伊勢クリエーターズワーケーション・その4
軽めに食べたいなら
「吹上」という駅からすぐの交差点の先に、お惣菜やらサンドイッチのテイクアウト、ワイン立ち飲みなどの店があると聞いた。
コロナ禍でそっち方面にもご商売を広げたお店もあるのだろう。
そうやって知恵も気力もふり絞っている姿に、同業者の端くれとして胸が締め付けられる。
買い出しついでに自転車で偵察にいったら、なるほど美味しそうなお惣菜や魚屋さん、お豆腐屋さん、お弁当屋さんを発見して嬉しくなった。
中でも気になった魚屋さんをのぞくと、ショーケースにはこんな感じでお刺身と処理済の丸ごとの魚が並んでいた。
ナイスすぎる!しかもお手頃価格!!
テンションがあがり、お刺身と小さな鯛を買ってきて煮た。
ふわふわでめっちゃおいしかった!
今日は日本酒だな
酒飲みの考えは、「何を食べるか=何を飲むか」だ。
前日買った日本酒にベストな「あて」ができた。
ちなみに、色んな人がいて、色んな嗜好や意見があると思うけど。
つくづく「酒が飲めて良かったーーー!」と思う。
当然、その代償としてお金も時間も、時には信用も!失っているけど、全然後悔してない。
(いや、少しはした方が良いかも、と思ってはいる・・・)
だけど正直な話。
美味しいお刺身を、お茶やコーラで食べたいとは1ミクロンも思わない。
ただ、体質などの問題もあるので、これはすでに「酒ハラスメント」だな。大きな意味では「酒の上の過ち」かもしれない。
飲めない人や飲まない人・・・ごめんなさい。
話は「ご飯」にもどり
何日も「滞在する」ときに、ご飯にまつわる選択ってすごく重要だ。
なぜなら、「限りある滞在時間」の中の「限りある食事」。
更に言うなら、胃袋の消化機能はもっと限りがある。
当然、これだけの規模の観光地となれば
美味しい飲食店や珍しい料理は山ほどある。
たかが1週間や10日くらいじゃ食べきれないほどだ。
例えば、今日は餃子で明日はうなぎ、伊勢うどんやB級グルメもおさえつつ、スイーツに食べ歩き・・・
食べるお供は地ビールに地酒。
当方、「飲み比べ」というワードにめっぽう弱いから昼からジャンジャン飲んでいる。・・・仕事だし!
でもこんなこと毎日やっていたら正直胃腸が悲鳴をあげてしまう。
若いうちは平気だったけど、年をとった胃腸は正直だ。
だからこそ、ガツンと食べるのはせいぜい1日に1度、
もしくは2日に1度でもしんどく感じる時もある。
個人差があると思うけど、そんなに胃腸が頑丈じゃない私はそうだ。
自分でも少な目に食べることは心がけているし、新鮮じゃない油を使っていそうなものは避けている。
胃腸が具合悪くなった旅行ほど、しんどいくてつまらないものはない。
ということは、コレはまさに自分の身を挺して行っている命がけの仕事ともいえる!(か?)
食べていれば当然太り続けるわけで(ええ、酒も飲んでますからw)
毎日食べまくって体重が増えていく自分に少なからず罪悪感を感じていた。
しかし、昨日あたりから吹っ切れてきた!
自分は食欲ではなく、仕事として食べている!
しかし頭の中では吹っ切れたといっても、滞在5日目ともなれば胃が重くなってきている。
多分体のことを考えたら、1日くらい絶食した方がいい感じだ。
でも、「目」が「心が」・・・「食べたい!」と叫んでいる。それほど「気になる食材」がたくさんあるのだ。
今日はオリーブオイルを買った。
ちなみに、全然三重県のものじゃないけど、必要&ちゃんとしたものだから買っておく。
そして、きっと私は「オリーブオイル」と「出汁」で味付けするのが好きなんだ・・・ということも発見した。
塩も昆布も、海苔も醤油も、味噌も、魚も豆腐も・・・
全部オリーブオイルに合うじゃありませんか!
パンもご飯も麺も・・・なんだってオリーブオイルで美味しくなる!
前回の鳴子ステイの時も、めちゃ良いオリーブオイル(いただき物)をボトルで持ち込み、ほぼ使い切った。
出汁とオリーブオイル
自分はそこに行きつくんだな。
多分調理ができるのは今晩が最後と思われる。
お昼は食べ歩きでお腹がいっぱいになってしまったので、しばらくおとなしくして過ごす。
そして、夜ごはんは出汁とオリーブオイルをお題に何か作って食べよう。