親は子どもの未来を心配する。 でも、子どもは「今」苦しみの中にいて 「今」悩んでいる。
小6の女の子がいるママから、クラスの男の子達からのいじめが原因で学校に行けなくなっちゃった話を聞きました。
親に心配させないように、ずっと黙っていたそう。
そして、学校には行かなければ!と頑張っていたそう。
だけどもう限界だったのか、何かのきっかけで気持ちをわーって出せることがあったみたいで。
「学校に行くくらいなら死んだ方がマシ」
と。
胸が締め付けられます。
今までどれだけ我慢してきたんだろう。
親だと、周りが子どもより見える分、いろんなことが気になっちゃうこともあると思うんです。
先生や学校に対して、
いじめた相手の親に対して、
子どもの将来のこと、勉強、就職、コミュニケーション、
いろんなことが頭を占めて、子どもの気持ちにただ寄り添うということが難しくなっちゃうこともある。
そんな時に思い出してほしいと思って伝えた言葉があります。
親は子どもの未来を心配する。
でも、子どもは「今」苦しみの中にいて
「今」悩んでいる。
こんなニュアンスの言葉(正確じゃなくって申し訳ないけど)。
不登校支援をしている方から教えてもらいました。
親と子、見ている方向が違うと、心が通い合うのは難しい。
子どもが悩んでいる時に、心が通じ合えてないなと思った時には、ぜひ今どこを見ているかチェックしてみるといいと思います。
親が心配している未来は、「今」の積み重ねでできるもの。
「今」がハッピーだと、未来はハッピーになる。
「今」心が満たされたら、未来は豊かさを感じられるようになる。
「今」に何を積み重ねよう?
うちの小2の娘も学校にほとんど行きません。
(正確にいうと、クラスに入りません。)
私がとにかく徹底したのは、気持ちに共感すること。
「行きたくない理由は聞き出さない」という話もあるかもしれませんが、私は、子どもがどんな気持ちになっているのか知りたくて、少しでも感じたくて、教えてもらっています。
「ママはあなたのその嫌な感じ、苦しいと思う感じが知りたい。」って。
聞き出さない方がいいというのは、本人も理由はよくわかっていないからとか、学校に行かないことを責められていると感じるからということだと思うのですが、学校に行かないことを責める気持ちで聞いたら、そりゃあ子どもにも伝わるとおもうんです・・・。
だから、同じような質問をするにも、どんな意識で言っているのかが大事だと思っています。
子どもの気持ちが理解できればできるほど、じゃあ今どうするのが最善かが見えてくると思って私は聞いていました。
そして、「ママは行きたくない気持ちをわかってくれている。ママにだったら話しても悪くはならない。」と思ってもらうことも大事だと思って。(実際本人がどう思っているかはわからないですが・・・)
そうしてきたことで、行きたくなくなった理由は、娘との対話を繰り返して、スクールカウンセラーさんともお話ししてなんとなく掴めてきました。
ワクワク楽しいことが大好きで好奇心旺盛だけど、気が乗らないことは絶対やりたくない。だいぶ繊細で恐怖心が強い。怒られることが大嫌い。
人なら誰でも課題ってあると思っていて、娘の肯定感という土台がもっと強くなったら、今は苦手なことにもちょっとづつチャレンジして、受け入れられるものの枠を広げていけるようにと考えています。
大事なのは、枠の中に入るように無理させるのではなくって、本人の枠を広げること。
学校に行く行かないはその方法の話だと思っています。
2学期は分散登校で、クラスの人数半分づつ、1日置きでの登校&オンライン授業でスタート。
こういうとなんだけど・・・次女にとってはとってもいい環境での2学期の始まり。さて、どうなるかな・・・。
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