イタズラなKissを読んでみた感想
中学生の時、すごくすごく好きだった作品であるイタズラなKissを電子版で買ってまとめて読みました📕
懐かしくてワクワクしながら読んでました。
学園コメディから医療ドラマへと変わっていくというなかなか珍しい作品ですよね。
琴子は一途で可愛くて、こんな恋をしたい!と昔は琴子側に立って読んでいました。
大人になって読むとかなり印象が変わっちゃって、前みたいに純粋な目で読めなくなりました。悲しい。
・暴力シーンが多々あり、DVではないか?と思ってしまう。多分時代による価値観の違いだと思うんですが、暴力は良くないなぁという目で見てしまう。
・6年も片思いするガッツが凄すぎるし、入江くんの魅力をそこまで感じられなくなっていた。前はクールでかっこいいって思ってたけど、感情が見えないし言葉足らず過ぎてもはやコミュ障だと感じてしまった。
・天才という割には私立大で天才の根拠があんまり表現されてないなと感じてしまう。(コミュ障な入江くんにイライラして天才だとは信じられない)
・結婚した後でも結婚してることを周囲に公表しないし結婚指輪をつけてくれない入江くんはモテたいんじゃないか?とすら疑ってしまう。
・結婚してもずっと誰かに取られるっていう恐怖に脅えてる琴子の心が壊れそうで心配になるし、そこまで好きになる意味があまり分からない。
・片思いは辛いし、相手が好意を持ってくれないと興味が薄れていく自分には恋愛のバイブルにはなり得ないよなぁと感じる。
こんな感じでなかなか楽しめないのが悲しかったです🫠
仕方ないけど、これが大人になることなんだろうなぁと感じます。
少女漫画を純粋に楽しめる方にはぜひ読んでもらいたいと思います!批判っぽくなってしまっていますが、少女漫画の基盤を築いた素晴らしい作品です!
漫画よりも映像が好きな方は、日本版、韓国版、台湾版とあるので観てみるといいかもしれないです!!