眠りから覚める
すっかり朝晩過ごしやすくなって、秋の訪れを感じますね。
この秋、10月に開催されることになっていた多次元キネシの中級(アルクトゥルスメソッド)クラスが来年春に延期になったため、ひたすら自己調整しながらのんびり進もうと考えています。
先日(といってもかなり前ですが)、「まだ読んでないけど」と紹介した本がありました。何となく内容が深そうだなぁと思っていたのでダウンロードしたまま開いてなかったのですが、一気に読み終えました。それが1ヶ月ほど前(って、いろいろ寝かしっぱなし…😋)。
感想を言うと、読んでよかった!
去年の初め頃に紀伊国屋で本を手に取った時から、買おうかどうしようか迷ったのですが、その時にイメージしていた内容とは全然違っていて、いい意味で期待を裏切られるものでした。
内容について詳しいことは書けませんが、ある被験者の女性の退行催眠の記録が綴られています。
この女性はものすごく深く催眠に入るタイプで、自分がセッション中に見たものについて、催眠から覚めるとまったく覚えていないというところが興味深い点。
だからこそ、マインドやエゴの介在する余地がなさそうだなぁとも思いました。
実際、私がやるヒプノのセッションでも深く入る人とそうでない人がいます。
深く入らない場合は、だいたいマインドが邪魔しているか、潜在意識(無意識)で抵抗があるんだろうなぁと思ったりします。緊張していることも要因として挙げられます。とはいえ、この本に出てくるように、セッションの内容をまるで覚えていない人にはまだ出会ったことがないので、ある意味、とても新鮮でした。
そして、私はエッセネ派についても詳しく知らなかったので、この本から知ることが多く、またしても歴史として語られることをそのまま鵜呑みにしないことの大切さにも気づかされました。
そして、若き頃のイエスの様子やその姿勢がなんともストレートに、みずみずしく表現されていて、本に書かれている以外のこともたくさん語られたのだろうなぁと、興味が尽きないのでした。
ちょうどその頃は、私のやっている多次元キネシオロジーとヒプノセラピーは、それぞれまったく別物だと捉えていて、融合することなど想像すらついていませんでした。むしろ、どちらか1つに絞ったほうがいいのかな、とも感じていました。
でも、たまたま連続で多次元キネシのセッションを受けてくださった方がいて、その方の身体の情報から、調整法として「誘導瞑想」「自分で見る」と出てきたのがきっかけで、多次元キネシのセッションの中にヒプノを取り入れてみたことがあったのです。
その時の私は、「え、まさかね…」と筋反射のブロッキングを疑い、何度も確認したのですが、それでも「誘導瞑想」「自分で見る」と出てきました。
私のマインドが抵抗していたんだな…と、今になっては思います。
確かにインナーチャイルドに会いに行く誘導は(すべてじゃないにしろ)ヒプノのようだったりもするし、過去世のエネルギーに触れたり、解放するのにヒプノは有効だと思います。
そんなこんなで、ヒプノに対する私自身の捉え方や取り組み方も、この本を通じてさらに自由になれた気がします。
こうじゃなきゃいけないことなんて、何ひとつないんだなぁと。
いろんな意味で目からウロコ。読後にハッとすることが多かったです。
なんだか横道にそれてしまいましたが、Amazon Unlimitedの会員なら無料で読めるので、『イエスとエッセネ派』にご興味あれば、ぜひ。
多次元キネシオロジーやヒプノセラピーのセッションをしています。
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