見出し画像

【現場で生徒はどう変わる?】SDGsをリディラバと一緒に自分ゴトにしよう!

こんにちは!リディラバ教育旅行チームです!

近年、学校教育で注目を集めるSDGs!何から初めようか悩まれている先生や、もう一歩踏み込んだ活動をしたいと考えている先生も多いのではないでしょうか?

リディラバの教育旅行では、社会問題の現場を訪れる【スタディツアー】と現場で感じた自分の考えや意見をより深める【ワークショップ】を通じて、SDGsを自分ゴトとして捉えるプログラムを実施しています。

今回の記事では、「実際にプログラムに参加した生徒たちはどう変わるの?」という疑問にお答えしていきます!

今回プログラムに参加してくれたのは・・・

立教新座中学校の3年生204人です。
コロナによる修学旅行の代替プランとして、日帰り研修の形で、6ヶ所の現場に分かれてツアーを行いました。
訪れた6つのツアーの内訳は、以下の通りです。
① フェアトレードを学び消費行動について考えるツアー
②「心のバリアフリー」について考えるツアー
③ 多様化する現代の依存症を知り課題を見つけるツアー
④ 日本の伝統工芸を次世代に繋ぐための課題を知るツアー
⑤ ロボットと協働する未来を見に行くツアー
⑥ 荒川を歩いて、未来の持続可能な生活スタイルを考えるツアー
(それぞれのツアーの詳細は、こちらからお問い合わせください。)

ツアー × SDGs × 探究学習

生徒たちからは、「ツアーで見た社会課題に関する関心」と「SDGs / 探究学習に関する関心」、2つの関心の変化が見られました。「ツアーで見た社会課題に関する関心」がツアーの中で実際に変化する様子については、現場ごとのツアー紹介noteにてご覧いただけます。
今回は、「SDGs / 探究学習に関する関心」への意識の変化について、ツアーに参加した生徒たちへのアンケート結果を見ながらお伝えしていきます。

① スタディツアーからの学び

スクリーンショット 2021-12-13 13.57.58

ツアーでは、実際に現場へ足を運び、当事者から直接話を聞くことができます。
普段目にすることができない現場を見たり、普段伺うことができない話を当事者から聞くことで、生徒たちにどのような変化があったのでしょうか?

【「SDGs / 社会課題」について、関心がありますか?】

スクリーンショット 2021-09-14 14.45.34

「SDGs / 社会問題」に「関心がある + とても関心がある」と回答する割合は、
事前(34.2%)から事後(60.5%)に増大しました。

【「SDGs / 社会課題」について、自分の行動が力になると思いますか?】

スクリーンショット 2021-09-14 14.52.45

「SDGs / 社会問題」への自己効力感について、「そう思う+とてもそう思う」と回答する割合は、事前(30.7%)から事後(43.1%)に増大しました。

【次の学び方は、あなたの好み・性格に合っていると思いますか?】

スクリーンショット 2021-09-14 14.57.02

「教科書・本を使った学び」が「自分に合っている + 自分にかなり合っている」と答えた割合が、事前(45.7%)から事後(35.9%)に減り、代わりに「身体で体験したり、直接人と話す学び」について「自分に合っている + 自分にかなり合っている」と答えた割合は、事前(53.7%)から事後(62.6%)に増大しました。

【まとめ】
「スタディツアー」では、五感を使って現場で学ぶからこそ、教科書の中のことになりがちな「SDGs / 社会問題」を身近に感じ、関心や自己効力感が高まったことが分かります。
また、多くの情報が溢れる現場で刺激を受け、当事者と対面でお話いただき、一次情報を自ら取りに行く学習スタイルの楽しさ・魅力に気づく生徒が増えたことも分かります。

② ワークショップからの学び

ワークショップでは、「現状整理」「理想状態の設定」「課題の設定」「解決の策定」というリディラバ独自のフレームワークを用いてディスカッションを行っています。スタディツアーだけでなく、フレームワークを用いて自分が感じたことを言語化して意見を交わすことで、生徒たちにどのような変化があったのでしょうか?

【立場が違う人の視点に立って、ものごとを考えることに自信がありますか?】

スクリーンショット 2021-09-14 16.10.15

「少しは自信がある+自信がある」と回答した生徒は、事前(47.2%)から事後(53.3%)に増大しました。

【取り組むべき本質的な課題を見つけることに自信がありますか?】

スクリーンショット 2021-09-14 16.12.45

「少しは自信がある+自信がある」と回答した生徒は、事前(44.2%)から事後(52.8%)に増大しました。

【まとめ】
「ワークショップ」では、フレームワークに基づき、現状・理想の部分でそれぞれの立場に立って関係者ごとの情報を整理します。その経験から、「他者視点に立った想像力が得られた」と感じた生徒が多いことが分かります。
また、現状と理想のGAPを課題と定義するフレームワークを活用することで、単に「困りごと=課題」と考えるのではなく、本質的な課題設定力(=事実を把握し、真に解決すべき課題を見つける力)が身につくと実感した生徒が増加しました。

ツアーを通じて変わる!生徒たちのこれから

アンケート結果、いかがでしたでしょうか?

SDGs / 社会課題 / 探究学習への関心を高めて、入り口を広げるスタディツアー
実際の社会課題について議論し、自分たちで課題解決するワークショップ

リディラバでは、この2つの活動を通して、生徒のみなさんに普段の授業ではなかなか得られない経験をしていただきたいと思っています。

探究学習の「はじめの一歩」として、まずはとにかく「自分ごと」としてSDGs/社会問題に関心を持ってもらいたい!
探究学習の「集大成」として、これまで学んだ課題設定や協働のスキルを使って、現実の社会問題を正面から考えてほしい!
など学校の要望に応じて、ツアー・ワークショップの比重を変えるなど、プログラムアレンジもできます。

さまざまな成長の節目で、生徒のみなさんが社会課題に向き合うきっかけをつくるツアーに参加してみませんか?

詳しい資料の送付、プログラムアレンジのご相談承っています。
ぜひお気軽にご連絡ください。
👉👉リディラバ教育プログラムのお問い合わせはこちら👈👈



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?