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【商業出版する方法+340】献本いただいた本をもとに編集者的観点から「企画を練る」ことを披露します。

元KADOKAWAのビジネス・実用書出版プロデューサー+編集者+コンサルタントの渡邉です。

毎年のように「鑑定」でお世話になっている、著者であり、手相や星読みの鑑定士の丸井章夫先生から、一冊ユニークな本を献本いただきました。

丸井先生は、著者でありながらも自ら出版社を立ち上げられていらっしゃるのですが・・・そこから刊行されている

『ワンオペ育児の悩みが9割解消する!家事代行取扱説明書』(おりとなおこ・著/マーキュリー出版)

です。


家事代行の取り入れ方については、今後日本で大きく表立った話題になっていくと思います。

女性向けの起業プロデューサーたちも口酸っぱく

「家事や子ども(+旦那)の諸々をを自分だけで回さない」

「家事は無理にしなくてもいい(手放そう)」

と人生変容マインドセットの一環としてよく発信されてますよね。


でも・・・あれって、、マジで正解だと個人的には考えています。


特に日本の女性、家事やってちゃダメですね。

家事労働って・・・私も独身ながら経験してますが、、ぶっちゃけ良くないです。

生産性低いもん。

これで家族全員の

「面倒見てる」

なんてこと、、やってちゃダメだと思いますよ。 美談にしてもダメです。

そもそも世界規模から見ても日本の女性は家事やりすぎ。
(「Forbes」がその実態を記事にしてたくらいですからね)

好きでやってるならいいけど、そうじゃないでしょ。
9割の日本人女性は「いやいややってる」状態。
慣習的義務感に基づいて、やってるだけの傾向が実に圧倒的(その実態に比例して日本男性は世界的にみてもやらなさすぎ・・だそうです)。

うん、やめた方がいい。

「家事を完璧にやるのが母の鑑」

みたいな過去の父権主義の権力者が作った一方的な価値観を、いいかげん手放さないと・・です。 

とはいえ「他人を家に入れる」のも苦手な日本の家庭。

家事代行の活用がそもそもわからない!って人も多いのではないでしょうか。

本書では、家事代行の仕組みから、頼み方、家事代行で得られる具体的な成果なども書かれているので、これ読んで家事を手放すだけ手放して、自由な時間を作ってほしい。

そのほうが生産性高くなりますよ。

ただでさえ労働人口減ってるんだから。
女性も好きなこといっぱいやって、それでお金をもらえる・集めるようなスタンスになった方がいいことしかない!って思うのですよね。

あと、あえて一つ言わせてもらえれば・・・家事代行の対象は

「育児をするお母さん」だけではなくて、、

老人介護・・・

そこまでではいかなくても、お年寄りをそれでも見なきゃいけなくなる中高年現役層にもターゲットはグッと広がると思います。

自分の親の介護や家事にかかりきるあまり、働き世代が犠牲になっている現状も少なからずある。

SNSでも家族の急な疾病や入院で、仕事との両立に頭を悩ませる女性経営者の発信を時々見かけます。

私も介護・・ほどではないけど、今、事情で後期高齢者の両親と一緒に住んでることもあり、母には

「家事労働時間は最小に」

「テクノロジーや人やサービスに頼れるならガツっと頼らないと!」

と口酸っぱく言って、家事を手放すよう”あらゆる指導”しちゃってるくらい(笑。

だから、本書のサブタイトルに「ワンオペ育児」・・と絞ってるのも悪くはないんですが、介護とか老いた親をみざるを得ない現場の現役世代にも広げてもいいのかな〜


って僭越ながら思いました。

となるとブロガーのマキさんのような『しない家事』みたいに思い切ってコンセプトを「振り切る」のもありだな〜


って・・・

献本されたのに、

余計な「企画練り練り脳」が働いてしまいました。

これが「編集者」の頭の中です(笑。


ディスってるわけでも・・・

揶揄ってるわけでもなく。。

この本をあえて紹介いただけたことで、いろんな可能性を考えることができて・・その意味でも丸井先生には「感謝」です!

とはいえ、家事代行について優しく詳しく

「ここってどうなってるんだろう」

って疑問箇所にも食い込んだ家事代行依頼に向けてのTODOがまとまっているので、世の働いている女性、起業家女性などには特に進んで読んでもらいたいですし、、

日本全国・・

>家事しない

>家事労働最小化

のきっかけになる本になることを祈念したいですね。


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