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雑記

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#朝夕

3/6 マロウ

3/6 マロウ

先日プライベートレストランの前に、少し時間ができたので料理に使えそうなハーブを収穫しに行きました。

マロウは日本名「ウスベニアオイ」というハーブで、花をよくハーブティーに用いますが若い葉っぱがオクラのように粘りがあってとても美味しい。
雪にしばらく埋もれてましたが、青々と元気に復活。
ムスクマロウという香りがいいマロウや、マシュマロの語源になったというマーシュマロウもあるそうで、植えたいハーブリ

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2/25  霞と朧

2/25 霞と朧

雨水の次候は「霞始めて靆く」

霞(かすみ)は春の季語で、あたたかくなり始めた春先によく見られる現象のこと。

昨日、山道を走っていると霞がたなびき、幻想的な世界が広がっていました。「仙人は霞を食べて生きている」と以前何かで読んだことを思い出し、霞を料理にするなら、という妄想が始まる。
ちなみに夜は霞とは言わずに朧と言います。
おぼろ昆布はそういう視点で見るとなんて美しい名前。おぼろ豆腐のふわふわ

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2/16 冴返る 暮らしの茶

2/16 冴返る 暮らしの茶

昨日からちらつく雪… 心身ともに春モードになってしまっていたので、冬には平気だった寒さが急にきびしく感じます。
「冴返る」という季語があり、冴返るとは一旦暖かさを経験した後の刺すような、鋭角的な寒さのこと。この繰り返しで春になるのは毎年の自然現象とわかっているのですが、お布団と湯たんぽから離れるのが辛いです。

今日は私にとってお茶の先生であり友人のお誕生日なので、朝から色々と思い出しています。先

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2/14 スパイスカカオ大福

2/14 スパイスカカオ大福

今日はうぐいす大福を作ろう思っていましたが、
朝からラジオでずっとバレンタインの話題ばかり出てくるので、少しバレンタインを意識した大福を作ってみることに。

チョコレートはなかったので、家にあるカカオニブを使うことにし、スパイスとカカオを加えたきな粉で和えた大福をつくりました。

弱火で 10分ほど炒った大豆をミルサーにかけきな粉を作り、さらにカカオニブ、シナモン、キャラウェイシード、ブラックペッ

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2/12 はる 猫柳の新芽

2/12 はる 猫柳の新芽

春の語源は明らかになっていませんが「天候が晴る」「草木の芽が張る」「田畑を墾る」「氷が解けて水が張る」など、いろんな説があります。

草木も動物も皆動き出す季節。

先月から花器に挿しっぱなしの我が家の猫柳は上着を脱ぎ捨て、花が咲き、根が伸び、ついに新芽が出てきました。ピースをしているみたいで可愛い。日々の変化に癒され、私も頑張ろうという気持ちが湧き起こります。

猫柳は土に植えれば簡単に根づくそ

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2/7 猫柳 ふきのとう豆腐

2/7 猫柳 ふきのとう豆腐

今朝、先月買った猫柳の花穂が、上着を脱ぎ捨てふさふさになっていることに気付きました。
猫柳は別名、川柳、えのころ柳。

川柳は河原に自生するところからこの名前が付けられたそうで、えのころとは犬ころのこと。銀色の艶やかでなめらかな毛並みはつい撫でてしまいたくなる愛らしさがあります。そういえば猫じゃらしも別名えのころ草、昔から人に愛でられていた植物なのだろうと思います。
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先日は久しぶりの来客

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