Instagramとローンチで億女になっても、一生労働をやめられない理由
こんにちは、女性起業家育成の専門家、松田リエです。私は、ビジネススキルが何もない子育て中の主婦から、コンテンツ販売のビジネスで年商7億の経営者となりました。
今日は、私たち女性起業家にとってとても大切なお話をしたいと思います。
SNSやローンチで成功を収めているのに、なぜか心の奥底でモヤモヤした気持ちを抱えていませんか?
「これって、本当に私が望んでいた人生かな?」そんな疑問が頭をよぎることはありませんか?
実は、このような悩みを抱えている方は、あなたは一人ではありません、
私のところにも、同じような悩みを抱える女性起業家の方々がたくさん相談に来られます。
今日は、そんな皆さんの気持ちに寄り添いながら、この状況から抜け出す方法について一緒に考えていきましょう。
輝かしい成功の裏側にある現実
InstagramとSNSの世界で輝く私たち
ここ数年で、InstagramをはじめとするSNSは私たち女性起業家の強い味方になりましたよね。美しい写真、心を打つストーリー、そして私たちの想いが詰まったキャプション。
それらを通じて、多くのフォロワーさんとつながり、ビジネスを大きく成長させることができた方もたくさんいます。
例えば、私の友人のYさん。
彼女はインスタグラムを始めてわずか2年で、フォロワー数3万人を突破しました。パートナーシップ系の情報発信から始まり、今ではご自身の婚活スクールを立ち上げて、またたく間に年商1億円を達成しました。
華やかな投稿、憧れるようなライフスタイル。
「私も、あんな風になりたい!」そう思ってYさんの婚活スクールに入会した方もたくさんいらっしゃることでしょう。
でも、ちょっと待ってください。この話には続きがあるんです。
ローンチの魔法
忘れてはいけないのが「ローンチ」という手法。
短期間で大勢のお客様にアプローチして、一気に売上を伸ばすこの方法。各種ビジネススクールやコーチングプログラムなど、ローンチは私たちの知識やスキルを形にして届ける素晴らしい手段の一つとなりました。
私の別の友人、Eさんの話を聞いてください。
彼女は、起業初心者向けのオンラインコースを作り、同業者とのインスタのコラボやフェスを開催し、その後ローンチでサービスを販売しました。なんと、1週間で3000万円の売上を達成したのです。
そんなEさんの活躍を見て、「夢じゃない!私たちにもできるんだ!」そんな希望と勇気をもらった方も多いはずです。
でも、ちょっと待って
ここまで読んで、「私もそんなふうに短期間で一気に売り上げを立ててみたい!」と思ったあなた。
ここからが大事なお話です。
実は、こんなに大きな成功を収めているのに、本当の意味で幸せだと感じている女性起業家はとても少ないのです。なぜでしょうか?
それは、Instagramやローンチという労働型のビジネスモデルから抜け出せないでいるから。言い換えれば、自分の労働からいつまで経っても解放されていないからなのです。
先ほどのYさんとEさん、実は今どんな状況か想像できますか?
Yさんは毎日、朝から晩までインスタグラムの更新に追われています。「今日は投稿できなかった」というだけで、フォロワー数が減ってしまからです。
休暇?そんな言葉、彼女の辞書にはありません。
Eさんも同じです。
あの大成功のローンチの後、「次はもっと大きな結果を!」というプレッシャーに押しつぶされそうになっています。売り上げが上がれば上がるほど、自分の仕事も増えていく。
そして、次のローンチをこれまで以上に成功させるために、睡眠時間を削って作業を続ける日々。「これって、本当に私が望んでいた人生かな?」彼女もそう思い始めているのです。
女性起業家が陥りがちな罠
ビジネスインフルエンサーとしての呪縛
EさんやYさんのように、ビジネスインフルエンサーとして活動することで、確かに短期間で大きな成果を上げることができます。でも、そこには思わぬ落とし穴が…。
1.毎日の投稿に追われて、休む暇がない:
「今日は何を投稿しよう?」「この写真じゃインパクトが足りないかも…」毎日のように頭を悩ませていませんか?
休日でさえ「ストーリーは24時間で消えてしまうから、消えるまでに次のストーリーを投稿しないと」「ただ投稿するだけならどんなに楽か…ストーリー性や反応を考えながらリアクションをもらえる投稿をしないと」
そんな焦りに駆られてしまう。。これって、本当に健康的な生活と言えるでしょうか?
2.フォロワーさんの期待に応えなきゃ..という重圧:
「いつもためになる投稿をありがとう!」「一生あなたについていきます!」「私の師匠!メンターです」そんな嬉しいコメントをもらうたびに、もっと頑張らなきゃという気持ちになりますよね。
でも、その期待に応え続けるのって、とてもしんどいこと。時には、本当の自分を見失いそうになることもあるのでは?
3.プライベートな時間? そんなの、ほとんどない… :
友達との食事も、家族旅行も、全てが「投稿のネタ」になってしまう。常に投稿のネタ探し。。カメラを通して世界を見ている自分に気づいたとき、ちょっとした喪失感を感じたことはありませんか?
4.家族や友達との時間が取れない:
「ごめんね、今日も仕事だから…(講座 に コンサル に セミナー…夜は インスタライブ…)」何度、大切な人にそう言って断ったでしょうか。成功すればするほど、皮肉にも大切な人との時間が減っていく。
そんなジレンマを感じていませんか?
5.疲れが解消されない:
スマホとパソコンによる目の疲れ、肩こり、不規則な生活による体調不良。運動不足や偏った食事による体重の増加。見た目を磨くことも仕事のうちなのに…「成功」の裏で、あなたの体と心は悲鳴を上げているかもしれません。
6.これって、いつまで続けられるの?という不安:
「今は頑張れるけど、10年後、20年後も同じペースで続けられるかな…」そんな不安が頭をよぎることはありませんか?SNSマーケティングの世界もどんどん進化してるし、ついていける自信がない。
7.終わりが見えないブランディング競争:
フォロワーを増やすために、有名インフルエンサーと繋がらないと…お金を支払ってでもインスタのコラボ相手を見つけないと…。有名インフルエンサーと繋がっている人を見ると置いていかれた気分になる。メンションやタグ付けにも敏感になる。
ブランディングのために、ブランドものを身につけて出費も圧迫している。
疲弊するローンチモデル
ローンチも同じです。短期間で大きな売上を上げられる魅力的な方法ですが、実は大きな負担も伴います。
準備に膨大な時間とエネルギーを使う:
コンテンツの作成、マーケティング戦略の立案、セールスページの制作…。ローンチの準備には何ヶ月もかかることも。その間、他のことに手が回らなくなってしまうことも多いですよね。ローンチ期間中は寝る間も惜しんで働くことも:
「今日中に返信しないと、お客様が逃げてしまう!」そんな焦りから、眠る時間も惜しんで働いてしまう。健康を犠牲にしてまで追い求めるべきものなのでしょうか?うまくいかなかったら?という不安との闘い:
「今回のローンチが失敗したら、私のビジネスはどうなるの?」そんな不安と闘いながらのローンチ。精神的なストレスは計り知れません。次のローンチの準備をしなきゃという焦り:
今回のローンチが終わったと思ったら、もう次のローンチの準備を始めなければいけない。この終わりのない循環、どこかおかしいと感じませんか?お客様の期待に応え続けるプレッシャー:
一度大きな成功を収めると、次はもっと凄いものを期待されてしまう。その期待に応え続けるのは、想像以上に大変なこと。時には、自分の成長や幸せよりも、お客様の期待を優先してしまうことも…。
「億女」の苦悩
SNSやローンチで大成功を収めた「億女」たち。でも、その成功が逆に足かせになっていることも。
Instagramやローンチをやめたら、収入がゼロに…という恐怖:
「今の生活レベルを維持するには、この働き方を続けるしかない」そう思い込んでいませんか?でも、それって本当に唯一の道なのでしょうか?自分の時間が欲しいけど、働き続けないと不安:
「やりたいことはたくさんあるのに、ビジネスを止める勇気が出ない」そんなジレンマを感じている方も多いはず。でも、人生って仕事だけじゃないですよね?新しいことにチャレンジする余裕がない:
「今のビジネスモデルが成功しているから、それ以外のことに時間を使えない」そんな状況、ありませんか?でも、そのままじゃ、成長の機会を逃してしまうかもしれません。「成功者」のイメージを保たなきゃという重圧:
SNSでは華やかな姿を見せているけど、実際はくたくたに疲れている。そんなギャップに苦しんでいる方も多いのでは?「成功者」のイメージに縛られて、本当の自分を見失っていませんか?
SNSでは華やかで輝いているように見えても、本音ではこんな悩みを抱えている起業家さんを、私はたくさん知っています。どこかで「これって、本当に私が望んでいた人生かな?」と疑問に思ったことはありませんか?
解放への道:オーナー型ビジネスモデルという選択
さて、ここからが大切な話です。こんな状況から抜け出す方法がたった一つだけあります。それが「オーナー型ビジネスモデル」を構築することです。
オーナー型ビジネスモデルって?
簡単に言うと、「自分の労働に頼らず、組織として収益を上げ続けられるビジネスモデル」が確立されていること。先ほどのビジネスインフルエンサー型モデルとは、対照的なビジネスモデルになります。
このオーナー型ビジネスモデルが確立できると、こんな素敵なことが起こります。
自分の時間や大切な人との時間を持ちながら、収益は右肩上がり:
「今日は娘の運動会だから、仕事は休み!」「今日は美容Day、リフレッシュする日だからスマホは見ない」そんな日があっても、ビジネスは問題なく回り続ける。毎日積み上げられる売り上げ。素敵ですよね。休暇を取っても、ビジネスは回り続ける:
「1ヶ月の長期休暇を取りたい!」そう思った時、躊躇なく実行できる。
それでいて、帰ってきたら収益が上がっている。夢のような話に聞こえますが、オーナー型ビジネスモデルでは、それが実現可能なのです。休暇中、SNSのことも考えなくてよいのです。長期的な視点で、持続可能なビジネスを作れる:
「今日の売上」だけでなく、「10年後のビジョン」を見据えたビジネス展開ができる。今期の利益を次は何に投資をしよう?そう考えられることが、本当の意味での経営者になるということですよね。将来の選択肢が広がる(事業売却や上場なども夢じゃない!):
「このビジネス、売却してもいいかも」「株式上場も視野に入れよう」そんな選択肢が現実味を帯びてくる。ビジネスを始めた以上、夢は大きく持つもの。そう思いませんか?実際、講座ビジネスでも億単位で売却できて、一気にキャッシュリッチになれる可能性もあります。
どうやって移行するの?
ステップを追って、一つずつお伝えしています。
「現状を変える!」と決める:
実は一番大切なのがこのステップ。慣れ親しんだビジネスインフルエンサーの殻を打ち破るのは、実はとても怖いことかもしれません。
ただ、今のままのスタイルを続けていても、10年後のあなたの未来はありません。一番大切なのは、あなた自身が「ビジネスオーナーになる!」と決めること。勇気を出して一歩を踏み出してください。オーナー型ビジネスサイクルを実践する:
後ほどお伝えするオーナー型ビジネスサイクルを実践しましょう。最初は難しく思えるかもしれませんが、大丈夫。
ステップバイステップで取り組んでいけば、必ずあなたも労働モデルから脱却し、あなたの望む働き方やライフスタイルを手に入れることができます。常に仕組み化を意識する:
オーナー型ビジネスサイクルに沿ってビジネスを再構築するなかで、その都度「これを私以外の社員やスタッフでもできるようにするためには、どうすれば良いかな?」と自問して、常に仕組み化することを意識しましょう。あなたが労働して何とかする働き方は、もう繰り返さないで!
さぁ、一緒に始めよう!オーナー型ビジネスサイクル
ここまで読んでくださって、ありがとうございます。「よし、私もオーナー型ビジネスモデルに挑戦してみよう!」そう思った方もいるのではないでしょうか。
でも、「具体的に何をすればいいの?」と悩んでいる方もいるかもしれませんね。大丈夫です。一緒に、小さな一歩から始めていきましょう。
ここからは、私が実際に会社経営をするなかで体系化した、「オーナー型ビジネスサイクル」についての概要をお話します。
この一つひとつをクリアしていけば、あなたも確実にビジネスオーナーになり、自分の望むライフスタイルと収入を手にすることが出来ますよ!
Step 1: ビジネスモデル構築
まずは、これまでのビジネスインフルエンサー型ビジネスモデルの殻を破り、オーナー型ビジネスモデルを構築しなければなりません。そのためのポイントは下記の3つです。
現状を把握する:
まずは自分がどのような流れでサービスを販売して収益を得ているのか、その全体像を把握してください。A4用紙に、見込み客を獲得してから販売するまでのプロセスを、図などを書きながらメモしてください。現状どのように売上を上げているのかが改めてわかるはずです。毎月の売上が安定する仕組みを構築する:
ローンチで売上を上げている女性起業家は、売上が数百万円〜数千万円の月もあれば、売上がほぼ0に近い月もあり、経営としてはとても不安定な状態です。毎月安定的に売上が上がるにはどのようなビジネスモデルに変えていけばよいのか?自分と向き合っていちど考えてみましょう。PDCAサイクルを回す:
ビジネスモデルが決まったら、そのビジネスモデルを実現させるためのPDCAを回る体制を作りましょう。
PDCAとは、
Plan:計画する
Do:実行する
Check:振り返る
Adjust:改善する
の頭文字を取ったビジネススキームの一つです。この時も、自分ひとりでPDCAを回そうとするのではなく、社員やスタッフとPDCAの内容そのものを共有し、認識にズレがないように行ってくださいね。
Step 2:サービス開発
ビジネスモデルが確定したら、サービス開発に着手します。このサービス開発の段階で大切なことは、自分が稼働しなくてもお客様に価値提供ができるサービス設計を意識することです。
自分が商品となるビジネスインフルエンサーは、事あるごとに自分が稼働することで売上を上げることに走りがちです。この繰り返しだといつまで経っても労働型から抜け出すことはできないので、注意してくださいね。
現状サービスの書き出し:
現状のサービスで、「あなたが稼働しないと価値提供ができないサービス内容」を具体的に書き出しましょう。ここで書き出したサービスが多いということは、あなたがいないと成り立たないサービスが多いということ。
このサービスの販売に成功したところで、労働モデルからは永遠に抜け出せないことを意味します。一刻も早くこの現状を変えていきましょう。自分不在でも運営できるサービスの再設計:
あなたが労働しないといけないサービスから、「あなた以外のスタッフや外部委託先が提供しても価値が提供できるサービス」にするためにはどうすれば良いかを考えてみましょう。
これは私にしかできない!と思い込んでいるサービスでも、実はお客様からしたらそうでもなかったりします。
実際に私も、以前は個別コンサルティングメインで提供していたダイエット講座を、スタッフに切り替えたところ、むしろお客様満足度が上がったくらいです(笑)アイデアがなかなか出ない場合は、スタッフ間で話し合ってみるのもオススメです。付加価値の向上:
とはいえ最初のうちは、「●●さんの個別コンサルがあるから、今回のサービスを購入したのに、、、」というお客様も少なくないかもしれません。
だからこそ、スタッフがサービス提供してもあなたが提供するのと同じもしくはそれ以上の付加価値を提供するにはどうすれば良いのかを真剣に考えましょう。
サポート体制の充実?迅速な顧客対応?サービス提供種類を増やす?何があればお客様はより価値を感じて頂けるでしょうか?
Step 3:セールス
もしあなた自身がセールスの最前線に立っているなら、今すぐにセールスチームを構築し始めてください。あなたが成約率の高いトップセールスであるのは当たり前です。
だって、他でもないあなた自身の商品を販売しているのだから。セールスで大切なのは、あなたではない誰かでも、あなた以上の成約率を再現できるチームを作ること。
各種トークスクリプトを設計する:
あなたがどのようなトークでサービスを販売しているのか、それをトークスクリプトに落とし込んでいますか?あなたが具体的にどのようなトークでお客様に購買を促しているのか、お客様から断られたときにどのような切り返しトークで対応をしているのか。
スタッフや他のメンバーでもあなたと同等レベルのセールスを再現できるように作り込みましょう。セールスタッフを採用する:
セールスタッフをどうやって採用する?何人採用する?週何日働いてもらう?どんなスキルをもったスタッフを採用する?採用にまつわる必要事項を決めて、採用という大きなチャレンジに乗り出しましょう!
まずは業務委託からでも良いので、信頼できるセールススタッフを1人採用してみてください。トレーニングプランを策定する:
セールスタッフを戦力化するためのトレーニングプランを策定しましょう。特に、セールスタッフを戦力化するために、ロールプレイングは必須です。
できれば毎日ロールプレイングを行う体制を作り上げ、実践していきましょう。
Step 4: マーケティング
効率的に見込客を獲得してサービス販売にまで繋げるためのマーケティング導線の設計は必須です。Instagram一本頼みでは心細いし、数ヶ月に1回しか行わないローンチでは毎月の安定した見込客獲得は叶いません。
できるだけ早い段階でマーケティングチームをつくり、あなたのビジネスを加速させましょう。
集客チャネルを増やす:
Instagramやローンチに限らず、毎月安定的に見込客獲得ができる集客チャネルを増やしていきましょう。
無料媒体/有料媒体、理想はどちらの集客チャネルも用意することです。「毎月●名の見込客を安定的に獲得する!」と目標を決め、各チャネルでどのくらいの見込客を獲得するのか、具体的な目標も決めましょう。マーケティングチームを組成する:
マーケティングはとても奥が深く、ビジネス素人がかじった程度では安定的な成果を出すことはできません。マーケティングテクノロジーも日進月歩です。
セールスチームと同様、マーケティングについてもチーム組成をして取り組んでいくことを推奨します。まずは業務委託からでも構わないので、マーケティングチームの採用も進めていきましょう。予実管理を徹底する:
マーケティングチームには必ず、「マーケティング予算」をつけてください。毎月目標となる見込客を獲得するために、一体いくらまでなら投資をしても良いのか。経営者であるあなた自身が毎月の予算額を決めていくのです。
今までInstagramなどSNSを中心に無料集客をしていた起業家さんは、予算をつけて有料で集客を行っただけでビジネスのステージが一気に変わります。少額からで構わないので、予算を確保してみてください。
Step 5: 人事
「企業は人なり」とはよく言ったものです。あなたのもとで働くスタッフが輝いてこそ、あなたやあなたの会社も輝きます。
現在、あなたの会社に正社員がいようがいまいが関係ありません。今この瞬間から、人を採用して育てていくことを決めましょう。経営者としても大きな成長が訪れることを、私が約束します。
社長の仕事は採用である:
まず、社長にとって一番の大きな仕事は採用であることを徹底的に意識しましょう。ビジネスインフルエンサーとして活躍してきた方にはなかなかイメージがつかないかもしれませんが、自分一人で行うビジネスには必ず限界があります。
自分が倒れたら売上はどうなるのでしょうか?お客様はどうやってサービスを享受すれば良いのでしょうか?自分のためにもお客様のためにも、「採用に力を注ぐ!」。まずはこの決意から全てが始まります。人事評価制度を構築する:
正社員であれ業務委託であれ、スタッフが活き活きと働いてくれる人事評価制度は必須です。誤解を恐れずに言うと、ビジネスインフルエンサーモデルで活躍されている女性起業家は、自分以外のスタッフ待遇について考えたことはほとんどないのではないでしょう。
良くも悪くも物事の発想が自分中心だからです。自己投資ではなく、人財投資。この感覚を大切にしながら、スタッフが働きやすい環境を作りましょう。教育の仕組みを整える:
あなたのもとで働きたいという人財が採用できたら、その人財が育つ仕組みを構築しなければなりません。教育の仕組みって、まず何からすれば良いの?と不安に思っている方もいるかもしれませんが、ご安心ください。
このnoteや私が主催しているWOC(woman owner's club)では、実際に当社が培ってきた人財教育の仕組みについても赤裸々に公開していきます。
まずは、人財教育の仕組みが大切なんだ!と心に留めておいてもらえれば嬉しいです。
Step 6: 財務
金融機関とのお付き合いを始める:
法人を設立していても、金融機関とのお付き合いをしている女性起業家はそう多くはありません。せいぜい法人口座を持っている程度の方が多いのではないでしょうか。まずは金融機関に、「借り入れ」をすることから始めてみてください。
借金が怖い?大丈夫です。今は金利も低く、時代も変わって経営者個人の保証を取られることもほとんどありません。
むしろ特にお金に困っていない今だからこそ、金融機関とのお付き合いを開始するべきです。困ってからは手を差し伸べてくれませんから。投資戦略を策定する:
会社にキャッシュ(現預金)が蓄積されてくると、「いつまでに何に投資をするのか?」という投資戦略も立てやすくなります。
その投資戦略に基づき、先ほどお伝えした人財採用計画も逆算して立てやすくなります。明確な投資戦略があれば、それだけあなたの会社の成長も担保されます。計画的な資金調達をする:
投資をするということは、それだけ会社の資金も減るということ。会社の資金を潤沢にしておくためには、資金調達についても計画に行っていかなくてはなりません。。
会社に資金が潤沢にあれば、経営者の精神的にも安定しますしね。いつまでにいくらの資金調達をすれば良いのか?社内で話し合って決定していきましょう。
最後に、大切なことを。
あなたの想いを言葉に:
なんで起業したんだっけ?何を実現したいんだっけ?その想いを言葉にしてみましょう。それが、あなたのビジネスの核になります。少しずつ変化を:
今までの「個人」としてのブランドから、「会社」としてのブランドに変えていくのは、ちょっと怖いかもしれません。でも、焦る必要はありません。少しずつ、お客様にも説明しながら変化していけばいいんです。常に新しいことを学ぼう:
起業の世界は日々変化しています。でも、怖がることはありません。「へぇ、こんな方法があるんだ」って気軽な気持ちで、新しいことを学び続けましょう。それが、あなたのビジネスを面白くし続けるコツです。
一気に全部やろうとしなくていいんです。今日からできることを、ひとつずつ始めていきましょう。きっと、あなたらしい「オーナー型ビジネス」が作れるはずです。
成功事例に学ぶ:「労働億女」から「オーナー億女」への道
皆さん、ここまでついてきてくださってありがとうございます。
「う~ん、でも本当に私にもできるのかな?」って思っている方もいるかもしれませんね。大丈夫です!
実際にビジネスインフルエンサーで疲弊していた「労働億女」から、時間も経済も自由にコントロールできる「オーナー億女」に転身した先輩たちの事例を見てみましょう。
きっと、あなたにもできるって自信が湧いてくるはずです。
美容系インフルエンサーからビューティーブランドのCEOへ:
Sさんの場合
Sさん(37歳)は、かつてInstagramで50万人のフォロワーを持つ美容系ビジネスインフルエンサーでした。毎日の投稿、商品のレビュー、イベント出演など、休む暇もないほど忙しい日々を送っていました。
「正直、すごく疲れていました。でも、投稿をやめたら収入がなくなる...そう思うと、ずっと走り続けるしかなかったんです」とSさん。
そんなSさんが変わるきっかけとなったのは、ある起業セミナーでの出会いでした。
「そこで『オーナー型ビジネスモデル』という考え方を知って、目からウロコが落ちる思いでした。私も、自分が働かなくても収益が上がる仕組みを作りたい!って強く思ったんです」そこから、Sさんは少しずつ変化を始めました。
サービスの見直し:
個別のプロダクトレビューから、オンラインスキンケア講座の開発へシフト。一度作ったコンテンツを何度も販売できるようになりました。チーム作り:
最初は投稿の編集を手伝ってくれるアシスタントから始めて、徐々にマーケティング担当、カスタマーサポート担当と、チームを拡大していきました。自社ブランドの立ち上げ:
長年の美容の知識と、フォロワーさんのニーズを活かして、オリジナルのスキンケア製品を開発。これにより、一回限りの広告収入だけでなく、継続的な収益源を確保できました。システムの導入:
受注管理や在庫管理のシステムを導入し、ビジネスの効率化を図りました。
現在、Sさんは自社ブランドのCEOとして、年商5億円を達成。週の実働は15時間程度で、残りの時間は家族との時間や自己啓発に充てているそうです。
「今では、私が働かなくてもビジネスが回る仕組みができました。でも、これは決して『何もしない』という意味ではありません。会社の方向性を決めたり、新商品のアイデアを出したり...。『労働』ではなく『経営』に時間を使えるようになったんです」
Sさんからのアドバイスです。
「最初から完璧を目指さないでください。少しずつ、できることから始めればいいんです。私も最初は不安でしたが、一歩踏み出してよかったと心から思っています。皆さんにも、きっとできるはず!」
オンラインビジネスの女王から教育ベンチャーの創業者へ:
Tさんの場合
Tさん(42歳)は、かつて「オンラインビジネスの女王」と呼ばれるほどの人気起業家でした。年に4回の大規模なローンチで毎回1億円以上の売上を上げる一方で、激務による体調不良や家族との時間が取れないことに悩んでいました。
「ローンチの度に、まるで戦場のような日々でした。成功すればするほど、次はもっと大きな結果を...というプレッシャーに押しつぶされそうになっていました」
変化のきっかけは、ある日の深夜まで及んだミーティングでの出来事でした。「スタッフの一人が、疲れ切った顔で『このペースでは続けられません』と言ったんです。
その時、はっとしました。私自身もきつかったけど、一緒に働いてくれる仲間にも大きな負担をかけていたんだって」その日を境に、Tさんは自分のビジネスモデルを根本から見直すことにしました。
サービスの再設計:
年4回の大規模ローンチから、毎月少人数制で行うオンラインプログラムに変更。これにより、仕事の負荷を分散させることができました。組織体制の見直し:
プロジェクトごとにチームを組む形から、専門分野ごとの部署制に移行。各部署にリーダーを置き、権限委譲を進めました。自動化の促進:
顧客対応の一部をチャットボットで自動化したり、コンテンツ配信を自動化するシステムを導入したりしました。新規事業の立ち上げ:
オンラインサロンでの経験を活かし、教育系のスタートアップを設立。自身の知識やノウハウを組織の力で拡大させる取り組みを始めました。
現在、Tさんは教育ベンチャーの創業者として、年商10億円規模の事業を展開しています。
以前のように寝る間も惜しんで働くのではなく、週3日のオフィスワークと、月に1度の講演やセミナーがメインの仕事になりました。
「今では、自分の得意分野に集中できるようになりました。新しいカリキュラムの開発や、ビジョンの発信など、クリエイティブな仕事にやりがいを感じています。そして何より、家族との時間を大切にできるようになったことが嬉しいですね」
Tさんからのメッセージです。
『今のビジネスモデルを変えるなんて、とても怖い』そう感じる方も多いと思います。私もそうでした。でも、勇気を出して一歩踏み出せば、必ず道は開けます。自分を信じて、新しいチャレンジを始めてみてください!」
よくある悩みとその解決策
ここまで読んで、「わかるけど...」と思うことがあった方もいるかもしれませんね。大丈夫です。誰もが最初は不安や悩みを抱えるものです。ここでは、よくある悩みとその解決策をご紹介します。きっと、あなたの疑問の答えが見つかるはずです。
Q1: 「今の売上が減るのが怖くて、なかなか踏み出せません...」
これは本当によくある悩みです。でも、大丈夫。いきなり全てを変える必要はありません。
解決策:
まずは小さな一歩から始めましょう。例えば、週に1日だけ「オーナー型ビジネス」のための時間を作るのはどうでしょう?
現在の収入源を維持しながら、少しずつ新しいサービスや仕組みを作っていきましょう。
短期的には収入が減るかもしれませんが、長期的にはより大きな成果につながります。我慢強く取り組んでみてください。
Q2: 「チームを作りたいけど、人材の採用や育成が不安です」
はい、チーム作りは大きな挑戦ですよね。でも、これも段階的に進めていけば大丈夫です。
解決策:
最初は、フリーランスや副業の方から始めるのもいいですね。小さな業務から任せていきましょう。
採用前に、その人と一緒にプロジェクトをやってみるのも良い方法です。お互いの相性がわかりますよ。
人材育成は、あなたの経験を活かせるチャンス。自分が学んできたことを、丁寧に伝えていきましょう。
Q3: 「システムやツールの導入に投資する余裕がありません」
確かに、高額なシステムやツールへの投資は悩みどころですよね。でも、実はそれほど大きな投資は必要ありません。
解決策:
多くのツールには無料プランや低価格プランがあります。まずはそれらを活用してみましょう。
本当に必要なものから、優先順位をつけて導入していきましょう。
投資対効果を常に考えること。「このツールを導入することで、どれくらいの時間やコストが節約できるか」を計算してみてください。
Q4: 「個人ブランドで成功しているのに、会社ブランドに移行するのが怖いです」
これは多くの方が感じる不安ですね。でも、個人の魅力と会社の強みを上手く組み合わせることで、さらに大きな成功につながります。
解決策:
急激な変更は避け、段階的に移行していきましょう。例えば、SNSのアカウント名を「あなたの名前 / 会社名」というように併記するところから始めるのはどうでしょう。
会社ブランドを作る過程を、フォロワーの方々と共有してみてください。「一緒に成長していく」というストーリーに、多くの人が共感してくれるはずです。
あなたの個性や価値観を、会社の理念やビジョンとして昇華させましょう。そうすれば、個人ブランドと会社ブランドの一貫性が保てます。
Q5: 「新しいことにチャレンジする時間がありません」
毎日の業務に追われて、新しいことを始める余裕がない...そんな悩みをよく聞きます。でも、この状況こそが「オーナー型ビジネス」への移行が必要なサインかもしれません。
解決策:
まずは、現在の業務を棚卸しして、本当に必要な作業かどうかを見直してみましょう。思い切って、いくつかの業務を削減または外注してみるのも手です。
毎週決まった時間(例えば2時間)を、新しいプロジェクトのための「聖域」として確保してみてください。その時間は、どんなに忙しくても新しいことにチャレンジする時間と決めるのです。
小さな実験から始めましょう。例えば、新しいサービスのアイデアを小規模なテストマーケティングにかけてみるなど、手軽に始められることから取り組んでみてください。
明日からできる!
小さな一歩を踏み出すためのヒント集
最後に、明日からでも始められる小さなアクションのヒントをいくつかご紹介します。どれも簡単なことばかりですが、これらの積み重ねが大きな変化を生み出すんです。
1. 朝の15分、未来のあなたのために使おう
毎朝15分、「未来のあなた」のために時間を使ってみませんか?例えば...
この15分が、あなたの未来を作っていくんです。
2. 「これ、自動化できないかな?」を口癖に
日々の仕事の中で、「これ、自動化できないかな?」と考える習慣をつけてみましょう。例えば...
小さな自動化の積み重ねが、大きな時間の節約につながります。
3. 仲間との「未来会議」を開こう
月に1回、仲間と「未来会議」を開いてみませんか?オンラインでも、カフェでも構いません。
一人で考えるよりも、仲間と話すことで新しいアイデアが生まれやすくなります。
4. 「権限委譲」を練習しよう
すべてを自分でやろうとするのではなく、少しずつ他の人に任せる練習をしてみましょう。
最初は不安かもしれません。でも、この経験が「オーナー型」への大切なステップになるんです。
5. 「感謝ノート」をつけよう
毎日、感謝したことを3つノートに書き留めてみましょう。
感謝の気持ちを持つことで、周りの人たちの支えに気づきやすくなります。そして、その気づきが「オーナー型」への移行をスムーズにしてくれるんです。
6. 「実験」を楽しもう
新しいアイデアがあったら、すぐに小さな「実験」として試してみましょう。
失敗を恐れずに、小さな実験を重ねていくことが、大きな成功への近道なんです。
さいごに:
あなたらしい「オーナー億女」への道
ここまで長い記事についてきてくださり、ありがとうございます。最後に、もう一度大切なことをお伝えしたいと思います。
「オーナー型ビジネスモデル」への移行は、決して簡単な道のりではありません。時には不安になったり、思うように進まなかったりすることもあるでしょう。でも、それは全く普通のことなんです。
大切なのは、あなたらしさを忘れないこと。
「オーナー億女」になることは、ただお金を稼ぐためだけのゴールではありません。それは、あなたが本当にやりたいこと、大切にしたいことのために時間と自由を手に入れること。そして、あなたの想いやビジョンをもっと大きな形で世界に届けること。
だからこそ、焦らず、自分のペースで進んでいってください。今日からでも、小さな一歩を踏み出せることがきっとあるはずです。例えば...
どんなに小さなことでも、その一歩が未来のあなたを作っていくんです。
最後に、こんな言葉を贈らせてください。
「あなたの想いは、きっと誰かの人生を変える力になる」
その素晴らしい想いを、もっと大きな形で世界に届けるために。自分らしく、でもこれまでとは違う方法で。
そんな新しい挑戦を、心から応援しています。
さあ、あなたらしい「オーナー億女」への素敵な旅を始めましょう!
お知らせ
私が運営しているWOC(Woman Owners Club)は、1期で募集を終了する予定だったのですが、
『こんなに包み隠さず教えてもらえる講座はない』
『私は社長に向いていない、これ以上拡大することもうできないかも…と思っていたけど、まだまだいけそうです!』
『数字を見ることに蓋をしてきたけど、課題が明確になり爆速できそうです!』
など、私たちもびっくりするくらい非常に好評をいただけているので、今後も開催していこうと決めました。
会社の仕組み化、組織化は、売り上げをあげていく要です。これをやらずして、ビジネス規模を拡大することは不可能なので、一人社長で疲弊している人はぜひ参加してください。
以下よりタップすると詳細が見れます。
↓↓↓ このような状態から ↓↓↓
このように変化させていくことを誓います!
私の人生もまだまだこれからです!!!!
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