湯治飯レシピ「夜編」と最後のまとめ
鳴子湯治ウィーク2021(9月20~25日)のイベント期間中の21日~25日の5日間、毎日「湯治飯」インスタライブ配信をさせてもらいました。
お昼の配信だったので、作ったものは自分のお昼ご飯で消費。
そして新しく調理したものを加え、関係者の試食を兼ねて「夜の部」で実食をしていただきました。
コロナ禍でなければこの「夜の部」もお客様を募る案もありましたが、
時節柄、関係者のみ少人数での試食会となりました。
旅館大沼のご当主に日々アレンジしていただき、食材も無駄にすることなく、かつ地元の方とふれあうことで新しいヒントも発見できた貴重な場でした。
今回はその「夜の部」のレシピを自分の備忘録として簡単にまとめました。 (当然、酒のつまみ中心です)
発見したこと
今回の湯治ウィーク「湯治飯」生ライブ配信という経験を通じ
夢のような出会いと発見がありました。
まず、
①その土地ならではの「食材」と「食べ方」がある(らしい)
・・・これはまだ未知の領域なので、もし次回チャンスをいただければ事前にしっかりとリサーチしていきたいと思います。
②限られた設備や食材で料理を作る、それを使いまわすスキル
・・・湯治飯のゆるいモードとは完全にかけ離れますが、逆に家庭料理に応用できる視点をいくつか発見しました。
「鍋の蓋が無ければフライパンを使えばいいじゃない」
(マリーアントワネット調でw)
③ウケる料理がある
・・・これは実施にライブを見た人の感想や、実食の感想など。
です。 「料理研究家」(じゃないけど)として「自分→見る人」の片道通行だけでは決して体感できないリアルな発見であり貴重な財産です。
④立つ鳥、あとを濁さない方法
・・・キャンプしかり、BBQしかり、湯治しかり・・・どうやったって最後に微妙に食材は残ります。
今回は卵とカレー。
卵は茹で卵に。カレーはガッチガチに凍らせて保冷剤替わりに!
いただいたお土産や途中の売店で買った「要冷蔵」のお持ち帰りに大活躍!
自分スゲーー!と自画自賛したまま帰路を楽しむことができましたw
しかも、主婦あるあるとして
「外出から帰宅した、その日の晩ごはん問題」というものがあります。
疲れて帰宅して、当然買い出しだってしていないのに家族は遠慮なく言います・・・
「腹減った」「晩ごはんナニ?」
・・・は!!???という湧き上がる気持ちをおさえつつ
冷凍カレーがあればこっちのもんです。
私も「帰宅飯」はこれでばっちり凌ぎました❤
⑤もっとシンプルに考える
・・・なかでも「男性」や「料理をあまり作らない人」にとって本当に「簡単」とはどんなことか? をちょっと体感できました。
私の視点でコレを次のテーマにして取り組みたいと思っています。
・・・ということで、まだまだ「料理が苦痛」に感じるシーンや人たちがたくさんいらっしゃいます。
ただ、声を大にして言いたいのは・・・
「苦痛はなくなりませんよ」ということ
「簡単レシピ」をたくさん覚えても、「手抜き料理法」を見つけても、
決してその「プチ苦痛」は消えてなくなる! わけでも
まだ知らない夢のようなもっとすごい魔法の一手がある! わけでもありません!!
けれど、私はそれを少しでも解決できる「方法」を提示するこができます!
そんなふんわりとした、でも確固とした自信が芽生えました。
「これくらいあたりまえ」
「こんなの大したことない」
・・・という、
「自分が扱う仕事は自分が一番よくわからなくなっている」という
あるあるな状況に陥りがちす。
私は 料理をテーマに仕事をしているので、料理について「あたりまえ」「いまさら」「説明しなくてもわかるよね」が「垢」のようにいつしか積み重なってしまってます💦
温泉につかりながら、山からの風を感じながら、誰もいない道を歩きながら・・・普段なら曇って見つけられない「核心」をうっすらと見つけることができました。
きっと知らない間にまとっていた「垢」が少しずつ落ちて言ったからだと思います。
実はまだまだ興奮さめやらぬ・・・
鎌倉に戻り、早くこの「体感」と「発見」を「見える化」しなきゃ!
とさっそく変なモードになり、気持ちばかり焦っています。
ルーティンワークや当然家事にも翻弄されています w
それと同時に、あのふんわりとした幸せな時間をいつまでもぼんやりと感じていたいという気持ちはいつまでも消えません。
今回、ざっと「レシピ」や「体験」をまとめましたが、実際はこの数千倍書きたい事や表現したい事があります。
最後に・・・
貴重な機会を作ってくださった、湯治ウィークスタッフの皆さまと旅館大沼のみなさま(お掃除のおばちゃまも❤)、ご家族や関係やのみなさま
・・・この場を借りてお礼申し上げます。
これから私が気付いたことに目を凝らし、必要な人に届くようにまとめていきたいと思います。
息詰まったらあの温泉や風景や人々の顔を思い出します。
(おっと、この時点で泣けてくるーーー)
そして、いついかなる瞬間も変わらず湧き出ている温泉に、
必ずまた「放電」しに行きます。
ありがとう鳴子温泉!
<美味しかったものたち・おまけ>
ブルーファームさんのお菓子たち❤
腰抜かすほど美味しい!!!
鎌倉に帰って地元友達に振舞ったら、大好評。
通販しているので、ぜひお取り寄せを! マジで激推し!
ご当主のご子息が作ってくれた「クッキー」。
素朴な美味しさにほっこりしました❤
最後に・・・やっぱり「愛」だな!