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アーユルヴェーダの重要キーワード!5元素とは?

1.5元素について


インドの生命科学アーユルヴェーダでは、
宇宙は5つの要素からなると考えられています。


私たちが存在するこの宇宙は5元素と呼ばれる
空・風・火・水・地で構成されています。


そして私たちの身体を小宇宙と考えると
その5元素が私たちの身体の中でも働いている
と考えられています。


私たちの身体を小宇宙と考える…。
う〜ん。ちょっと難しい話ですよね。
実は私も初めは同じように感じていました笑


しかし記憶を遡ってみると私が初めて宇宙の
存在を知ったとき、それは確か小学生の頃
だったと思います。


そしてそのとき、私は確かに自分が宇宙に
存在する生物であることを意識していました。


私たちが宇宙の中の惑星である地球に存在
していること。


そして地球は西から東に1日1回転をしながら
太陽のまわりを回っていること。


そのことを学校の授業で学び、子供だった私は
回っている地球に存在する私ってとても不思議
だなあと思ったことを覚えています。


あまりにも当たり前すぎて私たちが地球という惑星に存在する生命体という事を普段意識することはありませんがこれは紛れもない事実ですよね。


そう考えたとき、

私たちの身体が自然界にもともと存在する
空・風・火・水・地の5つの要素で
構成されている
ということが

スッと腑に落ちたような氣がします。

2.3つのエネルギー「トリドーシャ」


続いてエネルギーのお話になります。


アーユルヴェーダでは私たちの身体を支えて
いるものはエネルギー
であると考えます。


そして中国医学でいう「氣」のことを
アーユルヴェーダではドーシャと呼びます。


そのドーシャと呼ばれるエネルギーは
3つあります。


①空とから構成されるエネルギー
ヴァータ

と水から構成されるエネルギー
ピッタ

と地から構成されるエネルギー
カパ


この3つのドーシャのことをトリドーシャ
言います。ちなみにトリは3という意味です。


3つのドーシャがバランスよく働けば健康

アンバランスになると病気へと進行していく
と考えられています。


ドーシャのバランスを乱す要因は5つあります。


①体質
②時間
③日常生活
④場所
⑤天体


この5つのうち、①の体質(生まれつきの性質)
が1番大きな要因
となるためアーユルヴェーダで
は体質を重視しているのです。


参考文献:アーユルヴェーダ入門 
上馬場和夫・西川眞知子 著


3.まとめ


少し難しいお話になりましたが、
アーユルヴェーダは私たちが本来持っている
内側の知恵に耳を傾ける
ことで自分自身で


セルフケアを行い自分を癒すことができる、
ホームドクターのような存在です。


アーユルヴェーダは生命の法則を説いたのもの
と言います。


つまり知恵としてのアーユルヴェーダはすでに
私たちの心の中にあるということを理解すれば、


私はこの理論はとてもシンプルで自然なものだと
思うのです。


自然の中から学べること
って私たちが思っているよりももっとたくさんあるのでしょうね。


「進化思考」の著者である太刀川英輔氏
この本の中でこう言っています。

関係は、内部の構造から外部の生態系まで空間的に広がり、また過去から現在、そして未来に至るまで時間的に広がっている。

愛情というのは、時空観の広がりのなかに、適応の在り方を探すことなのかもしれない。


この本の中で言うように、

私たちの中の変わらないものの中に適応の
在り方を探すことが愛を見つけるヒント

なるのではないかと私は思います💓

あなたの心は今、あなたに
何を教えてくれているでしょうか?

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