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【育児日記】抱っこを降ろされたら泣いちゃう理由、真剣に考えてみた



むすめが泣く理由について、考えることがありました。


11歳の甥っ子が、むすめを可愛がり、しょっちゅう抱っこをしています。

すると、抱っこする前は泣いてなかったむすめが、降ろす時にはぐずるのです。

「えーなんで泣くのかな?」と、わたしに聞いてきました。

「んー、抱っこが好きだからかな。」と、思いついたことを言いました。

それは、赤ちゃんは抱っこされると安心する、という一般的な見解から出てきた答えです。


でも...そう言いながら、本当にそれだけかな、と思っていました。

母になり、より感受性が豊かになったわたしは、我が子が泣く理由を深く考えて始めていました。


なんで、抱っこする前は泣いてないのに、抱っこした後に泣くのか?


例えば、わたしが抱っこが大好きだったら、降ろされた時になんで悲しくなるのか?


....。

ふと思い当たりました。


むすめは「一度手に入れた幸せを手放さなければならないこと」に悲しんでいるんじゃないか。


つまり、抱っこされたことで手に入った「抱っこされる心地よさ」が、降ろされたことで、自分のものじゃなくなったから?


そうだとしたら、そりゃあ、悲しいわな...わたしもそんなの泣いちゃうよ。


感受性が海より深くなっているわたしは、むすめより悲しい気持ちになっていました...。笑


大人にもありますよね。お気に入りの服を、ひどく汚れてしまったために捨てる時。親友が遠くに引っ越して気軽に会えなくなると知った時。


そんな、一度手に入れた幸せを失う瞬間が、一番辛いんですよね...。


その幸せが、彼女にとって「抱っこ」だとしたら、降ろされたその瞬間は、この世の終わりくらい寂しいものなのかもしれない。

わたしにとっては、幸せが抱っこじゃないとしても、人類共通の理由で、悲しんでるのかもしれないな。


うんうん、みんな一緒で、それは悲しいよね。よしよし...と、そんな気持ちでまた抱きしめてあげたのでした。


と言うわけで、むすめが泣いている理由を考え始めたら、かなりスケールの大きい答えに行き着いちゃった話でした。笑

でも、むすめの行動をきっかけに、大切な気づきをもらえたと感じています。

感受性が豊かな今を、たくさん楽しみたいな(^^)


お読みいただきありがとうございました!


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