイレクトに伝わる足袋と比べると、やはり靴はどこで着地しているか、どこに力がかかっているかの感覚が鈍くなります。まして、キュッと靴紐をきつく締め過ぎてしまうと、足の「中足骨」の部分を束ねてしまうかんじで、着地の面積も狭くなるし一層感覚感にぶります。
これを仮に、4つ足で歩く時の手をイメージしてみてください。
そうすると、「3つ指揃える」よりも、パーの形にして開きたくなりませんか?
確かに、ぶかぶかの靴で足指が中で泳ぐようになってしまうのは気持ち悪いですよね。そして違和感から足指を無意識にまげたり、脱げないように余計な力みが入ったりします。スリッパやクロックスで考えてみればイメージしやすいでしょう。
けれども、きつすぎても血流を阻害するし、感覚がにぶくなる。中庸ですね~~
そして、もうひとつ
足裏には「メカノレセプター」という、感覚受容器の働きが強い部分があります。路面状況をキャッチしたり体のバランスを整えたりする働きです。
足指の付け根である横アーチの部分と、親指部分がしっかり使えると、メカノレセプターの働きを引き出せて、運動脳を鍛えらえます。
足裏から、体のCPUを上げましょう!
そういうわけでクライアントさんには、足裏の着地の仕方のお話をして、靴紐のアドバイスと、足裏を広げることをおすすめしました。ただ膝の痛みは片方ですから、これから生活や着地の癖などにちょっと注意を払って、またフィードバックしていただこうと話し合いました。
ちなみに私が愛用している足裏グッズはこちら。ゴルフボールみたいに転がっていかないのがヨシ
ご一緒に人生100年の足腰を整えていきましょう!