オタクこそスポーツジムのスタジオレッスンにはまるかも知れない
スタジオレッスンの方が続けられる
過去記事で、IT業のエンジニア達がダイエットのためにスポーツジムにみんなで入会したが、1か月ほどで行かなくなってしまったという話を書きました。
これは、彼らが筋トレやトレッドミル(ランニングマシン)、エアロバイクなどを使って、禁欲的な自主トレーニングを試みたからこそ、すぐにしんどくなったし飽きてしまったのだと思います。僕は自分でそう思いました。
自主トレーニングで飽きてしまう人こそ、スタジオのあるスポーツジムで、スタジオレッスンに参加した方が良いです。インストラクターにのせられ、音楽に合わせて楽しくできますし、何より終わるまで逃げられません。
それに、スタジオレッスンの常連はけっこうマニアックなところまで深くはまっていきます。その為、IT業のようないわゆる「オタク」気質の人にも案外向いているのではないかと思います。
まずはトレーニングウェアにこだわる
まずはスポーツ用品店に行って、自分らしさを取り入れた格好良いトレーニングウェアを何通りかそろえましょう。
いざジムに行って着替え、ストレッチスペースかスタジオの鏡を見た瞬間に気づきます。
ある程度身体が引き締まっていないと、今一つ様にならない、と。
頑張るしかなくなります。
踊り狂え
スタジオレッスンは何からはじめれば良いか。別に、興味があるのをどれからでもはじめたら良いとは思いますが、知らずに上級者向けのをやっても全くついていけないかも知れないし、かといって初心者向けのはゆるすぎて退屈に感じるかも知れません。
お勧めなのはZumba(ズンバ)です。ラテンのリズムでひたすら踊り狂います。インストラクターからの指示もほぼ無く、見まねで踊るだけなので、間違えてもでたらめでも誰も気にしません。実際、スタジオの外から見るとまるで動きがバラバラだったりしますが、みんなとても楽しそうです。
これがヒップホップやジャズダンスなどの、本気で格好良く踊る為のレッスンだと、うまく踊れないとストレスになりますが、Zumbaは思うままにやれるのでストレス解消になります。
拳を突き出せ
もう一つお勧めなのが、格闘技の動きを取り入れたエクササイズです。ボクシングジムだとボクササイズというのがありますが、スポーツジムでやっているレッスンは空手やムエタイの動きも取り入れているので、ひじ打ちや蹴りなど動きがより豊富です。
マニアックな人たちならたいてい、バトルマンガとかゲームとか好きですよね。なりきってみれば良いんです。空想の敵に向かって突きや蹴りを放てば良いんです。
だけどもちろんフリだけで、実際に当ててはいけません。勢い余ったり、前後左右の動きを間違えて近くの人に当ててしまったら危険です。最悪の場合、本物の格闘がはじまります。
それでも運動だけではやせない?
これらを60分間のレッスンで行えば、計測上、だいたい700kcalくらい消費します。前後で筋トレや有酸素運動を入れるか、もしくは2レッスン連続で受けるかすればけっこうな運動量です。
これを週3くらいでやれば間違いなくやせる!そのはずです。
ですがスタジオの常連を見回してみると、もちろんすばらしい筋肉質の体型の人も大勢いる一方で、けっこうお腹が目立っている人もいます。あれは実は筋肉太りなのか?と考えてみたりもするけど、やっぱり違うような。
素朴な疑問としてインストラクターに訊いてみました。その答は。
「運動も大事ですけど、食生活も大事ですよ。栄養バランスももちろんですけど、飲酒は筋肉の形成を妨げます。どれだけ運動しても大酒飲んだら意味無いですよ。」
だそうです。運動の後はビールが美味くてたまらん!となるもわかりますが、ほどほどにしましょう。