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「リベラリズムの終焉──進化論が勝利した世界」
リベラリズムは完全に終わった。カントから始まり、ヘーゲルを経て、トランプによって終焉を迎えた。もはや、この問題は完全に決着したのだ。
ダーウィンの進化論とリベラリズムの対決は、最終的に進化論の勝利で終わった。
1. 地理的要因を含めた資本主義競争の結果、先進国が勝者となった。
2. 先進国は、国内競争における運の影響を緩和するため、社会主義的要素を導入した。
3. しかし、遺伝子の目的は「生存と生殖のトレードオフ」であり、競争の必要がなくなると「生存」に特化するようになった。その結果、甘さを覚え、少子化へと向かった。
4. 人口減少により、先進国は敗北した国々から労働力を受け入れる必要に迫られた。
5. こうして、移民国家となってしまった。
6. ここでトランプは「2番」に戻る。イーロン・マスクと結託し、競争社会を復活させることで、無能を排除し、助ける必要はない、多様性も不要、とにかく競争を推し進める政策を決定した。
7. その結果、国連の存在意義は失われた。