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&TEAMという奇跡に出逢った

アイドルとは、私にとってかけがえのない存在だ。

最初のきっかけは、小学生の時に母親に連れて行かれた某夏フェスで観た「東方神起」。
これまでドラマに出るかっこいい俳優を見た時や、クラスの足が速い人気者を好きになって教室で眺めている時も「かっこいい」と感じたことはあったが、全く別物の感情に出逢ってしまった。

一瞬の中に人生の全てを注ぎ込んだような、そんな刹那的な美しさ。
儚く脆そうにみえて、揺らぐことのない強さ。
アイドルという存在でしか、この感情は得られないと思う。

あっという間にK-POPにハマり、東方神起はもちろん、Super JuniorやSHINee、少女時代、f(x)、EXOといったSMエンタのグループを中心にB1A4、Apinkなどいわゆる第二世代アーティストは一通り追ったと思う。

※私をアイドル沼に引き連れこんだのは、SHINeeでした。SherlockのMVみて、電光石火の如くハマった。この時に大好きだったSHINeeがいるから、今大好きなフウマくんがアイドルとしていてくれてるという事実を知り、ちょっと泣いた。

※あとSMエンタの中でも、好きだったのはSuper Juniorの通称'ミスプル'ことMr. Simple。クセになるので、ぜひ聴いてみてほしい。(ちなみにスジュはバラエティ班要素も強く、このMVのビジュアルに関しては色んな意見があって良いと思っている)

社会人になってから、少し推し活は落ち着いていたものの、日プ2をみてオーディション番組にどっぷりハマり、INIやZEROBASEONEのいる現場には足繁く通うようになった。

※INIはぜひ「MORE」と「KILLING PART」を同時摂取して欲しい。可愛すぎて丸呑みしたくなるようなイケメン11人と、「未経験メンバーも多数いるサバ番発のグループが、こんなにバチバチに踊れるの?!」という良質パフォーマンスを味わえて情緒が安定します。

そんな私が&TEAMを見つけたのは2024.07.13。音楽の日だった。

INIや他にも気になるアーティストがいて、しかもダンスバトルという豪華コラボレーションがあったため、8時間家から出ず、ずっとテレビに張り付いていた。

ちょうどその日の午前中に、仕事でクライアントとのトラブルがあったり、家庭でも少し気が立つ出来事があったりと、蟹座の運勢ランキング12位を疑いようもなく確信していた日でもあった。

そんな感じで、なんとなく気が晴れないまま観ていたダンスパフォーマンス。

「グループ対抗ダンスバトル」企画では、人気グループ18組が日本に希望をもたらした大ヒット曲の数々を、それぞれの振り付けで披露。そして、ラストには全18組総勢100人以上が、心を一つにシンクロダンスを披露する。

産経新聞より
https://www.sankei.com/article/20240713-JXBDKQGF5FJIHON5OITPDUKXPY/

それぞれのグループが「組み技対決」「YOASOBI対決」「帽子対決」など、お題に合わせて選曲・振り付け構成などを考えパフォーマンスを披露するといったものだった。

目当てのINIに大歓喜していたのも束の間、私の目に飛び込んできたのが、&TEAMだった。

お題は「椅子を使ったパフォーマンス」。
藤井風のきらりに合わせたパフォーマンス。

「荒れ狂う季節の中を、二人は一人きり、さらり」という歌詞に合わせて、長椅子を伝ってとんでもなく顔が綺麗なイケメン(あとでHARUAくんだと知った)が現れる。

誰が「椅子を使ったパフォーマンス」で、まさか長椅子を使うことを思いつくの?!?!

その後もYUMA.HARUA.EJ⇨長椅子に全員ビタで揃ったダンス⇨NICHOLAS.TAKI.MAKI.FUMAと心地よい流れが続いていく。この時には既に、パフォーマンスの揃い方と、系統が違うのに全員もれなく良いビジュアル、爽やかさに完全に目を奪われていた。

そして颯爽と画面の前面に現れたのがFUMAだった。
この時の衝撃はまだ忘れられない。

「色々見てきたけれど、この永遠は、きらり」といった歌詞だったと思う。

そんな切なく美しい歌詞にのせて、あまりにも一瞬にすべてを託したような輝きを放っていた。
「このステージの1秒たりとも、逃したくない」とでも言うように、どの瞬間を切り取っても眩しいくらい洗練された、いい意味で計算し尽くされた美しさがあって、その眩さにクラクラしそうになった。

サビに入る頃には、&TEAMという存在があまりにもキラキラしていて、涙が出ていた。
たぶん自分のメンタルや状況もあったけど、あまりにも良すぎた。

あれほど生きてきたけれど全ては夢みたい
あれもこれも魅力的で 私は君がいい

https://www.uta-net.com/song/301687/

どこにいたの 探してたの
連れてって 連れてって
何もかも 捨ててくよ どこまでも どこまでも

https://www.uta-net.com/song/301687/

荒れ狂う季節の中も 群衆の中も
君とならば さらり さらり
新しい日々も 拙い過去も 全てがきらり

https://www.uta-net.com/song/301687/

パフォーマンスが終わってすぐ、オーディションを見返して、YouTubeを片っ端から漁った。

FUMAくんの下積みが長く決して楽な道ではなかったこと、&TEAMというグループに掛けていた想い、そこまでに積み上げてきた努力の総量を知った。

Kくん、EJ、NICHOLAS、YUMA、JO、HARUA、TAKI、MAKIがアーティストという夢を叶える為に、まだ幼い中で家族や友人と離れ、異国の地で踏ん張り続けてきた歴史を知った。

そうして改めてこの「きらり」の歌詞にのせたパフォーマンスを見返すと、さらに込み上げてくるものがある。

ちょうど1週間後に&TEAMがツアー公演をしていることを知り、迷わず一般席のチケットを購入した。

有明アリーナ天井の後ろからみる&TEAMは本当にかっこよくて、キラキラしてて、可愛くて、あっという間にLUNÉになった。


よく最近、Xなどでも推し活に対して色んな意見をみる。
時間やお金が削られるだけで、手元には何も残らない、ただの衝動的な消費行動だ、もちろんそういう見方があることも理解できないわけではない。

でも、誰かを応援することが、その時の自分の救いになっているかもしれないし、世界を彩ってくれているかもしれない。人生が楽しく、生きることが幸せだと感じられるようになるかもしれない。

冷静な判断でないとしてと、きっとその瞬間の自分にとって必要なことなんだと思う。
少なくとも、あの日、すごく心が沈んでいた私を救い上げてくれたのは&TEAMのパフォーマンスだった。
これは他で絶対に代替できないことだったと思う。

あの日、あのタイミングで&TEAMに出逢えて良かった!
そして、何も知識がない私の呟きに「このFUMAくん最高ですよ!」「これ&TEAMの魅力が全面に出てるので見てみてください!」と背中を押してくれたLUNÉというファンダムの愛情の深さと優しさも心に沁みた。

推し活において、周りとのコミュニケーションも楽しみたい私にとって、ファンダムの治安の良さと愛情深さはすごく大事だったので、本当に今&TEAMを推してて楽しい。

青嵐カムバ、全力で楽しもうと思います!

さすがHYBE、とにかく曲がめちゃくちゃ良い。
&TEAMと青春を過ごしている気になるし、一緒に夏を辿れるとんでもなく好きな曲。

みんなとスイカの種飛ばししたいし、タキと飛距離を競い合いたい。蛍をみに少し暗い場所にいってフウマに「大丈夫だよ、幽霊って存在しないから」って落ち着かせてほしいし、わんさか出たホタルみてケイくんマキとはしゃぎたい。そして帰り道本当は怖いのに強がるユーマをわざと驚かせたい。

プールにいってボロボロに落ちたメイクみてコインズに笑われたいし、疲れた頃にじょーとはるあと日陰に座ってアイス食べたい。

そんで夏の終わりにフウマと地元のお祭りに行って、神社の階段で花火みながら、「夏、終わっちゃうねえ。楽しかったね。」「来年もまた来たいねえ」って言い合いたい。(ごめんなさい、強欲すぎるから再びフウマ出したこと、お許し下さい。)


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