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自分の体温に敏感になる。

アーユルヴェーダの施術をしていると、
足首・足裏や、太ももが冷えている方が本当に多い。

けれど、ご本人は「ああ、冷え性で…」
とそこまで重く捉えている感じはしない。


皆さんは自分の体温に敏感になれているだろうか。

自分の体は、わかっているようで意外とわかっていない。
ふだんから心と体を別にして体を俯瞰的にみてみると良いかもしれない。

私はいつも自分の体温を意識しながら生活している。

【朝】
 起きた時の体の感覚はどうだろう。
 薄着をして寝過ぎたかな。
 厚着しすぎてなんだかほてってるな。

【日中】
 デスクワーク中に足冷えてないかな。
 胃腸は温かいかな。
 腰は冷えてないかな。

【夜】
 家でも足先は冷えていないかな。
 お風呂上がって、湯冷めしないように
 きちんと足首や腰などは温めるような
 格好をしないと。

体温は自律神経が働いて保たれているものであり
意識的に自分で下げようと思って下げられたりするものではない。
だからこそ、自分で意識してあげて、
体温のサインに気付く必要がある。

私は学生の頃はよく足を出すようなスタイルが好きで、足や足首を出すスタイルをしていたが
そりゃ生理痛は重くなるわ。と今では思う。

オフィス街でも冬場なのに、ストッキングにパンプスを履いて足首を出している方をみると、
あ〜こりゃ体冷えて生理痛とか乾燥もするだろうなと感じる。

自分の体温に敏感になると、
「あ、足首冷えてるな、靴下履こっと」
「ちょっと胃腸とか腰が冷えてるかも、腹巻き巻こう。」
「胃腸が冷えてるから温かい飲み物飲もう。」

と行動が変わってくる。

体温に敏感になるだけで、
体調はずいぶんと良くなってくる。
実際に私が変わったから。

アーユルヴェーダでいうと、
冷えは
ヴァータ(風)やカパ(水)の性質で、
さらにこれからの季節、乾燥をしてしまうと
ヴァータ(風)のエネルギーがさらに乱れてしまい、痛みを伴う症状が出てきたりする。

そうなる前に。
自分の体温に敏感になって、その都度
「温める」ということを意識して生活してみよう。

冬を温かく健康に過ごせますように。

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