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マタニティ坐禅で見えたもの

先日マタニティ坐禅に参加しました!
(ただいま妊娠19週と6日)
助産師さんと、北鎌倉建長寺の和尚さんのご支援で実現したイベントで、わくわく。

座禅中の深い呼吸は、お産中の呼吸にも通じるところがあって、深く呼吸をすることで赤ちゃんに酸素がうまく流れて安産を目指せることや、痛みなどの不安や恐怖、期待などの感情をありのままに受け止める練習にもなります。

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座禅の前に、腹式呼吸のやり方、正しい座り方や姿勢のレクチャー、お経を一緒にとなえます。気が散漫する方には警策(肩たたき)もあり。

手で輪をつくり、座禅に集中。お腹の子はまだ大きくなく胎動も感じられないので、自分の心に全集中です。
普段から前向きに過ごしてきたつもりでしたが、心を落ち着けてみると、不安を隠している自分と向き合うことに!!頭はこれからの仕事と子育ての両立のことで頭がいっぱいで、先の事を考えすぎている自分が見えてきました。

坐禅は20分でしたが、こういった不安事を意識せずにいると、ネガティブな感情で浅い呼吸になりやすくなります。

心を整えるのはあくまで深い呼吸。

息を吸うときに数を心の中で数えながら、
その数を心の目で追い(数息観)、一から十まで数をかぞえるペースで、へその下に気を集中させていきます。

こういった深い呼吸を体験したことで、無意識にネガティブになっているときも、自分で気づくことができるので、立派なセルフケアになります。

和尚さんになる修行というのは、駆け出し3年は食事以外の時間はほぼ坐禅を組み1日を過ごすそう。時計はないため、ろうそくの火が消えたころ坐禅終了という目安があるらしく、はやく終わらないかな〜と火を見つめたときもあったそうです。
禅の修行は坐禅中だけでなく、歩くとき、仕事や食事中も全てが坐禅です。こうやって月日をかけて心を整えるからこそ習慣になりそれが当たり前の日常になっていくのだと感じます。

お近くの方は、建長寺さんの一般向けの定例坐禅会に参加してみてはいかがでしょうか。
みなさん、素晴らしい時間をありがとうございました!

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和尚さんと助産師さん、同じ病院で出産予定の妊婦の方々と
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建長寺三門。こちらの下を通ると心が清浄になると言われています。


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