初対面の話題は駅のフリーペーパーで
だったら何をしゃべれっちゅうねん
こんばんは。Bridal Salon ~Riezon~ のInaTyです。
恋活・婚活の場で初対面のお相手とお会いする際、「こんな会話をしたら嫌われるから気を付けろ!」という情報は世の中にあふれています。例えば…。
ひたすら質問していく… 圧迫面接みたいで息苦しい
相手の質問に短く答えるだけ … 一問一答が続くのは退屈
面白い話をしようと頑張る… 気づけば自分が一方的にしゃべってる
仕事の話を熱く語る … 「ひたむきな姿が素敵」とはなりにくい
趣味の話を熱く語る … 相手が興味を持たなければ空回りする
どれも全くその通りだと思うのですけど、「だったら何をしゃべれっちゅうねん!」となりますよね。
だったらあえて自分から頑張らず、感じ良く見られようとにこやかに、無難にあいさつを交わしながら相手の出方を見極めるべきでしょうか?
それもまた、逆にお相手が一方的にしゃべるか、文字通りの「お見合い」になってお互い口数少なく、居心地のよくない時間が過ぎていくだけになりかねません。受け身すぎてもうまくいかないことが多いです。
意外と根の深いこの問題に模範解答はあるのでしょうか。私はしばらくの間考えて、ふと一つの仮説が浮かびました。
向かう途中の駅でフリーペーパーをもらおう
主要な駅には、沿線のおでかけ情報が載ったフリーペーパーが置いてありますよね。私の場合は最寄駅が阪急なので「TOKK」です。
初対面のお相手との会話では、自分の仕事や趣味といった個人的な話にはあえて重きをおかず、このフリーペーパーをもとに話を広げてみてはいかがでしょうか。
シミュレーションしてみましょう。婚活ならホテルのラウンジ、恋活ならコーヒーショップかレストランで、テーブルを挟んで「はじめまして」と名乗るところからはじまります。
とりあえず鞄を置いて、飲み物を注文した後、遠い所からありがとうございます、とか、よく晴れてますねー、というような会話がしばらく続きます。その間、鞄に入れず手に持っていたフリーペーパーはさりげなくテーブルの手元に置いておきます。
そして、メニューが下げられた後のテーブルの上に、フリーペーパーを広げるのです。
「これ、来るときに駅でもらったフリーペーパーなんですけどね。普段はあんまり手に取らないんですけど、たまに見ると新鮮だなーって電車の中でいろいろ眺めてて。」
この時点でもし、お相手が「ふーん」と興味なさげに流す感じであれば、どのみちその人との相性は決して良くないでしょうから早めに切り上げても良いと思います。
ですが鉄道会社のフリーペーパーというのは紙面が色とりどりできれいですし、内容もとても幅広いので、何かしらお相手の目に留まるものがあるはずです。それをしっかり観察しましょう。
フリーペーパーを通じてお相手を知る
ほんのしばらく待っていると、お相手が何かしら、内容に関してつぶやくと思います。それがその人の好きなものです。
「この間、中山寺にお参りに行きました。」 → 神社仏閣
「箕面大滝、良い景色ですよねー。」→ ハイキング、登山
「抹茶のケーキが美味しそう!」 → グルメ、スイーツ
「あっ、もうすぐ花組の公演がはじまる!」 → 宝塚歌劇
そうしてお相手の口から出たものを、「そうなんですね、いつごろ行ったんですか?」とか、「甘い物、お好きなんですね」という風につなげて、さらに聞いてあげましょう。宝塚歌劇とかは予備知識が無いと難しいかも知れませんが、「面白そうだなと思うんですけどまだ機会が無くて。どんな感じなんですか?」と、教えて欲しいと促すのが良いかと思います。
そうして一通り気持ち良く語ってもらった後で、「よかったら今度、一緒に行きませんか?」と自然に持っていくことができれば、初対面の会話として上々です。
もちろん、相手を喜ばせるだけでなく、自分もその会話を楽しめているかどうかも重要です。フリーペーパーをもとに会話をして、あっという間に1時間過ぎたな、と感じることができたなら、めでたく相性の良いお相手が見つかったということだと思います。
この地域に二人で暮らしていこう
まだお互いをよく知らない二人です。「次はどこに行きたい?」と言われても、相手の趣味嗜好を充分わかっていないうちは、計画を立てるのもなかなか難しいと思います。
それでいくと、駅のフリーペーパーは、ふだん使っている電車の沿線の情報なのですから、「ちょっとしたお出かけ」や「身近にあるのに知らなかったもの」が詰まっています。
地元のことと、お相手のこと。ゆっくり一つ一つ理解していく中で、この地域に二人で暮らすイメージを徐々に作り上げていくことができたら、それはとても素晴らしいことではないでしょうか。
恋愛能力診断 ”LCIQ診断" はこちらから
人と人との心の繋がりや絆を大切に Bridal Salon ~Riezon~