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喜びを感じる
ア-ユルヴェ-ダは、至福に到達するための人生の知恵と表現されます。
「至福」には次の意味があります。
・この上もない幸せ。(出典:デジタル大辞泉)
もうこれ以上欲しいものがないほど満足している状態、などをいいます。
私は先週末、天気がとても良かったので家族揃って近くの大きな公園に出掛けることにしました。
私たちが出掛けた公園にはカラフルな滑り台や遊具がたくさんあるので、晴れた日の休日はたくさんの家族連れが楽しそうに遊んでいます。
息子も目を輝かせながらカラフルな滑り台に登ったり、ゲラゲラ笑いながら公園の芝生の上を走り回りまわっていました。
そんな息子をみていると、ちょっと前まで赤ちゃんだったのになあ…。
などと切なさと喜びが混じり合ったような複雑な氣持ちになるのは子育てのはかなさゆえでしょうか。
光や色には人を引き寄せる力があるといいます。
「Joyful 感性を磨く本」の中で著者のイングリッド・フェテル・リーはこのように書いています。
科学技術のおかげで私たちの健康や幸福度が大きく向上している半面、環境がダイヤルや文字盤を通してコントロールされていなかった時代に存在した知恵が奪われてしまったことを実感させられる。
いまでは火をおこしたり窓を開けたりする代わりに、サーモスタットのノブをまわす。
薬草を食べる代わりに、鉄剤を飲む。
利便性と効率性は手に入ったが、その代わり言語化されない知恵が失われた。
体内の変化はもはや環境とは関係がないように感じられ、そのせいで私たちは、「人間は環境に依存せず、環境の影響も受けない」という幻想を持つに至った。
そうして心身の健やかさに欠かせない、色や光などの要素が欠けた環境が生み出されたのだ。
明るさは重要だが、喜びとエネルギーに満ちた光をつくるには、光量だけに気を配ればいいというものではない。
「喜びに満ちた環境」を生み出すのは、「差し込んでくる日光」だという。
光の山と谷は、私たちの目を空間内の注目すべき点に向け、またさらに重要なことに、私たちを引き寄せるのだ。
春が来ると、私たちは時間の感覚を、そして何より「できる」という感覚を取り戻す。
地面を覆っていた硬い氷が解け、樹液が流れ、無数のつぼみが一斉に開き始める。
緩慢だった地表での動きが加速するにつれ、周囲の新たな始まりのエネルギーを感じ取り、未来へと目を向ける。
喜びが足を速めて近づいてくるのを知り、両手を広げて待つことがどんなに胸躍ることかを思い出す。
公園の中は空から太陽の光が差し込み、芝生からは春の匂いが感じられ、まるで子供たちの楽園のようなエネルギーに満ち溢れていました。
私には光と色に引き寄せられた子供たちが自然のエネルギーを受け取り全身を使って至福のひとときを楽しんでいるように見えたのです。
恐らく大人より純粋な心で遊びを楽しむ子供の方が光や色に対しての感性が高いのでしょうね。
今年は桜の開花が例年よりも早まるそうです。
満開の桜はもうすぐそこまでやってきています。
桜のピンク色は私たちに幸福感、安心感を与えてくれるといわれます。
あなたは普段どんな事に喜びを感じていますか?
桜の花を眺めることであなたも子供のように至福
のひとときを感じることができるかもしれません🌝
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