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このみたらし団子が美味い!【京都・しまだや】

【記事の概要】
2024年10月、
京都に行ってきた。
地元の和菓子屋さんで
買ったみたらし団子が
超絶美味かったのでご紹介する。


しまだや

京都市東山区にある
地元の和菓子屋さん。
近くには三十三間堂がある。
色々美味しいものが揃っているみたいだが、
今回のお目当ては赤飯だ。

訪ねたのは10時半ごろ。
なぜか店の周囲には
幕が張られていて、
最初は営業していないのかと焦った。

開店しているか一瞬不安になるが、営業中だ。知る人ぞ知るお店

恐る恐る幕の中に入っていくと、
女将さんが奥から出てきてくれた。
開店から1時間しか経っていないのに、
残念ながら赤飯はすでに売り切れていた。
どれだけ地元から慕われているか拝察できる。

色とりどりの和菓子がショーケースに並ぶ。ちなみに商品は店の奥から新しいものを出してくださる

女将さん曰く、
早い時は深夜3時ごろから仕込みに入るという。
奥では蒸し立ての小豆が
大量にざるに盛られていた。
これからどんなお菓子に
なっていくのだろうか。

みたらし団子

赤飯の代わりに(というのは失礼だが)
みたらし団子を買ってみた。
1パック5本入りで、500円だった。

帰りの新幹線で食べたのだが、
これが唸るほど美味しかった!
美味しさのあまり車内で叫びたくなった(笑)

団子自体はスリムだが、串の持ち手が沈むほどたれは多め。

何が美味いって、
団子のたれから昆布出汁を感じたのだ。
砂糖と醤油ベースのたれに
上品な昆布の風味が広がる。

東京出身の私は
もともとみたらし団子が好きだ。
でも、出汁の効いたみたらし団子なんて
これまで食べたことがない。
これは極めて中毒性の高いみたらし団子だ。

体にいいかは別として、
私はたれを飲み干してしまった……!

金柑もち

しまだやさんで買った
別の和菓子も紹介しよう。

金柑もちは1個180円。
道明寺のような赤い生地に
こし餡と金柑が入っている。
金柑は爽やかな風味を残しつつ
甘く煮てあって食べやすい。
桜餅の中に金柑のコンポートが
入っている感じだ。

金柑もち(開封前)。見た目より食べ応えがある
割った状態。黄金色に光る金柑は爽やかで食べやすい

さすが京都の、地元の和菓子屋さん。
上品で、長く地域から愛されるだけの
品物が揃っている。

東京で利用する菓子店の中には、
京都に本店があっても
全国規模で展開しているものが多い。
でも、地元の人から愛される、
日常使いのお菓子屋さんに
私は深い魅力を感じる。

次回はぜひお目当てだった
赤飯を試して見たい。

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Tōji
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