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動きを観察することで知る正しい筋肉負荷

昨年から始めた水中トレーニングの一つ、
アクアビクス。
水圧の負荷がかかる中での動きは
陸の上での俊敏さにつながることを感じていました。
そのため、
合氣道での動きのスピード感アップに
たいへん役立っています。
 
最近アクアビクスに慣れてきたせいか、
水圧の抵抗は感じるものの、
体力的に余裕が出てきたこと、
ある程度動きのレパートリーも覚えたことにより
疲労感を殆ど感じなくなっていました。
 
先日のレッスン、
先生の動きをいつも以上に観察しながら受講。
すると今まで気にしていなかった足の動きを発見。
膝を曲げる方向、曲げている角度が全く違うのです。
 
先生の膝は外側方向を向き、
膝の角度はほぼ直角まで屈伸されているのに対し、
私の場合膝は前方向、屈伸角度もだいぶ浅めでした。
今まで足の屈曲方向や屈伸角度を氣にせず動いていたことを発見。
レッスン後に先生に質問すると、
「もし体力に余裕があるのであれば、その辺りも忠実に動いたほうが
 負荷をかけたい筋肉を正しく使えるので実践してみて下さい」
と教えて下さいました。
 
私が参加するレッスンは年齢層が高く、
どちらかと言うより“正確に”よりも“楽しく”メインに
行われているように感じていました。
とはいえ、
とても大切なことを見過ごしていたことを反省。
勝手に惰性になり運動量が少ないなど
烏滸がましい感覚に陥っていたのです。
 
帰宅後、
習ったように実際に動いてみると、
太ももの内側、裏側、臀部に対しての筋肉負荷が
圧倒的に違います。
同じ動きでもなんとなく動くことと
しっかり筋肉を意識して動くことの違いは歴然でした。

次回のレッスンは、
きっちりと正しい方向と角度を実践してみようと思います。
疲労感を感じなかったのは、
慣れと惰性的な動きによるものだということを
きっと実感することでしょう。
 

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サン・ティトル代表 猪越理恵 / 業界歴30年の美容スペシャリスト
美容スペシャリスト猪越理恵は美容業界歴29年、コーチ歴19年のキャリアを生かし、サン・ティトル株式会社を設立。大手化粧品会社や美容機器メーカーのコンサル・商品開発・メソッド開発・人材育成等を支援しています。 https://www.rie-inokoshi.com/