最初はみんな初心者
こんにちは。
あーゆるNurseのRieです。
この記事は、音声配信『 Soothing Radio』と連動しています。
ラジオは、各種Podcast、Stand.fmからお聴きいただけます。
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noteのコメント欄でも受け付けています。
生姜スープの感想
さて、11月になりました!
みなさんいかがお過ごしですか?
私はやっと沼を抜けた気持ちでいます✨
前回の放送でお話した、生姜を使ったスープについてさっそくご感想をいただきました♪お子さんも飲めて、すごく評判が良かったそうです。
すごく嬉しい。
ご興味のある方は、前回の配信を聞いてみてくださいね。
家にあるもので、というところがポイントです。
家にピバーツ(ヒハーチ、ピッパリー)、ナガコショウがある人は、ブラックペッパーの代わりにこれを使うと、もっと効果が高くなります。
家族みんなで、こういう一工夫で冬を元気に過ごせると、すごくいいですよね。
アーユルヴェーダは、こういった日常の中に一工夫ができるからいいです。
温からくる不調なのか(PITA)、
冷からくる不調(VATHA、KAPHA)かを知ることができるだけで一工夫出来が増えます。(複雑に乱れている場合を除いて)
ちなみに、人間の体は水分がほとんど。
水=Kapha(カパ)の性質ですよね。
どちらかというと、冷えに傾きやすい。
そして、冷気は下に貯まるので、冷えは末端に着やすいです。
「女性は足首を冷やすな」と言われることがありますが、
特に女性は子宮を持っていて、ヴァータが影響されやすい。
冷えはヴァータとカパに共通する性質なので、冷えによる不調というのはさまざまな不調につながるので、できるだけ避けたいですね。
本題へ!
学びの話
ここ数ヶ月の私の中でもやもやしていたこと。
『まだまだ学ぶべきことが多いのに、人に教えるのはリスクがありますよ』
といった私の先生の言葉。
(私は今年の7月から、アーユルヴェーダをインドで深く学ばれた先生からもう一度基礎から学びを深めています)
水星逆行中だったし、文章でのやりとりだったのですが、この言葉は私に深く刺さっておもりのように引きずっていました。
伝統を重んじる先生の考え方としては、私はまだまだ未熟で学びの最中だということ、中途半端なことを教えているんではないかと心配していたのだと思います。
何かを始めるときに最初に感じる「私なんてまだまだなのに」という気持ちが戻ってきて、
「何か人へ悪いことをしてしまっているのか?」
「間違ったことをやっているのか?」とすごく不安になったんです。
自分自身が、悩み試行錯誤し、考え抜いて始めたセッションやセッション内容をもう一度確認すると、私の思いは数年前から感じていたことを形しているのできっと誰かの体や心の健康につながる!と再確認しました。
私が普段のセッションの中でお伝えしているアーユルヴェーダは、
自分が納得したこと、
腹から話せること、
きっと人の役に、癒しになるだろうと思えたこと
になります。
なぜなら、私は思ってないことを言えないからです。
看護師として知った体や心のこと、
今の医療のいい面、足りない面、
そういう視点を含めたアーユルヴェーダのよさ、優しさ。
アーユルヴェーダの考え方は、
普段の生活の中で自分自身をケアできるから、その部分が本当に好きなんですよね。
私がお伝えしている部分は、複雑な薬学などではなく
本当に生活に密着している本当に初歩的な部分であり、すごく大事な部分だと思っています。
さらに深くなれば、医療、治療の部分になりますが、それは専門的な知識が必要だからセルフケアとは遠くなるんですよね。
私が基礎を学び、そしてまた学びを重ねて行くのは、
アーユルヴェーダは本当に本当に深いから!!
そして面白いから!好きだから!
そして、知識を得たからといって、
人より経験が多いからといって、
驕ってはいけないと思っています。
深い学びに対して敬意を持って
教えてくださる人にも敬意を持って
そして、知ってくださる人にも敬意を持ってやっています。
だからそ、普段私が意識していることは、
アーユルヴェーダを教えるのではなく、「伝える」。
上下ではなくて、横にシェアする。
それが、伝わった人から、また次の人へ、
ポジティブな波紋が広がるイメージがあるからです。
誰でも最初は初心者
何年学べば一人前になるのか?
看護師10年やっていても、自分が看護を極めたと思ったことはありません。
基本的な看護技術はそつなくこなせても、患者さんの異変に早く気づくことができるようになっても、専門的な分野を勉強していても、全てを解り尽くすことなんてありません。
看護師は新人でも看護師です。
最初はできないこともあるし、でも少しずつ学びや経験を積んで大きくなっていきます。
アーユルヴェーダは5000年の歴史があって、とても膨大。
各分野も細分化されていて、この人生で知ることができるのもアーユルヴェーダの一部分になると思います。
歴史から見ても、私の僅かな人生で知れることは1mm程度。
そうなると、私にできることは、
自分の中で腹落ちしたことを、誰かのために伝えること。
西洋医学だけじゃないこと、自分自身を自分で大事にすること、
シンプルに「アーユルヴェーダってすごい!」と感じたこの思いを伝えて行くことから全てはつながって行くと思います。
今の私からは、まだ出せない不足している部分ももちろんあると思いますが、私がアーユルヴェーダをお伝えした人たちは、共に学ぶ仲間であるとも思っています。
最初の一歩を共にしたような感じです。
足りない部分はお互いに補えたら、そして助け合えたらとてもいいですよね。
セッションを立ち上げた当初から考えていたこの気持ちに戻って来れてよかったです。最初の思いは、ホームページやこのノートに綴っていて、その軸からブレないように続けています。
私が所属しているヨガコミュニティ(東エマ先生のPurāṇa Forest life)の、先生たちのお言葉もあって、やっと乗り越えて自分らしさに戻ってきた感じがします。
そして、今のちょっと厳しい私の先生の言葉があったからこそ、より真剣に学びの姿勢に気づいたと思っています。
謙虚に学ぶ姿勢を忘れてはいけないよ、という部分ですよね。
これから何かを始める人へ
私の今回の気づきからですが、みんな最初は初めてです。
やり始めた日から、最初の一歩が始まって、それが経験として重なっていきます。
「私なんて」とか、「上には上がいるし」と考えるとキリがないので、それは考えません。
初めて見て、それが自分自身にポジティブに影響したり、誰かのためになったらもっと嬉しい!
最初に感じたシンプルな気持ちが大事なんだと思います!
去年、クレイセラピストのまりこさんからも教えていただいていたことも今回の内容にとてもつながっています。その言葉でこれまで支えられてきたといっても過言ではない!
最初はみんな経験はないから、積み重ねて行くんだよということや
自信がつく前からとにかく始めなさいということも!
去年の私では想像できなかったポジティブな展開になっているので、本当にとにかく動き始めてよかった!と思います。
Special thanks
今まで私に関わってくださった人。
これを読んでくださっている人、音声を聞いてくださった人、
先輩として教えてくださった人。
共に学んでいる人
みなさんに感謝を送ります!
今日はすごく長い記事になっちゃったんですけど、
私の今日のありのままの気持ちで終わります。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました✨
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