継続するという情熱
最近見たアマプラの映画に、『ロスト・キング~500年越しの運命~』というのがあります。
サムネイルはなんだかファンタジーのような感じだったので、まったく期待せずに、ただ、イギリスの雰囲気を懐かしみたいな~という軽い気持ちで観たのですが。
これが、なかなか良かった💛
500年前の王家の血統を持つ、後世には醜聞と言っていいくらいいろんな悪評で語り継がれたリチャード3世にまつわる話。
シェイクスピアの劇にも悪名高き王というネガティブな描写をされていて、「それは本当なの?」を探っていく1人の女性が主人公の物語です。
本当なの?と疑問を持つこと、それに気づくこと自体もすごいなぁと思うのですが、その疑問を発端に、人生を賭けると言ってもいいくらいのひたむきさで真実を探求していく主人公の姿に心を動かされました。
そして、これが実話を基にしているというのも感動的でした。
これを観てキネシの世界と通じるところがあるなぁと。
自分の思い込みに気づくこと、「それって本当?」の姿勢をいつも持っていることが大切だし、ひとつの見方に囚われないことやいろいろ検証してみること、いろんな方法で確かめてみたり、試してみたりすることとか。
サムネイルだけで敬遠していて、おススメに上がってくるたびに何度もスルーしていたのですが、観てよかったなぁ、とつくづく思いました。
あ、確かにファンタジーと思う要素もありましたけど。
最終的には、語り継がれていた醜聞が事実とは違っていたと明らかになったり、のちに英国王室がリチャード3世を正統なイングランド王と認めたりとか、この主人公の女性の情熱がそれまでの世界の常識を変えていったところが胸アツでした。
もちろん、すべてがスムーズにいったわけではなく、いろんな人の立場やエゴも絡んで厄介な問題もたくさん浮上していたのですけど。
それもまた、人間らしいというか。
私の単純なところですが、「雨垂れ石を穿つ」じゃないけど、やっぱりコツコツと情熱をもって続けることって大事だなぁと、映画を観た後に早速、自己ヒーリングに励んだのですけどね…。
これまでは情熱って、パッと急激に惹かれることだったり、ドカーンと気持ちが燃え上がったりするようなものだと思っていたのですが、それは単なる刺激でしかなく、
ひとつの物事をいろんな視点ややり方を取り入れながらコツコツと継続すること、継続していけるあり方なんだなぁと、何度か学んだことではあるんだけどそんなことを再確認するきっかけになりました。
そういう意味では、これからも私はキネシやヒプノへの情熱が途絶えることはないだろうなぁと思います。
新しい視点や調整法を取り入れていく柔軟性も持ちながら。
いろんな人との関わりで、視野をもっともっと広げていけたら。
そして自分の思い込みや制限もじゃんじゃん外していけたらなぁ、と。
ほんとにまだまだ意識の成長には余地があるんだなぁ、と楽しみでなりません。
アマプラではこのほかにも『丘の上の本屋さん』というイタリア映画も好きだったなぁ~💖
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