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分解と再構築#1

私の好きな物と再構築の関係性について概論

今後、以下についてそれぞれ分解と再構築をテーマに書いて行こうと思う。

好きなもの(趣味)

・建築
・美術(抽象画、現代美術)
・音楽
・料理
・お酒
・酒造
・酵母
・服(古着)
・システム構築

分解と再構築という考え

 物(ここでは物体だけではなく、考え方や言葉、技術なども含む)は分解と再構築をして初めて使いこなせると私は考える。ここでいう使いこなす、とは物をある特定の場合のみ使えるということではなく、利用できる範囲を自分で考えて自由に使う事ができる、ということである。
 例えばキッチンで使う食器用中性洗剤について考えてみる。"食器用"というのだから食器に使うのが普通だと思うが、実は様々な用途で使えるのである。裏返して成分表示を見てみると、界面活性剤と安定化剤程度のものしか入っていない。一般的な住居用洗剤といえば主成分がほぼ界面活性剤であるため浴室であったり、トイレだったり、床や壁などあらゆるところに用いる事ができるのである。(ただしトイレ用、浴室用等は粘度調整剤によって泡のキレがよかったり、逆に残り続けたりなど用途によって最適化されてはいる。)
 この文脈で、洗剤の成分を見るというのが "分解" のプロセスであり、分解のプロセスを経た後に洗剤を用いるのが "再構築" である。分解と再構築という概念は様々な分野で用いられてきたが、身の回りのものに関して "分解と再構築" を行うことによって業務や家事など、生活が楽に&楽しくなると思う。
 歴史的な背景も含め、今後も同テーマについて執筆していこうと思う。

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