私に雨が降っている|noteの記事と出会うということ|「人を大切にできるのは、人から大切にされた人だけやねんな」|雨の弍
はじめに
まだ、雨が降っている。もう寒すぎる。寝袋から出られない。我が家にはこたつはない。寝袋はうまくやれば歩ける。家の中を大きなイモムシが跳ねている。
雨の弍
岸田さんのnoteは、全文読んでこそだと思う。引用してどこが好きだと書こうとしても選べない。部分的に並べると別物になって、読んだ時の気持ちは消えてしまう。
家族を愛することはいいことだな、
こんな素敵な家族で羨ましいな、
と言う感想が思い浮かんですぐに消えた。消した。これは、私は人と違うんだぜ的なアピールなんだろうか。でも確かに浮かんでは消えたし、いけないと思ったような気がする。
失礼ながら、岸田さんのように活躍される方を見て、妬ましい気持ちが全くないわけではない。どんなもんじゃいという気持ちで最初はnoteを読み始めた。
今日のnoteを書くのに、今までの倍くらい時間がかかった。ただ感想を思ったことを自分のメモとして書くのは簡単だ。でも、ここでは誰かが読んでくれる。読んで欲しくて書いている。それがこんなに難しいことだとわかっていなかった。
やらずに後悔したくない。
大好きな人が言う気持ちが少しだけわかった気がした。
日々様々に起こる出来事を、自分の言葉にすることは好きだ。ただ、それを人の言葉ではなく、なるべく自分の中の出来事や気持ちを素直に表現するのは難しい。難しいから楽しめないこともあるんだろう。それでも、楽しく表現していきたい。
ああ、こんなにもつたない、物足りない言葉しか並べられない。それでも確かに今書きながら思っていることを大事にしたい。
おわりに
外が明るくなってきた。雨が上がったようだ。イモムシは羽が生えて飛び立った。見える世界が何か変わるかもしれない。今日を楽しみに行こう。