namidano38小野山理絵
小野山理絵 1996年「ガロマンガ評論新人賞 佳作」北海道日本ハムファイターズのファン マンガ、映画、本。働きながらモノを書く!執筆依頼等はこちらのアドレスまで bunsyou468-onoyama@yahoo.co.jp
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孤独の人ー「監督の物語、最終章を迎える覚悟」と大観衆の前で語った新庄剛志監督。エスコンフィールド開場年、ホーム最終戦、大勝に本当の希望はあるのか。
「僕も来年ね、3年目です。勝負の年です。新庄剛志監督という名の物語、最終章を迎える覚悟で、死ぬ気で、本気で、戦っていきます!応援よろしくお願いします!」 不思議な言葉である。 「新庄剛志監督という名の物語」 「新庄剛志監督の物語」ではなくて「新庄剛志監督という名の物語」。 単なる言葉の問題。深読みは禁物。 新庄さんは、緊張していた。前日は監督就任の会見を開きながら、千葉ロッテマリーンズに敗戦。今季の最下位も確定していた。(リンクできてませんが「前日から緊張で眠れなかっ
日本の歴史と現代の真実を訴える「良い映画」としての『福田村事件』(森達也監督作品)しかし、わたしの観たいものは、映っていなかったんだ。
話題の映画『福田村事件』(森達也監督)を観た。 100年前の関東大震災時、東京から関東、広範囲で起こった民間人による民間人への虐殺の中で起こった「朝鮮人に間違われた日本人が殺された事件」に関する劇映画だ。 関東大震災は、よくテレビドラマでも描かれるし、宮崎駿監督『風立ちぬ』での具体的で幻想的でもある恐ろしい描写が思い出される。 10万人以上が死亡。その多くは地震の後に起きた火災に巻き込まれたものだと学校では習った。 ずいぶん長い間、わたしは、ろくに何も知らなかった。 「満
ファイターズ12連敗。負け越し17になる。王さんは言った。「理屈じゃない、これが勝負」そんな野球が出来る日は、いつか来るのか。勝てない「理屈」を考えてみる。
ファイターズが12連敗して、何かしら考えてみようかなと思ったところ、朝、目覚めたらホークスが衝撃のサヨナラ負けを喫していた。逆から見ればマリーンズ劇的さよなら勝ち! 王さんが「理屈じゃない、これが勝負だ」と、全てを表してくれている。 一方は勝ち、一方は負ける。 当たり前のようで、だけどだけど 「なんでなの〜〜〜!!??」 と負けている方は思うのである…。 それにしたって、ホークスは12連敗しても勝ち越しがまだ3つもある。 首位オリックスとは8ゲーム開いてしまったが、3位だ