雨雨降れ降れ今日も降れ〜何度泣いても雨が降るファイターズは。
2021 9/3 zozoマリンスタジアム M×F 7対5
8回裏、雨が強くなる。マウンド上には、井口和朋。4対5 ファイターズのリードは1点。1アウトからランナーが出て、代走は俊足の和田康士朗。ランナースタート、外角の変化球をキャッチし損ねるキャッチャー石川亮。盗塁成功。
雨に濡れたグランドで、石川捕手は、2回裏、すでにホームで外野からの送球を取り損ね、得点を許していた。降り続く中で足元もミットもみな滑る。8回表には1アウト1塁からのバントを失敗。前の出場試合でもバント失敗でゲッツーアウトになっていた。初回の3点先行から追いつかれ、5回に追い越しながら、さらに追い越されそうの状況で、焦りが見えた。
勝ちたい。勝たなければ意味がない。評価されない。捕手とは、そういうポジションだと解説の侍ジャパン捕手、里崎さんも語っていた。
雨はどんどん強くなる。ずぶ濡れでグランドに立つ時間が経てば経つほど、野手の集中力は保ちづらくなるのは、人間だもの。しかも千葉マリンのグランドは人工芝だ。強い当たりのショートゴロ、強い当たりのファーストゴロ。バッテリーは、打ち取っていた。しかし、ボールは、グラブを弾き、転々と外野に転がり、ファイターズは逆転された。
9回表、最後の攻撃。なぜかあれほど降りしきっていた雨は、ほとんど上がっている。マリーンズのクローザー益田の前にあえなく試合終了。
ずぶ濡れファイターズ。両者、泥んこになって、負けたのは、ファイターズ。久しぶりの先発マスクで、「勝利」という結果を出せなかった石川亮。今季初打点を記録した中島卓也も、新型コロナにかかった影響からやっと抜け出してきた、本調子の姿が見えたところでタイムリーエラーがついてしまう。
ああ無常…。
ファイターズが好きなわたしの目からは、ただただもう
「ついてない」
ついてないよ。ファイターズ。
としか思えない。
実力だ、選手が未熟だから、采配が悪い。
それも正しいんでしょうけど。外の球場の試合で、シーズン通して、ことごとく雨が降るのは、実力とか関係ないし。雨の中で試合が長くなるのも、悪条件で、ピッチャーのフォアボールが多くなるのも、エラーが出るのも、集中力が保てないのも、ある程度は不可抗力だと思う。マリーンズもファイターズもどっちに転んだっておかしくない内容だった。
ずぶ濡れのホームベースで、何を思っていただろうか。
プロ野球選手って過酷だ。
写真は、リンクしたファイターズHP ゲームレポートより。ここまでは良かったけどなあ…😢
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