ひょんなことから昨夏より、ひと様のご先祖調査を承るようになった。簡単な経緯はこちらに記したので、お読みいただければ幸いです。 ご依頼を受けて、戸籍謄本を読み取り、家系図を起こし、家譜(家の年表)を作る。歴史・地名辞典などの基本資料を手始めに、住まわれた土地の郷土資料にあたる。歴史や風土・産業などの土地柄の概略をつかんだ上で、ご先祖様に繋がる情報を探す。地域に貢献された事績など、ご先祖様個人のダイレクトな情報が見つかることも珍しくない。 こういった作業に1週間も没頭し
3年前のある日、洗濯機が突然動かなくなった。おそらく寿命だったと思う。 さて、買い替えねば。でも気が重い。予定外の出費ということもあるけれど、機種選びに全く気乗りがしない。 所帯を持ってから、いく度か洗濯機を買い替えてきた。 その頃すでに絶滅危惧種だった二槽式を皮切りに、 縦型全自動 →乾燥機能付きドラム式 →再び、縦型全自動ときた。 ドラム式を買った時は、節水効果を期待して選んだけれど、とにかく場所をとる、乾燥に時間がかかるなどいろいろ懲りて、壊れる前に手放し
Buon appettito! 裏通り トラットリア にこりともせず マンマは オリーブ山盛りサラダのボウル ジェノベーゼの大皿 どどんと 置いて とどめに 赤いチェックのテーブルクロス ど真ん中 ずどんと バルサミコの矢を放つ 召し上がれ!と 肩越しに言い残して
“アップデイト” 今朝も 巽(たつみ)と乾(いぬい)の窓 しばし開け放ち この小さき家にも 今日という日の 宇宙の風が 通り抜け 昨日の澱(おり)が 流れ去るのを しばし見届ける
Providence〜摂理 いったい たれが こんな いたづらを こんな 手の込んだ いたづらを 仕込んだの 息をひそめて ただ 待つていた たれかに 見つけてもらふのを 胸をおさへて ただ 待つていた かみな月の 夜明けの空に
飛び石 軽やかに 向こう岸まで 難なく渡りきれると信じていた あの日 見事 落っことしてくれて ありがとう 浅はかで 傲慢なわたしを 見事 落っことしてくれて ありがとう あの日 よどみなき 水の面(おもて)に
風邪でもひいて寝込まない限り、物心ついた頃からお菓子を食べない日などなかった私が、出来る範囲で砂糖抜きの生活を始めて半年経ちました。ご興味のある方の参考になればと思い、始めたきっかけと方法、半年経過して自分なりに感じた体調や生活の変化などについてまとめてみました。 まずは飲み物から 実は、ゆる砂糖抜きを始めた1年ほど前から、甘い飲み物をやめていた。コーヒーより紅茶党の私だが、ティースプーンの先にちょっとだけの砂糖も、ある時きっぱりやめてみた。物足りなく感じたのは、ほぼ
「喪中はがき印刷 注文受付中」のポスターを街なかで見かける季節になった。一般的なマナーからすると、この春、田舎の父を見送った我が家も喪中はがきを出すべき立場なのだろう。 年賀はがき自体、ここ数年は、郷里の叔父・叔母など、限られた数軒に手書きの宛名で送るだけで済ませている。ほとんどが身内だから、亡くなったことを当然知っているわけだし、僅か数葉の喪中はがきを、印刷を頼んでまで送ることだろうか、とふと考えた。 知らないで年賀はがきを下さったよそ様は、それはそれ、別に気にも