実は怖い、無意識のうちに軸になっているもの
みなさまどうも、りえです。先週から始まった「100日チャレンジ」は、最初の一週間を達成。今日から2週目。コツコツやっていきます。今日も先週から引き続き、現在読んでいる本からの学びや気付きを記事にしていきます。
現在読んでいる本と、この本に関する前回までの記事
日本特有の言葉
私たちが普段何気なく使っている「○○活」という言葉は、日本特有のものなのだそうです。だから英訳する時に困るのだとか。よく見かけるのは就活、婚活、妊活、終活・・など。そういえば私も「朝活」をやっている一人です。この○○活という言葉には、「ある一つのモデルが存在する」というニュアンスがあるのだそうです。
日本人の好きなもの
また、日本人は「ランキング」が好きなのだそうです。偏差値、人気企業、芸能人・・などなど。ああ、たしかに。日常の中に溶け込み過ぎていたけど、テレビを付ければ「このお店の人気メニューを第10位から発表」とかやっているし、近所のパン屋さんにしてもドラッグストアのコスメコーナーにしても、売れ筋商品に「1位」「2位」「3位」などの順位が付けられているのを目にします。このランキング付けがあることによって、「一つの指標に従った上下関係が生まれる」と著者は述べています。
無意識に埋め込まれているもの
著者は、これらの風潮から、日本人は「唯一無二の理想がある」という考え方をしていると考察しています。この「唯一無二の」という部分が問題なようでして。たしかに、いつの間にか「それを選ぶべき」という流れになってはいないでしょうか。日本の社会の中に溶け込んでいる○○活やランキング付け、なんだか怖いなあと思いました。それを当たり前のことだと思って暮らしていると、無意識のうちにそれらが私たちの「軸」になってしまうような気がします。
なぜそれらを受け入れてしまうのか
自分の頭で考えて判断しなくて済みますから、人間はある種の「秩序」というか、一見もっともらしい理由にすがって安心したいのかもしれません。
たしかに、ある一定の時期がきたらやるべきことが決まっていたり、何かを選ぶときの基準が予め示されていると、私たちはそれらを頼りにして考え、行動し、決めていけばいいので楽です。しかし、そうした「秩序」や「一見もっともらしい理由」が、「安心」で「楽」であることと、それらが「自分にとって妥当かどうか」は全くの別の話であるとこの本には書かれています。
自分を振り返って
今回の記事を書きながら、自分がこれまでにしてきた決断はどうだっただろうかと振り返りました。悲しいかな、大学卒業の時点まで自分の軸が見つからず、今回の記事に書かれているような「唯一無二の理想」を目標に生きてきていた気がします。そのせいで、その理想を叶えられない自分とのギャップに苦しんだり、モチベーションの上がらない勉強を無理矢理続けてきたりしていました。高校~大学時代は自分に自信がなく、自分のことが好きではなく、心から笑えるのはほんのわずかな時だけ。親などの身近な人から見たら楽しそうだったらしいのですが、心の中は正反対。ようやく人生を心から楽しめるようになってきたのは、20代後半~30代前半を経て、30代後半~40代前半(現在)にかけて、少しづつです。以前はそんな自分に対して「学生時代にもっと頑張っておけばよかった」「もったいない時間の使い方をしてきたな」と感じていましたが、最近は「始めるのに遅すぎることはない」「過去の自分よ、つらかったね」と思うようになりました。それは今「自分の軸」を持てるようになったからなのだと思います。
まとめ
次回以降、さらに「自分の軸」についての著者の考察を読み取っていきたいと思います。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。引き続き、どうぞよろしくお願いします。いつもいいねやスキ、感想、応援メッセージなど、本当にありがとうございます!