大丈夫。きっとすべてが糧になる。
明日からいよいよ復職。
というわけで本日は慣らし保育、最終日。
元気な娘2人を預けて1時間後。
保育園から「お熱です」
37.9度と37.4度…
気づかないふりをしていたけど、私ももらってる模様。咳と鼻水で気怠い。
ふたりともご機嫌ななめだし、夕方頃には気力が尽きて長女の前で号泣。
「ママ頑張ってるよ。えらいよ」
長女が頭を撫でてくれた。
また涙が止まらない。
こないだまで赤ちゃんだったあなた。
いつのまにそんなお姉ちゃんになったのかい。
2人をなんとか寝かしつけた後に…
長女が一歳頃、いつも親身に話を聞いてくれる保健師さんと、保健師になるきっかけの話をしたのをふと思い出した。
「実は小児喘息で、よく夜中に救急病院に行ってたんです。その時、看護師さんがいつも優しく励ましてくれたんですよ。それが嬉しくてこの道を志したんです」
「きついこともあったけれど、その経験が今にいきている気がします。娘さんも、いいことだけじゃなく、色んなことがあると思うけど、どんな経験も糧になるから大丈夫ですよ」
どんな経験も糧になる。
その言葉が強く心に残った。
親なら子供には笑顔で元気でいてほしいと願うと思う。
だからこそ、
怪我しないように。
失敗しないように。
問題が起きないように。
先回りして解決したり、
道筋をつけてあげたくなる。
当時の私も歩き始めた長女が怪我をしないよう必死だった。
でも子供は、きっとどんな経験も糧にする力を持っている。親からすれば、心配になるような出来事でも。
転んで、転び方や、立ち上がる方法を学ぶ。
親に出来ることは、信じて見守ることなのかもしれないとこの話を聞いて思ったのでした(中々に難しいけど…)。
そしてこれは、子供に限らず、親である自分にもあてはまるかもしれない…と思う。
子育てしていれば、こどもから笑顔をもらえるし、世界が広がって幸せをいっぱい見つけられる。
でもしんどい日も沢山あるし、うまくいかないことも多々ある。
だけどそんな大変な日々は、自分を必ず成長させてくれているはず。
泣いたり、苛々を抑えられなかったり
自分にご褒美与えすぎたりしながらも
「たゆたえども、沈まず」に
今日をなんとか乗り越えて行こう。
きっと、全てが糧になるから。
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