先日完全な刈上げのショートにしたため、
今一番気になることが首のお手入れです。
首の皮膚の老化は見た目印象が一気に変わります。
私の場合、
老けて見えることよりも
清潔感がない印象になるのだけは避けたいと思っています。
過去に外資系ブランド勤務時代、
そのブランドは“ネッククリーム”を扱っていたので、
当時は首のケアも行っていました。
しかし、
退職してから首専用アイテムを購入することが面倒になり、
フェイススキンケアを首にもなじませる程度で済ませてしまっていました。
最低限は行っていたものの、
ここまで首の面積が顕になる髪型にしてしまうと
“今のままのお手入れで大丈夫だろうか?”と
不安になってきました。
実は首の皮膚はかなり過酷な環境にさらされています。
・重い頭を支えている
・衣類による摩擦を受けやすい
・発声時の振動を受ける
(声を出しながら首を振れるとわずかに振動を感じます)
・皮下組織と密着していないため、皮膚が伸びやすい
(シワができやすい)
・スマホ、PC、枕の高さなど日常の習慣の影響を受けやすい
いまこうして記事を書いているだけで、
ソワソワしてきました。
“フェイススキンケアの延長でいいわけがない”
ブランド勤務時代、
カウンセリングでお客様へ
散々パーツケアの重要性を伝えてきたはずなのに、
環境を離れただけでこうも自分が退化してしまっていたとは。
パーツケアが必要な理由は、
そのパーツが過酷な環境にさらされているからです。
唇や目元もパーツケアになりますが、
この部分はきちんと行っている方が多い印象でした。
しかし、
首、バスト、フットなどのパーツケアを
専用アイテムで行う方はまだまだ少ない印象でした。
あんなに熱心に伝え続けてきたのに、
今、猛烈に反省しています。
美容を生業とする立場、
正しい知識が合っても実践しないということは職務放棄と同じ。
髪を切ったことで、
自分の今のお手入れ方法が杜撰だったことに気付きました。
初心に戻り、
知識に忠実なスキンケア、ボディケアの実践に努めます。
美容スペシャリスト猪越理恵は美容業界歴29年、コーチ歴19年のキャリアを生かし、サン・ティトル株式会社を設立。大手化粧品会社や美容機器メーカーのコンサル・商品開発・メソッド開発・人材育成等を支援しています。
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