「私と転職活動」心変わり⑬悩んで立ち止まっていても何も変わらないことに気づいた時。
転職活動では時に、八方塞がりになることがあります。それは、応募に繋がらない。面接にたどり着けない。自分の行き先が全くわからなくなる上に、働き口が存在するのかどうかも確信が持てなくなる状態です。「仕事を辞めるべきではなかったのだろうか。」と思いながらも、自分の決断が正しかったことを証明したい一心で、動けた時も通り過ぎ、自分を前進させることにも「ネタ切れ」の時が訪れました。
あんなに、一生懸命、働けていたのに。
勤務時間では足りないぐらい、何人前もの仕事をしていたこと。1時間はやく行けば1時間はやく帰れると、はやく出勤するのが当たり前になっていた時のこと。いろんなことを思い出し、私は気づきました。仕事に惜しみ無く時間を費やし、その時出来なかったことが、たくさんあることに。
私は歯の治療をすることにしました。仕事が決まったら通院しずらくなるのだから、今がチャンスと思ったのです。すると、その「仕事が決まったら」という前提が自分に、目指すところを呼び戻してくれるのでした。歯の治療に行くことは、「仕事に行くための準備」をしているような気分にもしてくれました。
悩んでいても前に進まない。失業中だからこそ出来ることをやっておこうと、私は歯の治療の他にも出来ることを探しました。仕事を通して学び得た「問題点の摘出」を使って、私生活に目を向け、改善に没頭しました。
自分のいろんなことを整え実感したこと。
「何かを整えた自分は、今の自分より、解決策を多く持っている。」この先に、今日より経験値を上げた自分がいることを、思い出しました。