【商業出版する方法+240】ビジネス本を出したいならこの方法が基本のキ。
元KADOKAWAのビジネス・実用書出版コンサルタント+編集者+ビジネスプロデューサーの渡辺です。
商業出版をする方法について「え。これって知られていることなんじゃないの?」と思うのですが、意外とはっきり認識できてない人もいるようなので、再度アナウンスしておきます。
よく起業家・経営者さんから質問されることとして、ビジネス・実用書の出版(本)ってどんな流れで進んでいくんですか?ってことです。
ここについては、、一般的にイメージしやすい「文芸書・小説」なんかとは違った流れが別にある、と思っていた方がいいでしょう。
例えば小説や文芸書の世界で作家になろう、、と思ったら非常にわかりやすい「登竜門」が存在します。
それが「新人賞」などの「賞(タイトル)をとる」ということ。
文芸や小説の世界で大事なのはまさにここ。
とにかく「新人賞」とかに応募したり「文芸賞」なんかに参加して、「賞」タイトルを獲る、ところから始まります。
かたやビジネス書や実用書の世界は・・・??
新人賞や他文学賞みたいな「タイトル」は用意されていません。
だからこそ、わかりやすい登竜門が存在しない。
では・・・何をやればいいのか??
出版社の編集者に直でアプローチするしかない、ってことです。
だからビジネス書や実用書の世界では「出版社へ企画の持ち込み」「企画の提案(プレゼン)」ということが存在します。
でもね。
「単に手ぶら」で行ったってダメダメで。。
ここであえて抑えて欲しいのが「出版社=法人へプレゼンしにいく」という発想。
さて、法人へプレゼンしにいくのに、、あなたは「手ぶら」で、「話しをさせてください」なんて押しかけますか??
そんなことしたら「失礼」に当たりますよね??
悪しきおしかけ営業に他なりません。
でも実際、出版社に手ぶらで押しかけて「出禁」になったビジネスパーソンや、それが元でお叱りを受けた著者などもいる、、ということを私もよく見聞きしています。
だからこそ「プレゼン資料」「営業資料」が重要になってくると思うのです。
よって、大事なのは「出版企画書」というものなのです。
それが「ビジネス・実用書」の世界では一番大事なのですよね。
ビジネス書や実用書の世界では必ず「出版企画書」を用意して、出版社にアプローチする、というのがデフォルト行動なのです。
ただ、ここでまたも頭に入れておいて欲しいのは、そもそもビジネス書や実用書の世界は「持ち込み企画だけで本が作られていない」って話もリアルだよってこと。
実は世に出ている本のうち6〜7割は「持ち込み企画」から、、、、というより「出版社の編集者が先に商品として本の企画をたて、その企画に準じた著者に執筆を依頼する」で、本ができています。
だから主導は完璧に「編集者(出版社)」なのです。
出版企画書を作って、持ち込み企画から本が出ているのは、全体の3〜4割程度である、ってことも覚えておいて欲しいですね。
その意味でも・・・これを読んでいる人の中には、「あー。狭き門だよな」て思われるかもしれません。
でもね。
そういう「狭いイメージのある”門”」を「上手に突破できる方法」ってのがやっぱり世の中にはあって。。
それを「サラッとクリアして、ちゃっちゃと商業本の著者になって」活動の幅を広げている人はゴマンといるわけです。
特に私などは元大手の出版社に編集者として務めていたからこそ、そのノウハウは知っているのです。
なんせ自分が「企画書を届けられる側」でしたので(笑。
KADOKAWA時代、今でも思い出します。出社すると、私の名前とか知らないはずなのに、私のデスクに企画書が届いているのよー!!
ってこと。
加えて、現場でガチガチに本作りを行ってもおりましたので。
編集者にとってどんな企画が来て欲しいか、どんな企画だと、企画会議に諮って通過しやすいか、これを熟知しているわけです。
とまあ、何かPRに結びつけられそうな文面なのだけど(笑。
とにかく「ビジネス書や実用書の世界で商業本を出そう」とお思いなら「出版企画書がデフォルト」ですよ。ということを、改めて抑えておいて欲しいと思います。
新人賞や文学賞みたいな「新人の登竜門」はないですからね。
何よりも「出版企画書」がないと、話しになりませんよ、ってことです。
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