頑張らない・無理しないで本当にいいの
「頑張らなくっていいんだよ」
「無理しないでいいんだよ」
という優しい言葉に少し違和感を感じている事を書こうと思います。
クライアントさんで、苦しくって辛かったけど、これまでずっとずっと無理して、頑張ってきた、弱音を吐けなかった気持ちを話してくれた方には、
「それは本当に辛かったですね。」
「そんなに無理して、頑張られていたんですね。」
心からそう思うので、そんなふうに言葉をかけています。
でも、
「頑張らなくっていいんですよ」
「無理しないでいいんですよ」
というふうに言ったことはないと思います。(多分)
それはなぜかというと・・・これまでずっとずっと苦しかった、辛かったけど無理して頑張ってきた。それで今いっぱいいっぱいになってしまっている問題の本質は、「無理したこと」や、「頑張ったこと」じゃないと思うから。
問題の本質は、ネガティブな感情があって、それでもその感情をもったままとにかく進もうとしているってことじゃないかと思うからです。
苦しい、辛いと感じさせるのは感情。
もし「心からやりたいこと」があるなら、頑張った方がいいし、頑張りたいと思うはず。無理だってしたい!と思う。だから、頑張る、無理する、がいけなかったわけじゃない。頑張る、無理する、とネガティブな感情が伴って心が苦しいのとは別の問題。
「頑張らない」「無理しない」だけだと、本質的な解決にはならないと思うんです。
もちろん、「無理しすぎて頑張りすぎたから一休みしようよ!」っていうのはいいと思います。でも再出発するときには、無理しない・頑張らないことにフォーカスするのではなくって、苦しいな、辛いなと感じた時にその感情に向き合うのが、私はお勧めです。
しっかり感情に向き合えると、辛い・苦しいという感情が浄化できるだけではなく、感謝や感動、モチベーションが自分の中から湧き起こる感覚を味わうこともできます。
私自身は、こうやってがんばりたい自分を見つけてやってきました。
たくさん無理してがんばって苦労してきた方こそ、その思いに報いるために、それを糧にして成長するために感情に向き合うといいと思っています。
ただ過去のこととして流してしまうだけじゃ本当にもったいない。
本質的な幸せを応援しています(^^)
私がおすすめの感情への向き合い方は、こんな感じです↓
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