赤ちゃんという小さな宇宙人
我が家に新入りメンバーを迎えた。彼はいまだに自分の息子というよりも、「自分の身体を借りて地球にやって来た小さな宇宙人」、そして何よりも愛しい小さな恋人。
毎日凄まじいスピードで成長して、身の回りのありとあらゆる情報をインプットしている。眠っているあいだも、脳のネットワークがめまぐるしく形成されていく。その思考回路をどんなデザインにしていくかは、身近な人たちや環境次第だ。
子育てに関しては人それぞれの考え方があるが、個人的には、地球人に馴染むよりも宇宙人のままでいてほしいと思う。固定観念にとらわれて型にはまった人間になるよりも、広い心と創造力で自由な人生を切り開いてほしい。
そう思うのは、自分自身がどこか宇宙人のまま大人になってしまったところがあるからかもしれない。