『あなたのコアは何?』〜アフリカで過ごした特別な夜
今日の本は
思考の法則
この本を少しずつ読み進めながら自分に落とし込む。その過程をnoteにしてます。
Talk 1 / Part2 Q03を読んで
Q3は企業らしさとコア・コンピタンスのお話。
✳︎コア・コンピタンスとは競争優位性、他には負けない強みのこと。
この言葉を聞いて私はモザンビークで過ごした特別な夜を思い出していた。それは2年前のこと、孤児院でミュージカル映画を創るワークショップに参加したときの話。初めてのアフリカ大陸、初めての孤児院、初めての海外ワークショップ…色んな初めてが重なり心躍っていた。メンバー11人と毎晩、今感じていること、自分が見つけた気づき、将来の話、そして、感謝の気持ちを伝え合った。そんな素敵な夜を重ねていく中で団長がこんな問いを投げかけた。
あなたのコアは何?
そうこの夜、私のコアが定まったのだ。日本でただ社会人をしていた頃、この問いと出会っていたらきっと何も浮かばなかったであろう。世界一周という夢を描きながらも、現実とのギャップに押しつぶされ、ただ毎日をこなしていた私には答えられなかっただろう。
では、どうやって私はコアを見つけたのか。
それは心がボロボロになった辛い経験からだった。身近な人が2人も立て続けに自殺し、自分に何か出来なかったのかと悔やみ人生に絶望したあの日、人の死はいつ訪れるか分からない、だからこそ夢を叶えようと思わせてくれたあの日に私のコアが燃え始めた。
今を生きる
未来でも過去でもない“今”を生きる。それが私のコアになった。モザンビークで団長が「あなたのコアは何?」と問うとき、これだ!と確信した。ごちゃごちゃに絡まってた糸がするりと解けていくような感覚だ。月明かりのもとに集い、心と心で会話をする、素敵な夜だった。
それからは生きづらさが無くなった。まるで自分の存在価値を見いだしたかのように日々がキラキラとしていた。
この経験をこの本の問いに当てはめてみると、腑に落ちて面白い。例えば、コアが見つかってないとしよう。そうすると、自分の強みが分からず色んなことに手を出していくしかなくなる。やっては、「あれ?違う?」の繰り返しでなかなか前には進めない。そうこうしているうちに他の人がどんどん前へ進んでいくだろう。それを見て、また焦りだす、といった悪循環が生まれる。これがビジネスだった場合は命取りになる。コアが定まるということは自分の将来のビジョンを描きやすい。あとはビジョンへ向かって方法を見つけて進むだけだ。
コア・コンピタンスは企業の心臓
私はそう解釈した。より強いコア・コンピタンスなくしては企業の成長に繋がらないのだ。人生においてもビジネスにおいてもコア(芯)が大事である。
Talk 2 / Part2 Q04を読んで
私は驚いた。Q3ではあんなに企業“らしさ”が大切だと言っていたのに、Q4ではとりあえず起業してそれから戦略を考えても良いと言っている。矛盾している!と思ったのも束の間、ここではアクションのスピードを意識させる問いだった。
確かにコア(企業らしさ)なんて簡単に見つかるものではない。それを探し続けていたらビジネスチャンスをどんどん逃していくだけだろう。様々なことを経験していくうちに“これだけは譲れない”というらしさが出会うのかもしれない。
このコア(らしさ)の構築と、ビジネスゲームを次々と展開できる発想・スピードをバランス良くやっていけることが成功の秘訣ではないだろうか。そして、最も重要なことは
最後まで諦めない
これに尽きる。
何事にも順応してトライし続けられる人ほど強い。
Talk 3 / 生きることは学ぶこと
noteの書き方が変わった。毎日本もしくは映画をみる習慣をつける実験をしている。その記録がこのnoteだ。この書き方を始めて気づいたことがある。それは知人以外からハートをもらえる、つまり誰かの読む文章になっているということだ。昔、インプットしたことはアウトプットすると身につくと聞いたことがある。このnoteはいわゆるアウトプットの場なのだ。
しかも、知らない人にアウトプットしてるなんて面白い。(読んでくれた人の学びになっているかは不明)
本や映画を自分に落とし込むためにこれからもnoteで言語化して自分の思考を整えていこう。
そう、生きることは学ぶことだ。
Ricky.
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